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秋・モミジの日連アルプス

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2017年11月21日 (火) 快晴 

 

日連アルプスの絵地図を持って、きょうは紅葉ハイキング
ツツジの春の逆コースで、青田(おおだ)から出発。
沢沿い道をしばらく行くと送電塔に出会いその先に、ミニくさり場がある。

 

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上がりきると さっそく 紅葉のお出迎え

 

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宝山には先客(三角点はここにある)あったので通り過ぎ

 

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日連山をすぎ

 

紅葉に酔いしれつつ 初冬の陽射しを楽しみ、るんるん歩く

 

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杉峠 Img_8314r

うっかり鉢岡山に向かいかけたが、

 

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無事峯山のルートに戻り

 

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峯山到着・・すばらしい眺望、ベンチがあるのでお昼にした

 

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今回は八坂山まで足を延ばす(2.3分)
眺望が小さいが、杉集落に下りられるルート地図があった。今度歩いてみよう

 

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金剛山にはあっけなく着き
急降下道を、ガンガン下り やがて鳥居の立つ登山口に出た
暑いくらいの陽射し!!

 

日連川から眺める 宝山~日連山 

 

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【コース】日連神社P10:00-宝山374.2m△11:00-杉峠011:50(+15)-峰山12:25(45)(+10八坂山)-金剛山13:30-登山口14:00-ストーブ屋14:30(20)-P15:00 
【地図】日連アルプスマップ(前回
藤野駅でゲット

 

ではまた~♪

 

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大菩薩は 長峰☆☆だよ


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2017年11月19日 (日) 快晴 

 

甲斐大和からのバスは補助席まで埋まる。小屋平では5、.6人下車し、次々に笹の道を上がっていく。下の登山道からは軽装のランナーたちが道路を横切り山に向かっていく。きょうは早歩きレースの当日とか…。

 

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じんじん寒いが、登りのおかげで体が温まってくる。林道を越え、カラマツから、石丸峠の 草原に出る。大きな富士山や南アルプス一望の素晴らしい景色。

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前方の小金沢山辺りに白い木々?。「霧氷かな?」「間に合うかな?」
足取りを速め稜線に向かう。

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辿り着いた牛の寝通りの石丸峠は霧氷の木々に囲まれていた。
これからが長いんだけど、しばし霧氷の世界に浸る。
見上げている間にも、枝先の氷がポロポロ溶け落ち、氷は落ちながら朝日を受けて輝く。

 

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10:20、牛の寝通りに入ったが、ここの木々も霧氷に飾られ、眼下にも点々と白い木…。
10分ほどで米代(よねしろ)の分岐で、いよいよ長峰を下る。

 

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下る下る。気を抜く隙はなく50mほど下り、尾根がおちついた。じき枯れたスズタケがびっしり、歩くのに苦労はないが、かつてゲキヤブ地帯だった所だろう? 

半分朽ちてる老木。この辺りは倒木が多く、道が塞がれ歩きづらい。

 

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そんな森を過ぎると、広大なカラ松林になる。点々と残る巨樹の切り株。

 

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広々としたカラ松林の。ゆるいアップダウンを、トントントンと快適に歩く。

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高みにはアセビの緑。松林も現れ美しい緑。
大きく南に巻いたのが最初の1370mと思う。
そろそろ白草の頭かなぁと期待するが、その奥にもまたピーク。なかなか着かない……

 

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元気な大木のハリギリや、これまた元気なミズナラやブナの立ち並ぶ一画に腰を下ろしランチにした。

 

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長峰がこれほどの巨樹の尾根なんて、知らなかった。
静かで深くて、なんとも楽しい尾根歩き。

 

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目の前のピークを上がり、次もまた、そしてまた次も…、深い落ち葉で足の半分が埋もれてしまう所もあり、わいわい楽しみながら枯れ葉を蹴散らし、

 

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アップダウンを重ね、13:30ようやく白草の頭(△1321.5m)に到着。
三角点は落ち葉に埋もれそうだった。

 

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ひとくだりで大きな 老ミズナラを見たが、カネツケの頭はそのあたりだったと思う。
名札に気づかず通りすぎた。

 

