合歓山に登る(台湾)
2018年10月1日 (月)
台湾の山で、かろうじて名前を知っているのは、最高峰・玉山(ぎょくさん/新高山)
そこで玉山に登山することになった。
台風24号の動きが心配だが、どうやら逸れるもよう・・良かった。
ということで9月28日(金)、出発遅れの中華航空は成田を出発、一路 台北へ
20:30ごろ、台北の桃園空港に到着したとき、聞かされたのは
「きょうから10月2日まで 玉山国立公園は入山禁止になり、玉山には登れません」
、
お国柄で仕方ないことらしい。事前申し込みや外国人枠やら諸々の障害を乗り越えやってきたのに、あんまりじゃありませんか!
しかし、すでに台北に来ています。 どうしましょ?
① 台北観光 ② 事前申し込みが無くても登れる山に登る
どちらにしますか? もちろん②を選択 ・・・しっかしなぁ
ガイド氏のザックカバーには 台湾百岳(日本百名山のようなもの)が描かれている。
青で囲ったのが合歓山(3421m・登るのは五峰のうち三峰)、事前申し込み不要の山。
台湾の人は、まずこの山を登り、自分の力を測るそうだ。
右の赤囲いが今回登る予定だった玉山(3952m)。
合歓山の上の赤囲いは雪山(3952m)でお花の多い山、ぜひにと薦められました。
オレンジで囲ったのは隣の奇萊山(下の写真)です。
10月1日 いよいよ合歓山登山の日。
高所を走る道路からピストンで三つのピークを登ればよい。
まぁ、日本でいう乗鞍岳の感じと思います。
石門山
こんな感じで、ほとんど荷物もなく、階段をてくてく。
両側は細かい笹がびっしり。
合歓山東峰(合歓山最高峰)
「ほぼ山頂まで、階段地獄ですよ。」といわれました。
ホント。ツライ階段、段差がありすぎ。3000m超ですもの、酸素が薄くて、
足がもうれつに重い。
壊れた建物は、蒋介石時代の軍隊の遺物(スキー訓練場だったとか)
さすが3000m超の山、いい風がふいてくる~ 素晴らしい青空~
まわりに歩いていた人が見えない。あんなにいた登山者も、、ここまで来る人は少ないのかな? 森林限界は3000m越えていると思います
あの峰の奥が山頂だ。もう少し、、ガンバレ
やっと、山頂に着きました、
真ん中の人はガイド氏 バックの雪山がカッコイイ!!
下りは急だが、バンバン下りる。
花がたくさん咲いていた。日本のなにかと似ている花が多い。
野イチゴ(美味しい、葉が固い)
黄色のリンドウは日本で見たことはない
あっという間に雲が湧き、
あんなに晴れていたのに、下山した時、すっかり霧に巻かれていました(13:00すぎ)
台湾 五日間で、山は一日。
毎日の食事がとても美味しかった。
お腹いっぱい食べたけれど、体重は増えていなかった。
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