春咲く山の道辿り 長尾山~日向沢ノ峰~大丹波川
2018年04月8日 (日) 晴ときどき晴れ
長尾ノ丸(長尾山958.4)の山頂にでたら雲がかかり寒い(5℃)は。
都県境尾根を西に向かう。
すぐ両側が雑木林になり、芽吹いたばかりの軽やかな景観がひらける。
都県境尾根、地味な尾根と思っていたが、なんと花の尾根だった。
ミツバツツジ
カタクリ
アカヤシオツツジ
イワウチワ
お花にすっかり満足したので もうすっかり登り終えたつもりになっていた。
おかげで、日向沢の峰までの登りがきつい。
12:30、ようやく日向沢ノ峰に到着した。すっかり晴れ上がっている
日原の山々、奥多摩の山々、その奥に丹沢、
さらに奥に春の雲にとろけそうな富士山が浮かんでいる。
踊平から獅子口小屋跡におりる。沢の源頭地形はまだ早春の景観で、
林床にはバイケイソウが緑の頭をもたげ始めたところ。
ネコノメソウ多数芽生えている、
赤い葯のハナネコノメ
コガネネコノメがゾロゾロ出てくると獅子口小屋跡だ、
日当たりの良い台地でいっぷくする
さていよいよ、大丹波川沿いの花の道を下る。
ワサビ田のあたりで、・・・ フタバアオイ
ヤマエンゴサクやアカネスミレが次々現れ、やがてニリンソウが加わった
しっとりした土を覆う緑の草地、白、水色、黄色の小花が散らばる。
頭上にはチドリノキの新緑が初々しく、澄んだ青空が広がっている。
沢を渉り高巻道を登り、そして下るとヒトリシズカの大群が現れる。
おっと、モノレールが出現。登山道上に敷設されているので、超歩きづらい。
登山道(木橋)を架け替えるのかも。
木橋は崩れかけているものもあり、ひやひやしながら渡る。
曲ヶ谷沢出合のアカヤシオはほぼ終盤。
右岸を歩いていると対岸に、見事なアカヤシオのピンクの塊が、
遠くても花の存在感は圧倒的。大木が、何本もあるのだろう、
西日を受け堂々と輝いていた。
【コース】大丹波川下降点P 08:00-長尾ノ丸09:10-日向沢ノ峰12:35(50)-踊平13:40-獅子口小屋跡14:25-曲ヶ谷沢出合16:25-P16:50
【地図】昭文社:奥多摩 2.5万:武蔵日原
ではまた~♪
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