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どんどん高度が下がってくると、 赤や黄色のもみじが出てくる。
まだ 空は青い。秋空に鮮やかな色がよく映える

 

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七本木山の神は、そんな尾根の 途中におかれていた。

 

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尾根はますます平坦になり、いつしかヒノキカラマツの植林になった。
このあたりが「長者殿」らしいという、
複雑な起伏が、山城っぽい???。 

 

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目の前に小高いアセビの丘が現れ、埋もれそうな三角点(八丁坂三角点)を見る。

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いよいよ最後の大急降下がはじまる。
ザクザク深い落ち葉を踏んでいく。5分もしないで尾根が分かれ、右には×(深城に下る昔のルート)、私たちは左の、尾根とは思えない急降下。

 

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バランスをとりながら、できるだけジグザグに下る。
眼下に緑の湖が見える。力を込める足?いや膝?が痛い。
最後は尾根の右の道を、大きくジグザグに下ると、葛野川ダムの車道に下りられる。

 

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とうとう歩けた 長年の夢・・長峰。
長かった分だけ長時間楽しめた。素晴らしい一日だった。
ありがとうございました。

 

【コース】甲斐大和08:10→(バス950円)小屋平09:10-石丸峠10:10~石丸峠B 10:20-米代10:30-白草ノ頭13:35-七本木山の神14:50-八丁坂三角点15:15(10)-拓道橋16:00(25)→(タクシー6400円)笹子16:21 
【地図】昭文社:大菩薩  2.5万:大菩薩峠、七保
 

 

 

ではまた~♪

 

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五日市・金比羅山と戸倉城山

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2017年11月16日 (木) 快晴 

 

たしか金比羅尾根は下っているが、昔のこととて、詳細はすっかり忘れた
五日市の市街から山に入ると、山懐に囲まれた里の風景が待っている。

 

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しっかりした山道は、緩やかに登ってゆく。日当たり良く、道端にはアザミやリュウノウギクが咲いている。公園らしく、イロハモミジの鮮やかさは見応えがある。

 

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やがてサザンカのトンネルに入っていく。赤、ピンク、白…。上も、横も、奥も、そのまた奥も…、

 

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足元は散り落ちた花びらの絨毯だ。

 

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花に酔っているうち目の前がひらけ、展望台に出る。

 

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さらに石段を上がると琴平神社。せめて金比羅山には行ってみたい。その手前に大岩っていうのがあるらしい。ちょっと迷うが、神社の裏に見事な大岩群を見つけることができた

 

Img_7910r   裏から見ると倍以上の高さがある

 

次は金比羅山だ。日の出山に向かう道の適当なところで尾根に乗る。
前方の何となく小高い場所のヒノキに「金比羅山」の名標発見。
尾根の名にもなっているのに、地味すぎるお山だ。

 

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林道を跨ぐ橋に出て、下の林道に下りた。「星竹林道って、なぁんかロマンチック」
車の来ない林道を、お喋りしながら緩やかに下る。

 

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落合橋に出たが、目を付けていたランチに良さそうな河原は、全てキャンプ場やらBBQ施設、柵で囲まれ施錠されていた。
「いっそ城山まで行ってしまおう。マップによれば往復1時間だから、30分で山頂にいかれるわ」と、秋川街道を渡り、とりつく。(30分は大甘だった)

 

ステキな孟宗竹の竹藪。さらに登るとヒノキも現れ、ヒノキと孟宗竹が混在する。

 

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今日はじめての勾配に、アゴが出かかるが、「上に行かねばお昼にはありつけない」と頑張った。やっと尾根に出たら、荷田子峠への分岐だった。。

 

送電塔の脇を擦り抜けつつ、「次のあのピークだ」と頑張る。

 

登り着いたら『城山へあと0.3㎞』だって、がっかり、

 

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前に見えるあのピークだよ、きっと」せっせと上がる、
ふたたび急勾配。喘ぎつつ到着すると『城山へあと0.2㎞』(出丸ピーク)、

 

そしてついに山頂に到着。無事お昼にありつけました。

 

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きょうは最後がMAXの登りになったのに、ようガンバッタ。
この界隈、冬に向けての、里山をめぐるいろいろなコースが組めそうです。

