残雪の山 守門黒姫
写真はポップアップウインドウ、クリックすれば拡大します
2017年4月1日 (土) 曇 ~ 2日(日)晴
(1日目) わかん登山、
鏡平から国道252、左の道へ入り、浅草大橋を越えさらに左折してとりつきに。
まず林道に沿った破間川の橋を渡る。(橋を覗くリーダー↓)
林道をしばらく歩き、下黒姫沢に下降する
沢幅が狭いところでは、雪庇などの様子を見ながらサッサと過ぎねばならないが、
源頭近くまで詰め、左岸の尾根に乗る(上黒姫沢との中間尾根)。
ブナの大木が増えてきた。
じきに勾配がゆるみ、大ブナに囲まれた小さな台地にのった。
ここでテントの設営を済ませ、
サブザックで黒姫に向かう。
目の前に広がる景色は雪と木々の織りなす洗練されたデザイン。
やがて稜線に立った。そこはガスに覆われ、空気がしんしんと冷えている。
さらに尾根が切り立っている場所は、わかんのエッジを効かせストックを尾根の反対側に突き、トラバース。少しの距離だが緊張する。
13:50黒姫の山頂に到着
三角点は雪の下だし、ガスの中ではただただ白い丸い広がりあるのみ
寒いので、下山
ピストンすると思っていたら、稜線の途中から、真下の急傾斜を一気に下るという。
信じらんないほどの急勾配。最初はへっぴり腰になって転んだけれど、コツが分かればすいすい行ける。
高度が下がるにつれ雪が重くなり、わかんがハマって脱出に苦労。
オレンジ色のテントがぐんぐん近づく。
テントの近く、やどりぎの果実あり 目の高さ。
(2日目)すばらしい朝。
下ってしまうのは もったいないが、この景色をしっかり目に焼き付けて山を下りる。
スノボーのシュプールは深い
下るにつれ、雪は重くなり、歩きづらくなってくるが、
徐々に春の気配が濃くなる
木々たちは、すっかり春を準備して、
破間川はもう、すっかり春を知っていた。
今回も リーダーはじめ、みなさまに大変お世話になりました 感謝。
(一日目) 鏡平→とりつき07:10-林道終点(ワカン装着)下黒姫沢に下降08:25-中間尾根に09:30-900m圏テント場10:20/11:10-稜線13:10-黒姫 13:50(20)-稜線から下り14:30-テント場15:50
(2日目) テント場08:00-P09:50
では また~♪
山域別レポ一覧は あしあとへ
| 固定リンク
「y」カテゴリの記事
- いにしえの甲州裏街道 丹波みちを歩く(2018.10.27)
- 浅間尾根に春がきた【探鳥会に参加】(2018.04.25)
- 残雪の山 守門黒姫(2017.04.07)
- 中倉山~沢入山 展望のプロムナード(2016.11.10)
- 羽後朝日岳(2016.10.01)
コメント
ba-sobuさん、こんばんは。
写真を見ていると、この辺りはまだまだ雪が多いですね。山スキーに良さそうな地形に見えました。
最近は装備が良くなって軽量化されているようですが、雪の中のテント泊は結構な重量になるでしょうね。
投稿: AKIO | 2017年4月 9日 (日) 19時20分
Akioさん、こんにちわ
スキーの人は斜面の好きな所を滑っています
日曜日は好天のため多くにパーティが上がっていきました。 苦労して上まで行って 僅かな時間で下りてしまってもったいなくはないのでしょうか?
テントは共同装備だったのでわたしは楽をさせていただきましたが(一人用テントのみ)、ドーム形大テントを持った方は、重さのため一人雪を踏み抜いてしまい、早々にわかんをはいていました。
雪は大分柔らかくなっているようですね。
投稿: ba_sobu | 2017年4月10日 (月) 17時32分
ba_sobuさん、
おっしゃる通り、登りはヒーコラ登っても滑降はアッという間です。もったいないので、丁寧にターンをして滑降していました。しかし、荷があまり重いと楽しさも半減するので、個人的にはベースから日帰りの軽装で行く山スキーが好きでした。(40年ほど前の話ですがー苦笑)
微妙なバランスで踏み抜かずに行ける時に、踏み抜いてしまうと疲れますね。
投稿: AKIO | 2017年4月10日 (月) 22時12分
遅くなってごめんなさい
雪を踏み抜くと疲れるってまさに!
ずっとずっと昔、犬を連れて陣馬を(超超・裏道から登った時)犬は踏み抜かずスイスイ行くので 大変羨ましく思ったこと、思い出しました
投稿: ba_sobu | 2017年4月22日 (土) 00時01分