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富士山大室山・魅惑のブナ森と、歩き残した精進道を


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2016年10月25日 (火) 曇から雨 

8月富士山五合目から精進道を富士風穴まで歩いたので、その続き。

きょうは、せっかくここまできたので、大室山に登ってみよう。
県道・鳴沢富士宮線の富士風穴入口でタクシーを下車、歩き始める

 

20分ほどで大室山ブナ広場に到着。
う~ん、期待していた.紅葉はまだまだ、今年はだいぶ遅れてるよ。

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背負子山の丘と、大室山のデッカイ腹に挟まれたはばひろの道を行く

↑は 勘違い。 
背負子山の北側を走る林道でした、とんだ大回りをしてました。

 

しっかり道は延びているが、なんたって青木ヶ原の樹海だよ。 慎重にね。 

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「わ~、美味しい匂い~」
カツラの大木の葉が散って 黄色の葉が一面に敷き詰められている。

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右側の大室山の腹に 踏み跡がないか いちいち立ち止まり、
みなで考えながら行くので、時間がかかる。

 

マァこの辺でしょう、と登りはじめた
カラ松林の中に しっかりした仕事道を捉えたよ。このまま行こう

 

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アセビの森を抜けるとカラマツ広場。前方に見えるのが大室山頂だ

 

きっちり南西にコンパスを合わせ、登っていく
時々 テープを見るが 古く取れかけているのが多い

 

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とにかく南西。

 

1
山頂と思った凸は笹に覆われる。 右に回り込む踏み跡が現れる

 

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そのまま進むと山頂の雰囲気となり
到着

 

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お天気は悪い、霧が出てきた まずい。そしてついに雨が降ってきた。

 

というわけで、休まず 南峰に向かう
なんと 笹にハッキリと踏み跡がある

 

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ゆるく下り 少し登る
なんとも良い雰囲気 ゆっくりしたい場所

 

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右に分かれる道はおそらく火口に出る道、霧が濃くなってきたので、スルー

 

2


三角点があるはずだけど、見つからないまま 展望台?に出てしまう。
あ~ん。きょうは何も見えない

 

3


雨風強い 早く降りたくなってきた

 

ということで 大室山の下山はより慎重に、・・・ 進路は東北だよ

 

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それでもぶなも楽しみながら  帰りはあっという間だった、

 

ぶな広場まで戻り ようやく おちついてお弁当にありつけました

 

 

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後半は 歩き残した 精進道

 

な~んか 樹海っぽくない  傘を差して歩ける道だよ

 

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テンナンショウの実

 

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むむむ、溶岩地形になってきました。

 

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樹海っぽい

 

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こんな石像物もあり

 

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樹海だ

 

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そして、車の音は聞こえると 立派な舗装路となり

 

無事 赤池に到着しました。

 

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【コース】河口湖08:44→(\5140-県道鳴沢)富士宮線登山口09:10(10)-大室ぶな広場09:35-コル-大室山11:15-南峰展望地11:30-大室山11:45(15)-メガネ穴分岐12:35-ブナ広場13:05(20)-県道鳴沢富士宮線13:40-赤池15:20→河口湖
【地図】昭文社:富士山 25000:鳴沢 「富士山を見る知るハイキングガイド」

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比丘尼城址~金山~雨生山・・・三河の希少種を訪ねて

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2016年10月20日 (日) 快晴 

三河って遠い。愛知のはじっこ、静岡をこえて、浜名湖の向こうだよ。

登山口は、新城(しんしろ)の比尼城址下の駐車場
丘尼城址いったいは「世界の桜の園」という公園になっている。
歩き出したとたん
ピンクの小花が現れる。 エンシュウハグマという固有種だそうな。

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丘に上がると白いノギクが点々と見える。シブカワシロギクっていうとか、
全体にこぶりで、淋しい感じ。 花は小さく舌状花少なく 葉は 細長く厚みと照りあり。

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ソバナ、オケラ、コウヤボウキ、ワレモコウ、オミナエシなど、花の名を数えながら歩いていく。

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可愛いハギはマルバハギ。

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そこここにヤマハッカの青い花、ウメバチソウは咲き始め。
金山へは色んな道がありそうだけど、楽そうな、谷になるべく下りなくて済みそうな経路を選ぶ。