 

Img_7994r           西戸倉への道

 

【コース】武蔵五日市08:50-五日市中09:00-金比羅公園展望台10:00-金比羅神社10:20-金比羅山10:50-星竹林道11:00-落合橋12:00(20)-荷田子分岐12:45-戸倉城山13:05(40)-西戸倉14:15-戸倉bs 14:40→(\200)武蔵五日市P 15:00
【地図】昭文社:奥多摩 秋川渓谷マップ  

 

ではまた~♪

 

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米沢山北尾根~大鹿峠

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2017年11月12日 (日) 快晴 

 

ルートは道の駅裏の林道からの送電塔巡視路を伝う。北
西尾根ゆえ陽が射さず、落葉の雑木林が寒々しい。

 

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830m圏の尾根に出たとたん眩い光が溢れる、谷間から黄色の光が放出されているかのように、逆光は手前の木の幹や人影を黒く浮かばせる。

 

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すぐ上に送電塔が建つ。「南アルプスが見えるぞ~」
先着の会話に励まされ、わたしも急ピッチで台地に出た。

 

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送電塔台地からは緩やかな尾根道になる。北尾根随一の和み場で、前回のルート・・<尾根末端から歩いた(ブログなし)>とは、ここで合流する。

 

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目の前には急峻な岩ピーク(1211m)がそびえ立つ。ピーク上には大栂が一本。

 

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次のピークも岩尾根で、冬季はここいら雪と凍で恐かった。今は手がかり豊富、足場もそう悪くないので大丈夫。

 

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最後のピークからは山頂への道は晴れやかな花道に思える。
ホイ着いた。先着2名が休憩中。
ここからお坊山への楽しい稜線歩き。

 

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赤い
木の実など見ながら、リズミカルに歩いていく。なんの実か意見が分かれる。
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お坊山西峰は狭いけれど、数人が展望を楽しむ。奥秩父から八ヶ岳とニセ八、
あれま、あれは北アルプスか?

 

私たちはお気に入りのお坊山東峰にてランチ。何年たっても変わらない広場。草原と伸びやかな若い雑木林、そしておだやかな空気に満たされている。

 

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食後、大鹿峠に向かう。何度か歩いているが、この間のルートは分かりづらい。
エアリア赤線のハイキング道と安心しているから、なおさらドギマギしてしまう。

 

大鹿峠から笹子に下る。 この道、実は初めて。

 

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紅葉を期待したが、標高が下がっても落葉ばかり。こういう林も好きなんだけど、前を歩く人のガッカリ感が何となく伝わって、どうか赤いモミジに出会えますように…なんて願っていく。 ・・・ おっ、紅葉してるよ!Img_5114r
やがて林道に下りる。対岸のオッタテあたりが黄色く照り輝いている。
この峠道、今は舗装されているが、かつては山道が細々と延びていたのだろう。
道証地蔵さんがここにいてくれて、頼もしかったろうな。
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吉久保に出るまでの道すがら、「送電塔撤去工事」の資材が置いてあった

「一基を撤去するのも大変だろうだなぁ」と、その方法が想像できないでいるだった。

 

 【コース)甲斐大和07:11-道の駅07:45(10)-巡視路08:05-鉄塔09:05-1100m圏09:30-1211mP10:10-1230mP10:25-米沢山10:40-お坊山西11:40東11:55(60)-大鹿峠13:25-林道14:30-道証地蔵14:50-笹一15:50(25)-笹子16:21
【地図】昭文社:大菩薩 2.5万:笹子 

 

ではまた~♪

 

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続いて加入道山・・・ 小春日よりを楽しむ

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2017年11月9日 (木) 晴 

 

”道志の湯”奥の登山口Pには数台の車。平日に登山客なんて珍しい。

 

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なだらかな道は黄金色に埋もている。中でもダンコウバイの鮮やかさがきわだつ。
1時間ほどで東屋に到着。

 

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ひと息入れ、さらに紅葉の美しき高なりに入っていく。真っ青な空と黄葉紅葉。おまけにぽっかり富士山も姿を見せてくれた。なんという豪華な道だろう

 

