浅間尾根に春がきた【探鳥会に参加】
2018年05月11日 (土) 快晴
雨の予報だったけれど、浅間尾根登山口に着くと青い空と眩い陽射しが待っていた。
きょうは探鳥の山歩きということで 大津雅光先生(『探鳥の山旅』著者)についていく。
小鳥たちもウキウキ?あちこちでピーヒャラ、チチチと賑やかなこと!
「ホラ、虫のような声、聞こえませんか、ヤブサメです」
耳を澄ませばガシャガシャジージーとか細い声、
山里のひらけた所では、ヒヨドリや、チーチチ(ホウジロ)が盛んに歌ってる。
「囀りと地鳴きがあります」 これは基本中の基本、
でもわたしは既に、先生の説明にはついていけてない。
「植林帯には虫が少ないので鳥もあまりいません」・・なるほどね、
やがて明るい広葉雑木林になると、良く聞くツピーツピー、
私はバカのひとつ憶えでシジュウカラと推量したら、ヒガラという。「きょうはヒガラが良く鳴きますね。シジュウカラに比べて早口なんですよ」(そうか、なるほど)とその時は理解したけれど、じつは区別がついてなかった。
やがて尾根に乗る。若葉が萌えたち、なんとも気分良い。「フルートのような綺麗な声が、聞こえますか?あの美声はコゲラです」
「あ今のは、メジロです」メジロなら知ってるけど、今聞こえるどの声なのか?
ぐぜりとは、あまりに気分がいいとき、鳥もつい鼻歌が出てしまう、その鳴き声のことだそうだ。
「あれ、ミソサザイです」 しかしこれを書いている今、その声を思い出せぬ。
チヨチヨピー「渡ってきたばかりのゼンダイムシクイ」いったいどんな姿形なのかしら?
ピチピチピチ、「警戒しているミソサザイ」ツーツーツー「ヤマガラ」、そしてアカゲラのドラミング。鳥の声は次から次にやって来る。
ま、ヒガラと思っていれば、きょうは80%当たってるようだ。
そんなこんなで、いつしか浅間嶺の山頂に着いていた。
ガスに包まれ、あたりはぼやっと霞み、新緑というよりまだ芽吹き。
幽玄な雰囲気を醸しだす。
下るに連れて木々の緑が増し、青い空が戻ってきた。
人里近くまで下るとギンバイソウが芽生え、
ヒトリシズカやチゴユリ、ヤマエンゴサクなど春の花のオンパレード
人家が現れると、何本ものしだれ桜の大木が満開の枝を垂らす。
【コース】五日市P 09:00→(バス)浅間尾根入口10:00(15)-一本松道標 11:15-浅間嶺12:25-一軒家14:40(20)-佛沢の滝BS 15:48→五日市15:52
【地図】昭文社:奥多摩
ではまた~♪
山域別レポ一覧は あしあとへ
| 固定リンク
「y」カテゴリの記事
- いにしえの甲州裏街道 丹波みちを歩く(2018.10.27)
- 浅間尾根に春がきた【探鳥会に参加】(2018.04.25)
- 残雪の山 守門黒姫(2017.04.07)
- 中倉山~沢入山 展望のプロムナード(2016.11.10)
- 羽後朝日岳(2016.10.01)
コメント