屏風岩山から高川山へ
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2016年10月18日 (火) 晴れ
初狩駅を降りた、秋の空気がむんむんする華やかな朝、
キリリと男前な滝子山
屏風岩には何度かおりたけれど、登るのは初めて。下山のことは記憶になく、慎重に行くしかないと、地図を片手に歩き出す。
山に入る道はヤブに埋もれ、な~んか信じられない感じ。
ささやかな踏み跡を辿り尾根上に、、ややスッキリしたと思ったが、最初のピークに上がると一面ササでがっかり。
その後は ようようルートらしくなり、
コウヤボウキや、狂い咲きのヤマツツジの花を眺めながら、ひたすら上がる。
上がりきったピークに三角点(736.1m 一ノ沢の頭)、現在位置が明らかになった所で祝いのいっぷく。すぐ先が屏風岩なので、またもや展望のいっぷく。
快適な尾根道を順調に辿ると、お次は大岩。こちらは屏風岩のようなインパクトはなく、単なる休憩場所。その先は岩が多くなるので、滑らぬように気を遣いながら下っていく。
少し下ると大きな岩を回り込む。これが大岩?。そのまま岩づたいにどんどん下っていくが、「な~んか道が分かりにくいね」「変じゃない?」ということになり、戻った。
この赤テが、直角に曲がるべきポイント だった。
そのまま鞍部におりると「鍵掛峠」のプレート、
そこから急登のピークが770mで、右方面が近ヶ坂峠。私たちは左折する。
赤松林の明るい尾根歩きとなり、恩賜林標が点々と続く。
気分良く、ひたすら羽根子山を目指して歩く。、咲き残りのトリカブトがちらほら。紅葉は微妙に始まったかなというところ。ぐいっと上がると「神馬沢の頭」(871m)である。
すらりとしたコナラ林が続く。適度なアップダウンをすぎ、到着した羽根子山。
名標プレートが新しい。
超狭い岩ピークで、お弁当場所の確保にひと苦労。どうも落ち着かず、そそくさとお昼を済ませ、緩やかな尾根をひと下りして休む。その尾根は涼やかな上、石が点々と連なり面白い。
午後の部、うっかりこの尾根を下ってしまう。ルンルン歩いていたが、またもや「変じゃない?」「あらま、高川山があっちにあるわ」とまたもや戻る。
羽根子山に戻り、ちゃんとコンパス当てる。そうそう、この岩の細い縁を回り込むのです、そうするとロープあります、ご明察! 無事下山再開。
足下にはヤマグリ(イガ)が敷き詰められてる、今年は豊作なのかな。
さぁ下山は急な道、ころばないようにゆっくりと。
道はつるつる滑りそう、足も心も緊張する。
今回は男坂でも女坂でもなく、玉子石コースで下山。
沢沿いの道は歩きにくい所もあった。無事玉子石に対面、ここから林道に入るので「ヨカッタ」と思ったが甘く、実は林道こそ、くせ者だった。苔付きで恐ろしいのだ。
(かつての)シイタケ場(今簡易トイレあり)まで来た。乾いた道になり、やっと安心して歩ける。すると道沿いに咲く花々にも目が届く。 サラシナショウマそよそよ、
沿道のお寺や石垣など懐かしく、お喋りを愉しみながら初狩駅に戻った。
今日たくさん歩いたのはね、たくさんの時間、山にいたかったからだよ、
秋の一日、いっぱい楽しめて良かった。
【コース】初狩07:07-とりつき08:10(+15)-ササピーク08:50-三角点(一ノ沢の頭)09:25(10)-屏風岩09:45(10)-大岩10:20(+20)-20-鍵掛峠11:00-770m(10)-カンバ(神馬)沢の頭12:05-羽根子山12:20(30)(+30)-高川山13:55(20)-沢コース分岐14:40-玉子石15:05-初狩15:40
【地図】昭文社:高尾陣馬 2万5千:大月・都留
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