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登るほどに真っ赤に染まったカエデたちに感謝しながら、ゆっくり、味わって登る。加入道山のの一番美しい時はまさに今。こんな良い景色、急いで過ぎてはもったいない。

 

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やがて昔の大理石採石場が現れる、その先から岩が多くなり、注意が必要だ。

 

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稜線に出てからは、ブナの大木を眺めながら、最後の登りをがんばる。
ぶなはすっかり葉を落とした。でも柔らかく暖かいこんな日、明るさという恵みを与えてくれる。ありがたし。

 

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山頂に到着、だれもいない。さっそく新しい避難小屋を調査する、木の匂い芳しくとても綺麗。
ベンチでお昼をいただくと、みんな心からくつろいで、きょうはここでゆっくりして、お山を下りましょう、ということになり、誰もいないのをよいことにお昼寝zzzz・・・。ツルウメモドキが枯れ木に花を咲かせていた。
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ではまた~♪

 

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大室山・・・黄金色の裏座敷

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2017年11月05日 (日) 晴 

 

大渡キャンプ場から登りはじめる。
道志川の流れは激しく、吊り橋は数年の間にすっかりボロくなった。
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まず大カツラの見物を。
もはや大樹の面影はなく、崩れる前にやっとこ足を踏ん張る老人の姿。

 

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さて、大室山だ
ガレ尾根の裏の踏み跡らしき?所を辿り、尾根にとりつく。
急尾根をグイグイ登っていると、ロープあり。 

 

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550m圏で檜林に延びてきた巾広道に出る。
左・大室山方向に進むと道志村の道標も現れる。林道から檜林に入る。
容赦ない急勾配、踏み跡はおぼろで時々道を失いそうになるが、どうにか登る。
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1時間ほどでようやく前方に光が溢れ、雑木林になった(800m台地)。
北東からステキな尾根が上がっており、野原吊橋に下りられるらしい。
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すぐ上が
久保分岐、この先の登りは、急勾配で単調で暗い。
が、20分もかからず尾根の右に雑木林が現れ、やがて尾根全体が雑木林になる。

 

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紅葉まっさかりの、紅色、だいだい色、黄色のグラデーションに圧倒される。
今すぐザックを下ろしたいけれど、1130mの広場まで頑張ろう。
11過ぎウエルカム・ブナ通過。標高1000mのすらりと美しいぶなだ。

 

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やがて小高くなり左に尾根を合わせる、道は左を巻いてゆく、
道は黄色に敷き詰められ、柔らかい感触をじんじん噛みしめながら、歩いていく。

 

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やがて1130m台地に出た(11:10)新旧の道標がたつ。
シートを広げお湯を沸かしランチ。

 

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「今から山頂までに行くのはもう無理かも」「大渡で時間をとりすぎた」
ここで昼寝して戻ってもいいけど…、それでは寂しいというので、
「ではブナ林までは行こう。13:00になったら戻る」と決める。

 

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錦秋の台地を過ぎ登りになると、荒れた感じになる。
岩っぽくなり、蔓が絡みつき、カラ松林がちょっくら現れる(カラ松も黄葉)

 

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大室山はまさにキントレ山。息を詰めるように、グイグイ登ると檜林で、
すぐ先が待望のブナ林の始まりだ。
12:45ブナ林の一番下に到着した。きょうはここがゴール。ブナ林に入ろう。

 

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跳ねるようにブナ林に飛び出る。真っ青な空に映る太いブナの幹と繊細な梢。
ここは山登りを始めて、最初に訪れたブナ林だ。
懐かしい景色、甘酸っぱい切なさ、まさに初恋の味っていうやつ・・??

 

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13:00下山開始。久保から野原遊歩道を辿り、野原吊橋にでる、
吊り橋から覗く道志川は、道志渓谷の名にふさわしい素晴らしい景観だった。

 

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【コース】野原P07:40-大渡キャンプ場08:10(+35)08:45-800m 圏10:00(20)-久保分岐B10:30-1130m圏A11:30(40)-ブナ林12:45(15)-A13:30-B13:50(10)-遊歩道14:30-野原吊り橋14:50-P15:00

 

【地図】昭文社:丹沢 2.5万:大室山

 

 

 

ではまた~♪

 

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