のんびり 初秋の八幡平②
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2017年9月7日 (木) 快晴
のんびり 初秋の八幡平① からの 続きだよ♪
予報は雨に向かう傾向、でも朝方には岩手山も見え、薄日も射しているような・・
7時過ぎ、サブザックで軽快に出発。
八幡平の山頂のヤブラに登ってから、北の草ノ湯分岐に向かい湿原を歩く。
ロマンチックな彷徨感覚?を味わいながら、草紅葉のはらっぱ漫歩。
草むらにはエゾオヤマリンドウの青や、イワショウブの赤い実(写真・下)が点々とあり、種になったシシウドやネバリノギラン、キク科の草たち。ゴゼンタチバナ、マイズルソウなどなど、いろいろな草が実を結び、冬支度に大忙しだ。
下り勾配になると、遠景の空の森の彼方に七時雨山のシルエットが浮かぶ。
8月に知ったばかりのこの山、昔から八幡平の東にこんな風にいたんだな、
知り合いが増えたようで嬉しい。
8時半、早くも草ノ湯分岐に到着した。今回は左折だがその前に30分だけ草ノ湯方面を散策する。ただただ広いこの湿原の、今が、一番美しい時。
こんな広く静かな所に誰も来ないなんて・・、
気持ちよい風に吹かれながら、最高の贅沢を味わってる。
1秒でも長くいたいけれど時間切れ。
草ノ湯分岐から、田代沼方面は、笹と樹林帯シャクナゲが点々とあり、来年の芽を付けている。楽しい実たち
そして田代沼には ミツガシワの葉やヒメシャクナゲの穂が残っている。 ミツガシワの葉と サワギキョウの花
田代沼からは北西に下る溝状のイシゴロ道は、超歩きずらい。
ついに雨が降ってきた。蚊にさされそうでひたすら急ぐ。
アスピーテラインの車道に出た時はホッとした。
じき左に大深温泉への細道が分かれ、後生掛へは温泉の手前の道を行く。
道標がないとは意外だ。 公園のような、ステキな林の中の道。
30分後、しゃくなげ茶屋に出る。
自然研究路は現在周回できず、2箇所の見どころにはピストン。
泥火山や大湯沼マッドポットなど、ひととおり見物した。
白濁の素晴らしいお湯にとっぷりと浸かる。
ここで名水を3リットル確保し、食堂でお昼をいただき、あとは14:05発のバスでねぐらに戻るだけ。ゴクラ・ゴクラク♪・・雨足が強い中、傘をさしてバス停に向かった。
ところがところが、時刻表を良く見るとバスの運行日云々…の但し書き
本日は運行日でないって?、ウソでしょ!! うわっ、パニック。
が、仏さまのような方が通りがかり、・・・ 事なきを得た。
閑散とした レストハウスの駐車場
八幡沼は 15:00を過ぎたばかりなのにうす暗く、夕方のよう。
今夜も薪ストーブのお世話になる。
小屋は暖かく、お湯も沸かせ、明かりも採れ、一石3鳥。
きょうは 仏さまにも会えたし・・本当によい日だった。
(2日目)曇~雨 小屋 07:10-八幡平山頂07:30(10)-草の湯分岐 08:30(10)(+30散策)-田代沼09:50-車道10:40(10)-大深温泉11:00-しゃくなげ茶屋11:30(+60自然研究路)-後生掛温泉12:30(入浴、食事)-BS 14:00 → レストハウス14:25-小屋 15:05
のんびり 初秋の八幡平③ に続く
ではまた~♪
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