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大室山・・・黄金色の裏座敷

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2017年11月05日 (日) 晴 

 

大渡キャンプ場から登りはじめる。
道志川の流れは激しく、吊り橋は数年の間にすっかりボロくなった。
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まず大カツラの見物を。
もはや大樹の面影はなく、崩れる前にやっとこ足を踏ん張る老人の姿。

 

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さて、大室山だ
ガレ尾根の裏の踏み跡らしき?所を辿り、尾根にとりつく。
急尾根をグイグイ登っていると、ロープあり。 

 

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550m圏で檜林に延びてきた巾広道に出る。
左・大室山方向に進むと道志村の道標も現れる。林道から檜林に入る。
容赦ない急勾配、踏み跡はおぼろで時々道を失いそうになるが、どうにか登る。
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1時間ほどでようやく前方に光が溢れ、雑木林になった(800m台地)。
北東からステキな尾根が上がっており、野原吊橋に下りられるらしい。
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すぐ上が
久保分岐、この先の登りは、急勾配で単調で暗い。
が、20分もかからず尾根の右に雑木林が現れ、やがて尾根全体が雑木林になる。

 

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紅葉まっさかりの、紅色、だいだい色、黄色のグラデーションに圧倒される。
今すぐザックを下ろしたいけれど、1130mの広場まで頑張ろう。
11過ぎウエルカム・ブナ通過。標高1000mのすらりと美しいぶなだ。

 

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やがて小高くなり左に尾根を合わせる、道は左を巻いてゆく、
道は黄色に敷き詰められ、柔らかい感触をじんじん噛みしめながら、歩いていく。

 

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やがて1130m台地に出た(11:10)新旧の道標がたつ。
シートを広げお湯を沸かしランチ。

 

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「今から山頂までに行くのはもう無理かも」「大渡で時間をとりすぎた」
ここで昼寝して戻ってもいいけど…、それでは寂しいというので、
「ではブナ林までは行こう。13:00になったら戻る」と決める。

 

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錦秋の台地を過ぎ登りになると、荒れた感じになる。
岩っぽくなり、蔓が絡みつき、カラ松林がちょっくら現れる(カラ松も黄葉)

 

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大室山はまさにキントレ山。息を詰めるように、グイグイ登ると檜林で、
すぐ先が待望のブナ林の始まりだ。
12:45ブナ林の一番下に到着した。きょうはここがゴール。ブナ林に入ろう。

 

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跳ねるようにブナ林に飛び出る。真っ青な空に映る太いブナの幹と繊細な梢。
ここは山登りを始めて、最初に訪れたブナ林だ。
懐かしい景色、甘酸っぱい切なさ、まさに初恋の味っていうやつ・・??

 

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13:00下山開始。久保から野原遊歩道を辿り、野原吊橋にでる、
吊り橋から覗く道志川は、道志渓谷の名にふさわしい素晴らしい景観だった。

 

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【コース】野原P07:40-大渡キャンプ場08:10(+35)08:45-800m 圏10:00(20)-久保分岐B10:30-1130m圏A11:30(40)-ブナ林12:45(15)-A13:30-B13:50(10)-遊歩道14:30-野原吊り橋14:50-P15:00

 

【地図】昭文社:丹沢 2.5万:大室山

 

 

 

ではまた~♪

 

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コメント

ba_sobuさん、こんばんは。

大室山北尾根1130mあたりは、良さそうですね。最近は加入道ばかりで大室山はご無沙汰ですが、機会を見て未踏の大渡ルートを登ってみたいと思います。

投稿: AKIO | 2017年11月15日 (水) 20時15分

Akioさん こんばんわ
1130mだけに行くこともあります
http://1203.air-nifty.com/_aozora/2008/02/post_4be5.html

http://1203.air-nifty.com/_aozora/2013/11/post-78e0-1.html
和やかなお昼寝場、だれも来ません(おそらく)
かつては古びたベンチありましたが、今は道標だけ。

大渡、じつはかつての登山道の方に興味あります
大渡集落から吊り橋をわたり2回徒渉、するらしいです。
いったことありません。


投稿: ba_sobu | 2017年11月15日 (水) 21時47分

ba_sobuさん、

過去の2つのレポを拝見しました。

「吊り橋をわたり2回徒渉」とは道志川に注ぎ込む沢でしょうね。大渡の水汲み場の水源とも関係あるのかもしれません。1130mとからめて半日の山遊びに適しているようです。

投稿: AKIO | 2017年11月16日 (木) 13時55分

akioさん

古いレポをよんでいただけてありがとうございます
。。。。
大室山は以前定期便のように訪れていました
今回 また四季を問わずいってみたいと思いました。

大渡ルートはぜひ。

投稿: ba_sobu | 2017年11月17日 (金) 14時11分

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