尼厳山780m~奇妙山1099.5m
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2016年4月29日 (金) 晴 /曇
尼厳山・・「あまかざりやま」と読みます。わたしも初めて知ったお山。
尼厳山 と 奇妙山
関東の私たちは馴染みがありませんが、地元松代にとっては山城跡あり古墳群ありの里山で、尼厳山奇妙山トレッキングコースも整備されていました。
(池田の宮)登山口を歩き出し、由緒ありげな緩やかな道は、ヤマツツジに赤く彩られ歩き易く、北尾根(長礼コース)分岐を過ぎると、だんだん岩が出てきて、やがて見事な岩壁に出くわしました。
山頂に近づけば近づくほ ど急勾配、ジグを切りつつひたすら登ります。
メタリックな青い花ホタルカズラが群生。
眺望絶佳の辰巳岩で山里のジオラマを楽しみ、ひと登りすれば尼厳山の山頂です。
思ったより広く、大勢のパーティ、ファミリーが休んでいました。
奇妙山へは東に急降下します。
鞍部の岩沢への分岐を見送り緩やかな登りになりますが。意外にダラダラと登るばかりで、次のピークが山頂か・と思うとまだ先だったりで、何度もニセピークに騙され、そのうち「どうぞ騙し続けなさい!」と居直り気分になり、ちょっとムッとして歩いていました。
でも歩いていれば着くもので、14時近くなって三角点や石碑や祠やら各種石像物の置かれた山頂に到着します。こちらは東山城跡だそうです。
この時、新情報 「少し先の”かんぬしさん”の石仏には往復20~30分」。
かんぬしさん?何それ? カラミで行くことにしました。
意外や細尾根の楽しい道で、徐々に岩がちになり、最後は本当の岩道になり、ロープがないと恐ろしいほどの段差もあり。
そして、岩の突端におられました、かんぬしさん?
いったいどちらをご覧遊ばす?
思ったより大きく等身大、こんな姿の石像物は初めてです。いったいなんだか?、
変わった衣装、説明版はなし、まったく見当がつきません。
奇妙山からの下山は、スイスイと順調で、岩沢分岐を左折してお里に降ります。
暑いほどの陽射しが降り注ぎ、さっきの冷たい空気はなんだったのでしょう。
里道のそこかしこには馬頭さんや庚申様が置かれ、小さなお寺や神社も多く、
畑や杏の花に囲まれる集落の佇まいは、日本の古き佳き時代を思わせます。
住まわれている方はどうか分からないけれど、ずっとこのままであって欲しなぁと 思うのでした。
【コース】(松代)松代荘P10:45-尼厳山登山口11:00-北尾根分岐11:15-
辰巳岩12:00-尼厳山12:05(30)-岩沢分岐12:55-高見岩13:25-奇妙山13:55
(+神主さん?像30分)-岩沢分岐15:00-下山口15:30-P16:10
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