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送電線を潜り、樹林帯に入ると、赤い幹の照葉樹の森で、沼津アルプスを思い出した。
林道を跨ぎ、上がりきると三角点の「金山」。

その後 緩やかな下りが続くいていく、
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突然、ハダカの土の台地が現れ、そこに
しけたマツムシソウがポツン、ポツンとさいていた。

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これが ミカワマツムシソウという、固有種なのだ。
全体のイメージは貧相。 花は小さい、舌状花の数は少なく、筒状花だけのもある、
色も薄い。葉も淋しく、栄養不足という感じ・・・

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しかし、この花、養分のない土地に、健気に咲いている花なのだ。
ミツバチはちゃんと分かっていて、次々に訪れる。

次に現れたのはムラサキセンブリ。色は濃く可憐。シャンとした立ち姿。咲き出したばかりで蕾の方が多い。

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そろりと雨生山に向かう、栄養の少ない土地は樹木もか細く、背が低い、松だって針のような葉のネズミサス。ノバラも、実が付いているサルトリイバラも棘ドケトゲ。

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足元には低いササが茂り、間にヤマハッカ、アキノキリンソウ、リンドウ、
シブカワシロギク、普通のヨメナなどチラホラ見える。ときおりムラサキセンブリの姿も。

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雨生山山頂は展望なし。

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さてさて、どう下ろう?地図では山頂からすぐの道が近いみたい。【新城→】という白プレートも誘惑的。ということで、急降下道をガガッと下り始めた。

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いやはや途中から強いササ繁茂で、道を失いかける。急降下ということは岩っぽいということ、展望は抜群だけどさ。

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まぁ無事に、2基の送電塔を過ぎ、牛小屋の前に下りる事が出来ました。
後は田舎道を、
朝の駐車場に戻る。

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まだ陽の高い15時。でも帰路につくにはほどよい時間だ。

【コース】城址下P10:30(10)-比丘尼城址11:15-林道11:40(10)-金山12:05-東の裸地(ランチ)12:40(30)-雨生山13:40-人家牛小屋14:20-P14:40(20
【地図】新城市ホームページより  2.5万:新城 


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屏風岩山から高川山へ

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2016年10月18日 (火) 晴れ 

初狩駅を降りた、秋の空気がむんむんする華やかな朝、

Img_0437_r     キリリと男前な滝子山

屏風岩には何度かおりたけれど、登るのは初めて。下山のことは記憶になく、慎重に行くしかないと、地図を片手に歩き出す。

山に入る道はヤブに埋もれ、な~んか信じられない感じ。

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ささやかな踏み跡を辿り尾根上に、、ややスッキリしたと思ったが、最初のピークに上がると一面ササでがっかり。

その後は ようようルートらしくなり、
コウヤボウキや、狂い咲きのヤマツツジの花を眺めながら、ひたすら上がる。

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上がりきったピークに三角点(736.1m 一ノ沢の頭)、現在位置が明らかになった所で祝いのいっぷく。すぐ先が屏風岩なので、またもや展望のいっぷく。


         屏風岩からImg_0463_r              ワーイ素晴らしく大きな富士山。

Img_0467_r          三ッ峠に鶴ヶ鳥屋山も、

快適な尾根道を順調に辿ると、お次は大岩。こちらは屏風岩のようなインパクトはなく、単なる休憩場所。その先は岩が多くなるので、滑らぬように気を遣いながら下っていく。

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少し下ると大きな岩を回り込む。これが大岩?。そのまま岩づたいにどんどん下っていくが、「な~んか道が分かりにくいね」「変じゃない?」ということになり、戻った。

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この赤テが、直角に曲がるべきポイント だった。

そのまま鞍部におりると「鍵掛峠」のプレート、Img_0498_r

そこから急登のピークが770mで、右方面が近ヶ坂峠。私たちは左折する。

赤松林の明るい尾根歩きとなり、恩賜林標が点々と続く。

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気分良く、ひたすら羽根子山を目指して歩く。、咲き残りのトリカブトがちらほら。紅葉は微妙に始まったかなというところ。ぐいっと上がると「神馬沢の頭」(871m)である。

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すらりとしたコナラ林が続く。適度なアップダウンをすぎ、到着した羽根子山。
名標プレートが新しい。
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超狭い岩ピークで、お弁当場所の確保にひと苦労。どうも落ち着かず、そそくさとお昼を済ませ、緩やかな尾根をひと下りして休む。その尾根は涼やかな上、石が点々と連なり面白い。

