静かなる八甲田山
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2016年6月26,27日(土日) 雨風霧
山頂の湿原 仙人岱では一面に、チングルマが咲いていました
新青森から十和田行きのバスに乗ります。
強風のため ロープウエイは運転休止だったので、酸ヶ湯から山に入ることに。
火山性ガス発生場所
樹林帯には ダケカンバや 青森トドマツ
いつまで歩いても勾配がほとんど無い、ほんとうに山の上に行けるのかしら?
と思っていると おお!
地獄湯ノ沢に出ました ここからやっと、勾配がキツイ岩岩帯
勾配より、強風と雨に煽られているで、一歩ずつでないと、進めません。
岩場に花が咲いてます。 足元しか見えないけれど、しぶとく撮っていきます
ゴゼンタチバナ↓ イワカガミ マルバシモツケ・・・
そしてハイマツが現れると、
チングルマの花
見えてきました。 きょうお泊まりの 仙人岱ヒュッテ
古いけれどしっかり補修されていて。
水場もちかく、いくらでも汲めます。
内部は、綺麗で よく管理されています
ダウンを着ていても、カイロを使っても とにかく寒くてなりません。
そこで ありがたく使わせて頂きました
翌朝は、雨。。。というより、濃霧。カッパ必須
展望はないが、花は多いのです
きょうは 『水玉とのコラボ』 で いきましょう!
またまたヒナザクラ
ミヤマオダマキ
あら、もう大岳山頂でした
アオノツガザクラ、、と思います
まわりは どんな景色だろう??
雪渓は意外と傾斜がきつく、緊張しました。
大岳鞍部避難小屋 ログハウス
トイレも綺麗でした(けど、立て付けがちと悪く、)
すでに赤倉岳に寄る気は失せており の~んびり お茶にしました。
して 毛無岱に向かいます
イソツツジ
オオカメノキ
おっ、ヒナザクラ
コヨウラクツツジ
ここから、毛無岱の広大な湿原に入ります
ワタスゲ 水濡れて・・
チングルマもこのような・・
ウラジロヨウラクもこの通り
なかなか良い感じ。
~~~、本当に広そうです。
アカモノ
コケモモ と 思う
アオモリトドマツ かっこいいなぁ
ハクサンシャクナゲ
これぞ 有名な?ピンクのミツガシワ 気のせいじゃなく本当にピンクでした
ミツガシワ
コバイケイソウだ
わ、咲いてた 一本だけ
ミツガシワの池塘
池塘の植物って、、棲み分けがきっちりしている
樹林帯に急階段 ということは
タニウツギが咲き
オオバキスミレが咲き
マイズルソウが咲き
ブナの森で
何をお祀りしているのでしょうか
タケノコと御神酒がお供えされていました
そして酸ヶ湯に到着 昨日の時点で目を付けていたおそばをいただき、
バスに乗り青森に向かいます
車窓から眺めていると 空は急速に晴れ上がり、
北八甲田の峰峰が見えていました。じゃぁ、またね。
(1日目)曇/雨風 酸ヶ湯13:30-地獄湯ノ沢15:00-仙人岱避難小屋15:30(泊)
(2日目)濃霧/曇 避難小屋6:00-大岳06:30-大岳避難小屋07:00(40)-分岐08:15-(毛無岱)-樹林帯へ09:40-酸ヶ湯10:30
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コメント
天気に恵まれなかったのは残念でしたけど、北のお山は佳いですねえ。この時期寒い中歩いて小屋(山奥の!)の石油ストーブに助けられたことが何度かあったことを思い出しました。
大岳の小屋の立て付けが悪いとは具体的にどんな感じでしょうか?次は天気に恵まれると良いですね。
投稿: komado | 2016年7月13日 (水) 21時45分
八甲田山は 新田次郎の小説のイメージが強く、恐ろしい山と思ってましたが、なんとも癒やしのお山でした
広い湿原に人の姿が見えず。。。霧と鳥の声と草花を心ゆくまで楽しめました
大岳避難小屋の・・は そちらの掲示板に写真はります
泊まるなら仙人岱の方を お勧めします
休むだけなら 大岳ですかね
八甲田、実は本命は南八甲田なのです。
その時はお天気がよいと良いことを 祈ります。
来年実現できるかなぁ?
晴天下の花見の願いは、早くも次の種差海岸で叶いましたよ。(レポアップ)
投稿: ba_sobu | 2016年7月14日 (木) 22時35分