西丹沢・赤沢の大カツラ
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アップのタイミング、遅くなってしまいました。
2017年2月4日 (土) 快晴
道志キャンプ場に駐車。奥の別荘の住人(犬散歩中)とお話し、高指~富士見峠の道は、かつては木馬みちだったと教えて貰う。
朝の林道の様子
水晶橋を経由し登山口に。尾根の上は ひなた道だ。
雪は少ないがカリカリ凍っている。 尾根を左に巻き、峠へのトラバースは、、、心配ていたけれど、あっけなく通過できた
城ヶ尾峠に来ると、なぜかいつも晴れやかな気分になれる。
峠からは南に下りる。雪は無し。しっかしこの道、けっこう危ない。
最初の沢で警戒警報!緊張しつつ高巻きクリア(A)。
その先の、以前から崩れていた所(B)(高巻く)の方が、今や歩ける道になっていた。
今回はこの2ヶ所以外の危険な所はなかった。
AとBの間では、 こんなブナとか
ミズナラの巨木に出会えた。
時間の余裕があるので、じっくり鑑賞できる。
幹が凹んでいるミズナラ
道はヒノキ林の城ヶ尾山支尾根に沿って下るようになる。
左側には、スズタケ衰退のおかげで、ステキなぶな林が目の前に現れる。
1100mあたりの広尾根を、ちょっくら寄り道してみる。
きょうはもう1つ下の尾根をくだるのだ。
信玄平に向かう道が右に逸れていく地点が1084mなので、その尾根。
小山の雑木林は薪炭林。炭焼きや薪採りには地蔵平から来たのだろうか?
その中には、青々とした葉をまとうものがある。
近づいて見れば、立派なツルマサキが巻き付いていた。
やがて巨木ばかりの涼やかな尾根に変わる。
ブナやツガたち一本一本を愛でつつ行くと、耳元に川の音……。
もう赤沢出合に着いてしまった。
さっそく大カツラに会いに行く。
赤沢左岸沿いをゆるゆる歩く、カツラは対岸にある上、緑に囲まれ見にくいのだとか。
目をこらしていくが全然分からない。そのとき
「あ、あれ!、あれ!」
「えっ、どこ?」 「ほら、あそこ」 そう言われてもどこなんだか?
日当たりのよい出合いに戻りランチをいただき、大界木山南尾根でもどることにした。
厳密には主尾根でなく、西側の支尾根。
ブナの巨木が次々に姿を現すので、、驚いたり喜んだり。
「一本たりとて見逃すまいぞ」と意気込み、木々に触り、贅沢に時間を使う。
やがて主尾根と合流、ぶな林の核心部だ。
定点ブナもすっくと立つ、カッコイイ全身を青空にさらしている。
これは定点ブナでないかな
尾根のスズタケずいぶん減ったこと、私でも分かります。
おかげで落ち葉の敷き詰められたぶな林が広がり、すいすい歩けるし・・・
嬉しいような、ちょっと淋しいような複雑な気持ち。
そのまま尾根伝いに高度を上げる。
まぁ所々、スズタケの枯れ残りがあるが問題はない。
奥野歩道も確認してあるし、いよいよ大界木の前山?のピークという所で、右にはなごみの若いぶな林が広がっていた。みんなそっちに行っちゃったので、
わたしは行こうかな?どうしようかな?と思いつつ、少し上に登ってからトラバースを試みたら、斜面は砂のような崩れやすい岩で、多少びびった。
アブナイアブナイ 西丹沢恐るべし、油断禁物。
おがくずも新しいアカゲラさんの作品
大界木山着は15:00、時間に余裕があると思っていたけど、いつの間にこんな時間。
国境尾根には夕日が射し込み、どんどん気温が下がってくる。
「朝とは違う道の方が面白そう」と浦安峠へ下りる、林道歩きがけっこう長い。
城ヶ尾峠経由と大差ないか、ヘタすると余計がかかったかも。
まぁ、17:00前には駐車場に下りれたのだから、いいってことよ。
【コース】道志キャンプ場P 07:50-水晶橋08:10-峠入口08:40-城ヶ尾峠09:20-1028m10:30-赤沢出合11:30(大カツラ)13:00-大界木山主尾根13:40-大界木山15:00-浦安峠15:50-P16:50 【地図】昭文社:丹沢 2.5万:中川
ではまた~♪
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