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午後の部、うっかりこの尾根を下ってしまう。ルンルン歩いていたが、またもや「変じゃない?」
「あらま、高川山があっちにあるわ」とまたもや戻る。

羽根子山に戻り、ちゃんとコンパス当てる。そうそう、この岩の細い縁を回り込むのです、そうするとロープあります、ご明察! 無事下山再開。

足下にはヤマグリ(イガ)が敷き詰められてる、今年は豊作なのかな。

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高川山には2時到着。雲が湧き富士山は頂上だけ。

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さぁ下山は急な道、ころばないようにゆっくりと。
道はつるつる滑りそう、足も心も緊張する。
今回は男坂でも女坂でもなく、玉子石コースで下山。
沢沿いの道は歩きにくい所もあった。無事玉子石に対面、ここから林道に入るので「ヨカッタ」と思ったが甘く、実は林道こそ、くせ者だった。苔付きで恐ろしいのだ。

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(かつての)シイタケ場(今簡易トイレあり)まで来た。乾いた道になり、やっと安心して歩ける。すると道沿いに咲く花々にも目が届く。
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                  サラシナショウマそよそよ、

沿道のお寺や石垣など懐かしく、お喋りを愉しみながら初狩駅に戻った。
今日たくさん歩いたのはね、たくさんの時間、山にいたかったからだよ、

秋の一日、いっぱい楽しめて良かった。

Img_0565_r  初狩駅には独特の雰囲気がある  このまま残っていて欲しいな。

【コース】初狩07:07-とりつき08:10(+15)-ササピーク08:50-三角点(一ノ沢の頭)09:25(10)-屏風岩09:45(10)-大岩10:20(+20)-20-鍵掛峠11:00-770m(10)-カンバ(神馬)沢の頭12:05-羽根子山12:20(30)(+30)-高川山13:55(20)-沢コース分岐14:40-玉子石15:05-初狩15:40
【地図】昭文社:高尾陣馬 2万5千:大月・都留
 

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秋の日のんびり‥風吹大池へ


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2016年10月7日(金)8日(土) 

1日目(晴れ)

北野登山口からの風吹岳
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登山道
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焼山~妙高の展望

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ブナ

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ダケカンバ
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またブナ

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またダケカンバ
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ダケカンバ

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オオシラビソの森を下る  大池は近い

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風吹山荘

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大池へ散策。。。 草紅葉
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大池  池の周りの紅葉は終わる

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風吹岳に登ろう オオシラビソ

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山頂から大池方面の展望無し 妙高側はひらけていた

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隣の岩峰Img_0306_r
その夜の満天星空ショーは夜半まで続いた・・・               けれど・・・・・・

。。

2日目(雨時々曇)

朝から雨、で、予定していた白馬大池に行く気は失せて のんびり出発

さよなら テントサイト、手前が水場

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うわ~ 広大な湿原が。。。

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燃えてるぜ105_r
オオシラビソの森に入る 良い香り

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ゴザンタチバナ

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シラタマノキ
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ツルリンドウ


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オオシラビソImg_0368_r
カヤネズミの巣

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白馬乗鞍見える、天狗原までもう少しだ

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まだ登るの? エイコラサ

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天狗原の一角に出ました

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木道 こんな感じ

Img_0398_r歩く歩く

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木道は続く
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よく降りますねぇ154_r

そして幹線と合流
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天狗原はびしょびしょ

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栂池平は、 雨にも負けず 人は多い 店は混んでいた

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ロープウエイ終点の栂池の温泉で暖まり、バスで白馬駅に出て 無事終了、
めでたし、めでたし。


(1日目)中土→(タクシー4000円)北野登山口12:45(10)-風吹岳アト1.5/3.5㎞14:10-風吹山荘15:20/15:50 風吹岳16:20-山荘16:45(泊) 

(2日目) 山荘08:30-笹目尾根分岐09:00-天狗原アト3㎞/5㎞09:45-天狗原12:40-栂池平14:00=ゴンドラなど=栂池15:00→(バス)白馬

2日目の朝 ごろごろしていないで 池の周りを一周しておくのでした・反省 weep

最後にパァッと、初日にであった紅葉を !

