まだら雪残る・・大栂の春
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2017年3月23日 (木) 曇
道志の森からブナ沢のとりつきまで1時間弱の林道歩き。
道が整備されたようだ。これなら車も入れたろう。
ブナ沢とりつきには【菰釣山登山道入口】という新しい道標が設置された。
ブナ沢沿いの雪はたいしたことなく、グングン高度を上げ、
あっという間に乗越へ到着したが。 残念、、曇り空とは恨めしい。
雪を踏みながら登山道を歩く。わずかに標高が上がっただけで雪の質が変わる。
菰釣山あたりではキシキシと締まって気持ちよい。
菰釣山に到着、あ~あ、やっぱし、、富士山は雲の中。
遠くの展望は不発だったが、
隣の1192(いいくに)m峰が妙に存在感をもって鎮座してる。
スズタケがほとんど枯れたので、快調に下れる。
デッカイぶなに雪が付いていると、黒い幹が鮮明で、きょうは一段とかっこよい。
大樽(おおだる)に近づくにつれ雪が薄れ、地肌が現れるほどになる。
さぁ、次のあの高みが大栂。菰釣山より180mほど低いので楽な感じ。
ここからの登りがヤブ漕ぎで大変だったのも、今は昔になった。
大栂でランチの間、アラレが舞いだした。
「東尾根のハリギリだけは見てね!」、みなを誘い、カラミで出発。
織戸峠への分岐で左折、前方に横たわる太い尾根をグングン下る。
下るほどにステキな巨木たちが現れる。
ぶな、しなのき、・・
そうしてハリギリとご対面。【ハリギリ=山菜】と思っていた友人は、辺りを睥睨するような巨木は想像を超えていたらしい。
来た道を戻り、
最後にまた林道歩き。
木立の中にぼうっと浮かぶ赤いのは芽吹く直前のカエデの梢、とか、丸っこい大きめ小鳥でギャァギャァ鳴くのはカケス、とか、水辺でピーヒャラ美しい声で謳うのはミソサザイとか、いろいろ教わりながらのんびりと・・・。
この辺りの春は少し遅い。ダンコウバイやアブラチャンはまだ固い蕾だった。
(復路での菰釣山にて、一瞬青空が覗いた。ドキドキする。)
【コース】道志の森キャンプ場P08:15-ブナ沢とりつき*09:05-ブナ沢乗越09:40-避難小屋09:45(10)-菰釣山10:25(15)-大栂11:25(30)(+30東尾根)-菰釣山13:35-乗越14:10-*14:35-P15:25→道の駅
【地図】昭文社:丹沢 2.5万:御正体山
ではまた~♪
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