夏の安達太良、温泉ですよ❤
2018年07月21日~22日
安達太良山(1)の続きです。
二日目 22日(日曜)曇(濃霧)のち晴れ
夕べはずいぶん風が強かったが、静かな朝になった。。
しかし意外や雲が重く、霧も濃い、ま、どうせ晴れるでしょ。
ほっぺたに細かい霧がかかる。灌木の露がズボンを濡らす。たいしたことない、大丈夫。地面の石にずるっと動いた跡がいくつもあり、不思議だ。。。。
「風の仕業かな?」「小さな石で動いてないのもあれば、けっこう大きな石が動かされたりしてたり」「なんかの会報に”安達太良の一画に石が整列~風との関係”論文があったよ」
霧の中からウサギの耳が現れた(しゃくなげの塔)。
足元は細い尾根のようだが、てくてく快調に下る。霧が濃すぎだ。
こりゃ霧というより、小雨ともいえる。
岩が多くなってきた。クライミングする人もいるのかな?そんな切り立った岩をすり抜けていると、先頭から「胎内岩でーす」の声。小さな岩のトンネルを身をこごめて通り抜けた。
再び緑の灌木に縁取られた岩岩な尾根を下り、じき
眼下には、噴火のあとの、植物のない異次元の景色が広がった。
黒い大岩と敷き詰められた白砂が美しい。
所々に緑の島を配置した、神さまのセンスがすごい。
微かに硫黄の香りがしてきた、
下に沢が見える「あれが温泉?」「いえ、まだまだ先よ」
ややっ、向こうからマットレスを背負った若者が何人も登ってくる。ボルダリングの子たちだ。「この辺にはいい岩がいっぱいあるんで」。なるほど、手頃な面白い岩が林立している。あれなら私にも出来るんでない?
湯ノ花採り小屋の下、木橋の袂にザックを置き、
さっそく Tシャツ半ズボンで川に浸かる。
白濁のお湯じゃ 湯加減もよい
あら、あら、だれかさんはさっそくお顔に泥パック。
「この岩に頭を載せれば、ちょうど寝ころび湯になるわね~」
お尻の下は、ねっとりきめの細かい白い砂。
体中に美の精が染みこんでくるようで~❤
「今ね、若者2人が登山道を下ってきたけど、懸命にこっちを見ないようにしてたわよ」
…ふふふ、ガールズ?パワーは強すぎだね。
左の尾根に登り返し、温泉(の川)を見下ろせば。
あとは稜線を70分ほど、ゆるゆる下ればよい。
白糸の滝などを遠望しながら、沼尻Pには12:30到着した。
帰りみち、母成峠に立ち寄る。戊辰戦争のキーポイントの古戦場、
丘のような土塁に立ち、圧倒的な戦力の差に砕け散った会津軍に思いを馳せた。
今回も、大勢の方にお世話になりました。ほんとうにありがとうございました。
【二日目】避難小屋06:35-胎内岩07:30-湯ノ花採取場♨09:30(70)-(10)滝見11:50-沼尻P12:00→母成峠12:30(20)→郡山
【地図】昭文社:磐梯吾妻安達太良
ではまた~♪
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