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日の出山☆変身麻生山


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2016年10月4日 (火) 晴 

日の出山登山口バス停の駐車場が出発点。

熊野神社にお詣りしてからと、鳥居から山道に延びる石の急階段を上がると、岩肌にへばりつくように、水天宮、お稲荷さん、熊野宮の祠が祀られている

Img_0027_r           おいなりさん

川沿いの車道を山の奥に入って行く。車道沿いには秋の花が咲きそろい、旧友と再会したような懐かしさ。キバナアキギリ、セキヤノアキノチョウジ(キリツボ)、ミゾソバ。土手一面を覆うのは、赤紫のツリフネソウや、繊細なシラネセンキュウだ。奥にも数軒家があり、最奥の家は大きな造りだった(滝本)。

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山道に入ると土が硬い上に雨の後ゆえツルツル、ゆっくり慎重に登ることにして、くろも岩分岐下に着く。そこは大きく見晴らす伐採地。前回(29-594 07.11.28)は、伐採中。

くろも岩に。前は入口の岩しか見ていなかったので、今回ちゃんと回ってみると、奥に巨岩が控えていた。灌木に覆われ全容が見えづらく、まことに損な岩である。

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くろも岩分岐から日の出山には魔の大階段が待ち受ける。傾斜は少ないものの、容赦なく歩かされる段々の羅列に、ビビらされる。(実際は歩き易い)写真は下山時

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山頂から展望すばらしく、大山丹沢の山々、目の良い人は東京方面のスカイツリーも見えるという。先客2人、入れ替わりに2人と、静かなきょうの日の出山だった。

Img_0085_r  山頂の3Dな方位盤

次の麻生山はスッキリした三角錐をしている。(前回の記録では「展望なし、特徴無し」と酷評されいた) 道中はヤクシソウやヤマホトトギス、ミゾハギ、ツリフネ、キリツボ・などが 咲き乱れる、

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やがて麻生山への登りに入り、10分ほどで山頂に出る。
「およよ。なんと展望の良きこと!」ベンチが新設され、伐採の結果、日当たりも良くなり、今はツルリンドウの群生地になっていた。
10年の歳月でこれほど変わるのも里山ならではだ。

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さて本命の白岩の滝は、2回ほど明るい林道に出る、そこから、暗い山道への突入はイヤなんだけど、しかたなし。やっと沢音が聞こえてきた時は、ホッとした。

Img_0142_r   後から思えば それほど悪くないワ


遊歩道入口の説明より
「白岩の滝は3つの滝で構成されています。上位の滝は、落差が約15mあり、途中に約7mのテラスを持っています。(テラスの下半分↓)

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中位の滝は、幅1m~3m、落差が約12mあり、70~80°の急斜面を水しぶきを上げて滑り落ちます。

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下位の滝は幅4~5mと広く、落差が約8.5mあり70°前後の岩肌を滑り落ちます。」

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さらに中位の滝と下位の滝の滝壺付近では、かつて雨乞いが行われていたとか、なかなか歴史的な滝のよう。


【コース】日の出山登山口P 9:00-熊野神社(20)-滝本09:45-馬頭観音10:35-くろも岩11:00(+20)-日の出山11:40(30)-麻生山13:15(15)-白岩の滝14:30・林道15:00-白岩滝BS15:20-P15:40
【地図】昭文社:奥多摩 2万5千:武蔵御岳 

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九鬼山、池の山尾根と東尾根

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2016年9月27日 (火) 晴 

ひっさしぶりの火曜隊、というのに、田野倉駅から登山口になかなか着けない、悪い夢を見ているような気がした
踏切の対岸にお寺の屋根と神社の鳥居を見つけた時、やっと現況と地図が一致。

Img_0297_r_r     御嶽大神社で安山祈願

札金峠への幅広の舗装路は札金沢沿いをゆるゆる登っていき、
やがて左に廃屋『札金温泉』の蔓に覆われた看板を見る。

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『池の山コース』入り口はその対岸。登山道は沢を越え山に延びていく。
いかにも里山らしい雑木林の緩やかな尾根。
青空も、ふりそそぐ陽射しも久々で、こうやって自然を歩ける幸せを思う。
右は展望あり、富士山や、桂川と富士急沿いに開けた町が見晴らせた。

