米沢山北尾根~大鹿峠
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2017年11月12日 (日) 快晴
ルートは道の駅裏の林道からの送電塔巡視路を伝う。北
西尾根ゆえ陽が射さず、落葉の雑木林が寒々しい。
830m圏の尾根に出たとたん眩い光が溢れる、谷間から黄色の光が放出されているかのように、逆光は手前の木の幹や人影を黒く浮かばせる。
すぐ上に送電塔が建つ。「南アルプスが見えるぞ~」
先着の会話に励まされ、わたしも急ピッチで台地に出た。
送電塔台地からは緩やかな尾根道になる。北尾根随一の和み場で、前回のルート・・<尾根末端から歩いた(ブログなし)>とは、ここで合流する。
目の前には急峻な岩ピーク(1211m)がそびえ立つ。ピーク上には大栂が一本。
次のピークも岩尾根で、冬季はここいら雪と凍で恐かった。今は手がかり豊富、足場もそう悪くないので大丈夫。
最後のピークからは山頂への道は晴れやかな花道に思える。
ホイ着いた。先着2名が休憩中。ここからお坊山への楽しい稜線歩き。
赤い木の実など見ながら、リズミカルに歩いていく。なんの実か意見が分かれる。
お坊山西峰は狭いけれど、数人が展望を楽しむ。奥秩父から八ヶ岳とニセ八、
あれま、あれは北アルプスか?
私たちはお気に入りのお坊山東峰にてランチ。何年たっても変わらない広場。草原と伸びやかな若い雑木林、そしておだやかな空気に満たされている。
食後、大鹿峠に向かう。何度か歩いているが、この間のルートは分かりづらい。
エアリア赤線のハイキング道と安心しているから、なおさらドギマギしてしまう。
大鹿峠から笹子に下る。 この道、実は初めて。
紅葉を期待したが、標高が下がっても落葉ばかり。こういう林も好きなんだけど、前を歩く人のガッカリ感が何となく伝わって、どうか赤いモミジに出会えますように…なんて願っていく。 ・・・ おっ、紅葉してるよ!
やがて林道に下りる。対岸のオッタテあたりが黄色く照り輝いている。
この峠道、今は舗装されているが、かつては山道が細々と延びていたのだろう。
道証地蔵さんがここにいてくれて、頼もしかったろうな。
吉久保に出るまでの道すがら、「送電塔撤去工事」の資材が置いてあった。
「一基を撤去するのも大変だろうだなぁ」と、その方法が想像できないでいるだった。
【コース)甲斐大和07:11-道の駅07:45(10)-巡視路08:05-鉄塔09:05-1100m圏09:30-1211mP10:10-1230mP10:25-米沢山10:40-お坊山西11:40東11:55(60)-大鹿峠13:25-林道14:30-道証地蔵14:50-笹一15:50(25)-笹子16:21
【地図】昭文社:大菩薩 2.5万:笹子
ではまた~♪
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