遙かなる山頂・南八甲田②櫛ヶ峯
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2017年8月6日
素晴らしい青空。朝の光の中を出発、
昨日歩いた湿原の向こうに、駒ヶ峯が、その奥に櫛ヶ峯の三角形が並んで見える。
地獄峠を過ぎ、ササを漕ぎ、えぐれた沢を渡ると、登山道が少し広い。
「ここ、テント場かも?」(10年前のエアリアに記載あるが、最新のにはない)
駒ヶ峯登山口・・う~む、なかなか厳しそうな道だ・・を通り過ぎる。
「わぁ~!」一斉に歓声が。登山道の左下に広大な湿原(黄瀬田型萢)。
雲海の向こうに戸来山、三ッ岳
【御鼻部山 】(十和田湖畔)と【櫛ヶ峯】の分岐の道標(さんざ熊に遊ばれた)
現在十和田方面への道はない。
これほどの緑に私たちだけ。最高の贅沢を噛みしめつつ、一歩また一歩、目の前の櫛ヶ峯を左に回り込むように進む。
やがて登りになると、笹が繁茂しだす。えっさ、えっさ。狭い伐り開きをかき分け辿り、岩混じりの登り坂に汗を滴らす。
南と西はすでに白色、北八甲田の山々がずんずん消えていく。最後まで粘るのは東の展望。黄瀬萢に延びる木道や、濃い緑の樹林帯がハッキリ見える。ときおり陽が射しこめば、直下の青草がビロードのように輝く。
1時間ほどゆっくりしたろう。東側のガスが動き始め、展望が見えたり消えたりする中、櫛ヶ峯を後にする。
湿原まで戻ると、来る時にはなかった花々が迎えてくれた。
テント場に戻ったのは 12時半
であった人 ・・・ 櫛ヶ峯の下で ソロの女性 「白神岳、岩木山、続いてここに来た」という 長靴履き。 逞しい!
続いて二人のパトロールの方。 駒ヶ峯と乗鞍岳の情報をいただく
その結果、私たちは、駒ヶ峯を止め、乗鞍岳に登ることにした。
【コースタイム】テント場05:30-地獄峠06:00-駒ヶ峯入口 06:20-櫛ヶ岳入口☆07:00(10)-広大な湿原木道-沢 ★07:30-ササ08:00-櫛ヶ峯08:30(60)-★10:30-木道黄瀬萢へ10:40-☆10:55-地獄峠11:55-テント場12:25
遙かなる山頂・南八甲田③乗鞍岳 に続きます
ではまた~♪
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