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足元にはヤマハッカやオケラの花(写真)、

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頭上にはステキなクサギの実(写真)、赤いガマズミの実など点々と光る。

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雑木林にはさまざまなきのこ。テングタケ(写真)、黄色いベニヒダタケ、白いのは全て毒きのこ?。他にイグチやヤマドリの仲間たち、ホコリタケやツチガキ、ホウキタケ類、旨そうな真っ赤なタマゴタケも見つけた。

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池の山は何の変哲のないただの盛り上がり。目立たぬ山名板の下に三角点あり。

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木洩れ日のありがたさを痛切に感じながらさらに登ると、禾生からの愛宕山コースと合流した。左には崩れた石垣や鳥居?の跡のようなのがあり。

急登のヒノキ林になり、道をジグザグ辿っていくと『天狗岩→』の標識が。
もちろん行く。5分ほどするとぽっかり開けた崖に、丸い岩が突き出ていた。

こわごわと岩に乗り記念写真。優れた展望地であるが、ここで寛げる人は天狗さま級の神経の持ち主だろう。
         
  Img_0333_r_r      天狗岩にて

再びヒノキ林の急登をえっさえっさ、額に汗の玉を滴らせながら行けば、ポンと富士見平の近くに出た。すでに富士山は雲の中。

九鬼山山頂でランチ。静かな九鬼山、眺望の北側は霞んでいても、扇、百蔵を前景に大菩薩の山々が連なっている。ひときわカッコイイ雁ヶ腹摺、湯ノ沢峠の白ザレも見え、遠くに雲取や飛龍の姿を見る。旧友たちと久々に邂逅した気分だ。

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さて、東尾根を下る。富士見平を過ぎ、杉山新道分岐(久美山)を過ぎ、快適に尾根道のアップダウンをこなしていく。余り踏まれていない感じで所々草や倒木が被っており、エアリア赤線にしては道標はなくテープも僅か。

私が最後に歩いた10年前の記憶には薮はなかった。各ピークで方向を地形図と照合しつつ、871m点に出ると、うわっ、ススキで埋もれそう。10年前の記録を読むと、『一面の伐採地』とあった。日当たりよき伐採地は今や前方も足元も見えぬササヤブに変貌してしまった。Img_0367_r

笹の下の道筋を失わぬよう進むと、道が二手に分かれている。
「聞いてないよ、こんな分岐」と一瞬うろたえたが、小さなプレートが立つ。
「左朝日小沢・右鈴ヶ音峠~高畑山」  岩殿クラブさんありがとう。

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ここは右。すぐ薮から抜けると、涼やかな雑木林に変わる。道は明瞭で、頭の地図に現在地を描きながら、小さなアップダウンを繰り返していく。

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15時過ぎ道標の高指に到着、ここでタクシーコール。
ふー、あと30分だ。

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どんどん下り鈴ヶ音峠に出ると、callしたタクシーが待っていた。
猿橋JRではちょうど良い10分待ち。駅売りアイスが乾いた喉にしみた。

【コース】田野倉09:05-??札金温泉・とりつき10:00-池の山10:50-禾生から合流11:15-天狗岩11:50-九鬼山12:15(45)-杉山新道分岐13:10-900m13:15-871分岐14:05-高指15:05-鈴ヶ音峠15:35→(\3970)猿橋16:13
【地図】昭文社:高尾陣馬 2万5千:大月・都留
 

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羽後朝日岳

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2016年9月18日 (日) 快晴 

夜っぴいてかなりの雨ふり。テントに水が浸み上がり、マットの裏はびっしょり濡れ、テント生地に触れていたダウンも濡れた。

Img_0004_r   部名垂林道終点近くのテント場は アケボノソウが群生する


朝がたには雨が止んでおり、部名垂沢に増水はなかった!
沢装備をして登山開始、まずはゴロゴロ石の川原歩き、けっこう長い。

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堰堤を巻ながら行くが、何個目かのとき左岸添いに踏み跡があるのに気づいた。

最後の堰堤を過ぎたところで、部名垂沢は狭まり、石は大きくなり、歩くのにエネルギーが要るようになる。右に迫り上がる崩れ山は二番モッコの一部か?よくまぁこんなに石が流れてきたもんだ。それも不安定なヤツばかり。

