尾名手川を歩く…
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2017年3月19日 (日) 晴れ
平野田休養村から林道を南下、腰掛から山に入る。
巨大な堰堤や赤い橋は記憶にないが、いつ出来たのだろう。
橋を渡り堰堤をすぎ、道は杉林の中へと続き、川を高巻いて登っていく。
いったいどこまで登るのだろう。早く下りたいが危うい地盤の崖では無理。
次の沢が分かれる辺りでなんとか・・降りられた。
下りた所は岩岩たっぷりな、小滝も見える楽しげな雰囲気。
私はザックから長靴を取り出す。浅い岩床なら気にせず歩ける♪、♪
やがて両岸とも崖のせり出すゴルジュ。
「ここは左岸でしょう」大岩に登る斜面が見える。
右岸も行けなくはない?沢の中に怪しげだけどロープも垂れる。
「でもやっぱり左岸!」、猫足駆動で一気に岩の上に乗ると、結構な高度感。
対岸は危なかしいフガフガな斜面で、こっちにして正解。
この先にもうひとつ岩が続き、落ち葉の経路を慎重に経づる。下る時も落ち葉に隠れた崩れ石に気を遣いながら、無事河床に立つ。こんなゴム長でも案外使える。
春の川は音もいい。ハナネコノメ、
楽しい沢歩き
すると左岸の一画に、幾層もの岩が重なる崖が現れた。
苔に覆われ、止めどもなく落ちてくる玉の水。
つい見とれてしまい、崖の前から動けないでいた。
3回目の高巻きをクリアし、再びハナネコやらワサビ(葉)やらを見ながら、歩く。
やがて、ランチ場によさそうな台地が目に入った。
落ち葉をザクザクいくと、かたくりの葉があちこちに覗いている。
その一画に申し訳ないが、腰を下ろす。(2輪だけ咲いていた)
水遊びはここで終了。この尾根にあがることに。
川を左に見て、急な尾根を登っていく。右の植林の中に沢状の凹みがあり、石垣の崩れたのが見える。ワサビ田だったのかな?炭焼き窯跡かな?小屋跡のような小平地もありと、生活の匂いがする、
さらに上へ。 ヤヤ!大きな家屋が現れた。
養蚕農家らしい構えは、廃屋とはいえ往時の立派さが偲ばれる、
私たちは屋敷の裏の杉林を登る。
急登な上に伐られた杉が放されているので、歩くのに難渋。
前を見よ!高なりの向こうは明るいぞ。
ようやく植林帯を抜けた。待ってました雑木林、落ち葉の積もる雑木林。
なおも急登を900m圏まであがれば、その先は夢のような道のり。
こんな尾根が人知れずあり、、今歩いているなんて、すごいな
尾名手尾根が近づくにつれ、再び勾配は増すが、大いなる落ち葉道を心ゆくまで楽しみながら歩いている。
石祠をみて、じき760m峠に出た。ここで左折。
今までとは違い急降下、ひたすら下る。はるか眼下には家の屋根が見えるが、どうやってあそこに降りるのだろうかと心配になるが、
道を辿ると里に降りられた。駐車場所の平野田休養村まで歩いて10分の所だった。
【コース】平野田休養村P07:50-車道から腰掛集落に08:15-赤い橋渡り右岸高巻き-尾名手川09:15-左岸(岩)高巻く10:00~10:20-崖清水11:00(10)-カタクリ・ランチ12:10(50)-廃屋13:40-杉林から雑木林に14:00-尾名手尾根14:50-1098mピーク 15:00-祠15:20-分岐15:40(10)-車道16:15-P16:25
【地図】昭文社:高尾陣馬 2.5万:猪丸
ではまた~♪
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