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羽後朝日岳

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2016年9月18日 (日) 快晴 

夜っぴいてかなりの雨ふり。テントに水が浸み上がり、マットの裏はびっしょり濡れ、テント生地に触れていたダウンも濡れた。

Img_0004_r   部名垂林道終点近くのテント場は アケボノソウが群生する


朝がたには雨が止んでおり、部名垂沢に増水はなかった!
沢装備をして登山開始、まずはゴロゴロ石の川原歩き、けっこう長い。

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堰堤を巻ながら行くが、何個目かのとき左岸添いに踏み跡があるのに気づいた。

最後の堰堤を過ぎたところで、部名垂沢は狭まり、石は大きくなり、歩くのにエネルギーが要るようになる。右に迫り上がる崩れ山は二番モッコの一部か?よくまぁこんなに石が流れてきたもんだ。それも不安定なヤツばかり。

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600mあたりの二俣で右に入ると石はますます大きくなり、小さな滝を越えながらの、沢歩きの雰囲気が出てきた。

Img_0071_rフジバカマ(写真)、

Img_0078_rダイモンジソウ(写真)。
オヤマリンドウ、キオンなど秋の花が目に楽しい。

部名垂沢の核心部に近づく二俣(700m)は左俣に入る、
ゴーゴーと滝音が聞こえ、10m滝が現れた。
ロープが垂れているが、ホイホイ登れる訳でなく、一人づつ越えていく。
とっつきは足がかりが見えず腕力勝負。そのあとは足場を探りながら登れる。

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滝口までは良き踏み跡が延びるが、右に落ちるとマズイので慎重に。

滝口で対岸に渉る。次の5m滝は左岸を巻くが、ガザガザの岩の重なりで全く気が抜けない。登る毎、大きな石が靴の底を流れる。今回一番緊張したところだ。

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狭まった流れの底の赤い石が、なんとも美しい。

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苔の付いた3mほどの滝は、高巻く  (いかにも手つかず感・・・・)

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ますます急登になり、細い岩壁を踏ん張り、両側の草や笹を掴みながら行く。

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やがて視界がひらけ、広大な笹原が目に入った。そしてコルに到着。

この先”登山道はない”といっても、良く見れば踏み跡があり、外さないように進めばよいが、たまには苦労しながら、稜線に出た。
目の前にはまさに東北の山なみが広がる。

Img_0130_r    あれが 羽後朝日。

盛夏はさぞかし見事な花畑だったろう。今でもハクサンイチゲやウスユキソウなどが咲き残っていた。

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ウメバチドウは今が盛り。

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花に浮かれているとすってんころり。そうか、今フェルト底の沢靴だった。
一歩一歩慎重に登っていかねば。

ふと気づけば正面に道標が。 朝日岳に到着だ。

Photo_3

曇空ながらも見晴らす山々は、憧れの和賀岳を筆頭として、白岩岳、田沢湖を介して秋田駒、右に岩手山。見下ろす谷はどれも深く、二番モッコや志度内モッコをのせた尾根尾根はジオラマのよう。
圧倒的な自然の強さを感じた。

Img_0164_r   あれが 和賀岳

さて下山。ガラガラ岩の通過とロープ10m滝の下りが不安だが、何はともあれ集中、集中。コルまでは快調に、急な溝の下降も快調だった「。

でガレガレ石のトラバースはトップのイメージを頭にクリア、ロープの10m滝もどうにか無事クリアした。一人ずつ降りるので時間がかかるが、その分休憩できるってこと。

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その後の危険箇所はないが、 自覚は無くても足がよれているので、慎重に歩かねばと、なるべく三点確保的に。かっこ悪いけど仕方ない。
時計を見ては、堰堤が早く出てこないかなと思っていた。


Img_0211_r    あ、最初の堰堤だ

さ、歩こう。アレマ、先頭がこけた、思ったとたん、私もこける。
後ろの誰かも転けている。
コケコケしながらも、どうにか石ゴロを越え、途中で左岸に延びる踏み跡に入る。
夕闇の迫る中、「足元注意」「頭上注意」と声を掛けあい 堰堤の数もカウントしつつ進み、河原に出る。薄闇の中には見覚えある風景(リーダーさすが)。ピンポイントの林道入り口で、ヘッドランプの灯りをたよりに10分ほどでテント場に到着した。

驚いたことにテントはビショビショ、標高280mのこの地には雨が降ったらしい。
ということは、昨夜の土砂降りも、低い所だけだったということだ。

晩ごはんのメニューは何だったか、疲れていたので、あまり覚えていない。
とにかくその夜はぐっすり眠れた。

Img_0082_r   沢沿いに咲いていたオヤマリンドウ

【コースタイム】テント場05:40-川原05:50-最後の堰堤07:00-左岸セセリ出る08:00-10m滝09:30〈30〉-5m滝赤い岩ガレ 10:15〈30〉-コル11:00-朝日岳1376m12:10(25)-コル 13:20-赤い岩・5m滝14:00ガレ〈20〉-10m滝 14:40〈20〉-左岸セセリ出る16:00-堰堤17:00-道へ17:55-テント18:05
【地図】2.5万:抱返渓谷、羽後朝日岳 

山域別レポ一覧は  soon あしあと

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