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600mあたりの二俣で右に入ると石はますます大きくなり、小さな滝を越えながらの、沢歩きの雰囲気が出てきた。

Img_0071_rフジバカマ(写真)、

Img_0078_rダイモンジソウ(写真)。
オヤマリンドウ、キオンなど秋の花が目に楽しい。

部名垂沢の核心部に近づく二俣(700m)は左俣に入る、
ゴーゴーと滝音が聞こえ、10m滝が現れた。
ロープが垂れているが、ホイホイ登れる訳でなく、一人づつ越えていく。
とっつきは足がかりが見えず腕力勝負。そのあとは足場を探りながら登れる。

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滝口までは良き踏み跡が延びるが、右に落ちるとマズイので慎重に。

滝口で対岸に渉る。次の5m滝は左岸を巻くが、ガザガザの岩の重なりで全く気が抜けない。登る毎、大きな石が靴の底を流れる。今回一番緊張したところだ。

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狭まった流れの底の赤い石が、なんとも美しい。

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苔の付いた3mほどの滝は、高巻く  (いかにも手つかず感・・・・)

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ますます急登になり、細い岩壁を踏ん張り、両側の草や笹を掴みながら行く。

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やがて視界がひらけ、広大な笹原が目に入った。そしてコルに到着。

この先”登山道はない”といっても、良く見れば踏み跡があり、外さないように進めばよいが、たまには苦労しながら、稜線に出た。
目の前にはまさに東北の山なみが広がる。

Img_0130_r    あれが 羽後朝日。

盛夏はさぞかし見事な花畑だったろう。今でもハクサンイチゲやウスユキソウなどが咲き残っていた。

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ウメバチドウは今が盛り。

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花に浮かれているとすってんころり。そうか、今フェルト底の沢靴だった。
一歩一歩慎重に登っていかねば。

ふと気づけば正面に道標が。 朝日岳に到着だ。

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曇空ながらも見晴らす山々は、憧れの和賀岳を筆頭として、白岩岳、田沢湖を介して秋田駒、右に岩手山。見下ろす谷はどれも深く、二番モッコや志度内モッコをのせた尾根尾根はジオラマのよう。
圧倒的な自然の強さを感じた。

Img_0164_r   あれが 和賀岳

さて下山。ガラガラ岩の通過とロープ10m滝の下りが不安だが、何はともあれ集中、集中。コルまでは快調に、急な溝の下降も快調だった「。

でガレガレ石のトラバースはトップのイメージを頭にクリア、ロープの10m滝もどうにか無事クリアした。一人ずつ降りるので時間がかかるが、その分休憩できるってこと。

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その後の危険箇所はないが、 自覚は無くても足がよれているので、慎重に歩かねばと、なるべく三点確保的に。かっこ悪いけど仕方ない。
時計を見ては、堰堤が早く出てこないかなと思っていた。


Img_0211_r    あ、最初の堰堤だ

さ、歩こう。アレマ、先頭がこけた、思ったとたん、私もこける。
後ろの誰かも転けている。
コケコケしながらも、どうにか石ゴロを越え、途中で左岸に延びる踏み跡に入る。
夕闇の迫る中、「足元注意」「頭上注意」と声を掛けあい 堰堤の数もカウントしつつ進み、河原に出る。薄闇の中には見覚えある風景(リーダーさすが)。ピンポイントの林道入り口で、ヘッドランプの灯りをたよりに10分ほどでテント場に到着した。

驚いたことにテントはビショビショ、標高280mのこの地には雨が降ったらしい。
ということは、昨夜の土砂降りも、低い所だけだったということだ。

晩ごはんのメニューは何だったか、疲れていたので、あまり覚えていない。
とにかくその夜はぐっすり眠れた。

Img_0082_r   沢沿いに咲いていたオヤマリンドウ

【コースタイム】テント場05:40-川原05:50-最後の堰堤07:00-左岸セセリ出る08:00-10m滝09:30〈30〉-5m滝赤い岩ガレ 10:15〈30〉-コル11:00-朝日岳1376m12:10(25)-コル 13:20-赤い岩・5m滝14:00ガレ〈20〉-10m滝 14:40〈20〉-左岸セセリ出る16:00-堰堤17:00-道へ17:55-テント18:05
【地図】2.5万:抱返渓谷、羽後朝日岳 

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