高尾駅前裏山巡り・・初沢山~金比羅山~四辻
2018年06月21日 (木) 曇
駅前から住宅街を抜けると、きんいろに輝く仏舎利塔が聳える(みころも霊園)。
広場の奥には池があり、錦鯉や亀たちが泳いでいる。鯉のえさをみんなで面白がってばらまくと、大鯉たちが寄って来てパクパク飲み込んでいた。
池の右から初沢山に登る。鬱蒼とした森、道は整備され、緩やかで信じらんないほどフカフカで歩きやすい。
山頂には初沢城跡の標柱が立つ。ピークをのっこし道なりに左に回り込むと、眼下に家々の屋根があり、低い雲のスキマに里山の小さなピークが並んでいる。
右側のフェンス(お墓との境)沿いをグングン下り、実践高校の脇を掠めて、みころも霊園の入口に戻る。
住宅街のなかの、金比羅山の小山がヤブに覆われ…と見えたが、ちゃんと登山口あり、取りつく。
近所の方々のお散歩道なのだろう。適度なアップダウンと照葉樹の森が続く。
最初のピークに石祠あり、これが金比羅さまかと思いきや、
ちょうど宮大工さんが修理に入っていたので、御堂の中を拝観させていただく。お話も伺う。
天井に描かれた、色鮮やかな四季の野草
鳥居の前の階段を下り、踊り場にあった看板で、この山の下が京王線のトンネルなんだと、理解。
踊り場から階段を下りず、左の住宅を掠めて右に回りこむ。
周りは住宅街のはずなのに、人の気配のない山の道。
静かで野趣もあり、駅近の山とは思えない。
じき【左高尾駅・右四辻】の道標に行き会う。南高尾山稜の始点だ。
ああ、ここか?と、ようやく現在地を合点する。
尾根通しに進むとやがて左側がひらけ、眼下に大きな墓園を望む(高尾霊園)。「あそこに下りるのよ」。「へ、下りられるの? 知らなかったわ」。
四辻の道標の、表示のない道を行く、ここを下るのは初めて、わくわく、
伐採のおかげで展望が良い。、所々、樅?の大木が残されている。
陽当たりも良いので、草が被って歩きずらいところもあったが、無事着地。
そこは高尾霊園の一角の犬猫墓地だった。
大きな墓石は「北島三郎の愛犬の墓ですよ」と墓地の人が教えてくれた。
坂道を下りつつ霊園を管理する高乗寺に向かう。
途中の寺山修司さんのお墓にお詣りする。忌野清志郎さんのお墓は、階段を登らねばならぬので、残念だけどまた今度。
お寺の「大心」というレストランに入り、コーヒーをいっぷく。だれかの注文したワラビもちに、楊枝がたくさんついてきたので、みなでおすそ分けをいただく。美味しかった。
お寺からは、裏道を辿り高尾駅に戻る。
高尾の駅近な山が、これほど静かで自然に溢れているとは、オ・ド・ロ・イ・タ
チダケサシ
【コース】高尾駅09:00-*みころも霊園(池)09:10(20)-初沢山10:00(15)-*10:40-金比羅山登山口10:50-金比羅神社11:00(30)-南高尾山稜へ11:45-四辻12:30-霊園12:45-大心(コーヒー)13:20(40)-*14:35- 高尾駅
【地図】昭文社:高尾陣馬 2.5万:八王子
ではまた~♪
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コメント
ba_sobuさん、こんばんは。
最後のチダケサシの写真が、季節感が出ていて良かったと感じました。季節の移り変わりは気が付かないうちに進んでいるようです。
投稿: AKIO | 2018年7月11日 (水) 19時23分
akioさん
晴れて暑いと、溶けそうだし 雨が降るとめちゃめちゃだし お天気に翻弄されている感じですね
高尾のチダケサシには驚きました 「もうこんな季節なのか」と、不意を突かれた気がしました。
暑さのせいか? パソコンが気まぐれです。
数日間、(windows)が立ち上がらず。気を取り直し、あれこれして、今無事動いていますが 不安です~~
*数日間というのは、最初のstop後、ビビッたわたしが、パソコンをほったらかしにしていたのでした。
投稿: ba_sibu | 2018年7月13日 (金) 14時39分