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泣坂ノ頭~大峰  北面の尾根たち


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2016年4月26日 (土) 曇のり晴れ

小金沢右岸林道を辿る。深城ダムは霧を湛え静まり返っていたImg_0321_r

今回はスバノ沢右岸からとりつく。うまいぐあいに送電巡視路の入口があり入山。
巡視路の黒階段は落ち葉に埋もれ、落ち葉は充分すぎる水分を含んでいる。
ドロドロになりながらも、あっけなく送電塔(深城206)に到着。

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巡視路を左に見送り尾根の上を行くようになると、雑木林の深い落ち葉に沈みそう。靴裏にパキパキと枯れたスズタケの感触が伝わる。芽吹きは始まったばかり、幹ばかり並ぶ林に赤紫のミツバツツジが点々と続き、わたしは花の塊を追いながら登り続ける。Img_1101_r_3
左の尾根が合わさると剔れたような急登になり、よじ登り気味に乗り上げ1026m岩峰に到着する。 昨夜は雨がよほど降ったらしい。木々の葉も浮き出た枝や根が水で光る。足元に神経を集中して下りていく。すると霧の中から白い花が。ヒカゲ?と一瞬期待したが、なんだアセビかぁ(ごめん)。
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ギャップをいくつか越えていくうち、うす日が洩れ空に青みが戻ってきた。
ほら、そこにヒカゲツツジの花が、ここにもそこにレモン色が見える。

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テンションは急上昇、花を追っかけのウロウロ・・もう止まらない。

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稜線に点在する苔むした大ブナ、立派なリョウブ、そして尾根の主たるオノオレカンバ、しんがりの大物ミズナラなど(。再会するごとに頭の地図に現在地を刻んでいく。

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やがて右側の谷は大きな撓みとなり、灌木帯から大ブナの森になっていた。左のヒノキ林はいつしかカラ松林に変わり、大峰の尖り頭も見えている。

もうすぐ山頂、きょうも12時を過ぎてしまった。でもさ、いいのさ、これでいいのさ♪ 

Img_1209_r        岩にへばりつくように咲いていた フモトスミレ(と思う)

12:35 泣坂ノ頭に到着、ランチは前回と同じく南面に広がる落ち葉の緩斜面。
風を遮り暖かい陽射しに包まれ、見上げるとブナの大木が芽吹いていた。Img_0469_r

ここで下山は大峰北尾根の支尾根(北東尾根)に決める。
大峰まではひとっ走り、大峰権現の寂れた祠に手を合わせた、
かつてこの山頂に憧れて何度も訪れたっけ、けれど、その頃ナラノキ尾根が未開拓の辺境のように思え、大峰からの一歩がどうしても踏み出せなかった事などが蘇る。

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さて大峰北東尾根である。最初は北尾根をぐんぐん下る。100mほど下降すると勾配がふっと緩む。カラ松落ち葉は足に最高のクッション。

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1270m圏の大廊下は舞台のように平らかで、カラマツの芽吹きの広がる中、ルンルン快調に歩いていく。やがて顕著な尾根の分かれに出る。

北東尾根は植林と一緒に右折し、ゆるやかなまま、最初は東を向いていくが、尾根は東から北東に向きを変え、その後は見かけどおりに降りている。
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分岐があれば右を行く。シラカバの美しい樹皮を愛でミツバツツジを愛で、ハナ歌混じりに歩いていたが、徐々に急峻になり、腿を踏ん張っていないとコケそうになる。
その辺りにはツツジだけでなく、満開のオオヤマザクラや普通のヤマザクラが現れる。

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木々を透かせばダム湖が見える。
標高が下がるにつれて濃くなる緑、なかでもシデ類の若葉はとても柔らかく、森はふわっと若草色に包まれていた。
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突然、急降下が緩みアセビの庭園風に出た。あまりの黄緑の明るさに目が眩みそう。
その先また急勾配になりったとおもったら、、突然、「あぁっ!?」
立派な道が尾根を横切っていた。そして正面の岩には馬頭さまが祀られていた

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馬頭さまの岩に上がってみると、祠が2基、今もちゃんと祀られている。
深城がダムに沈む前は、この道が小金沢への経路だったのだろう。

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しばし上の小さな岩稜で休んでから、 
馬頭さままで戻り、竹ノ向へ古道を歩く。
沿道には大モミが残され、いかにも昔からの峠道の雰囲気。
しばらく古道を伝い尾根をトラバースしていたが、左手の植林に下りの踏み跡を見つけ、そちらを下る。

Img_0539_r    ・・・・・今回は行かなかったが、深城方面への道


下りた所は、葛野川トンネルの東側出口だった。
あとは、お喋りをしながら車道を歩くだけ。
新道の合わさる唐沢橋に来たところで、タクシーをコールした。

Img_0567_r  旧道からの竹ノ向集落。奥に新道(バス道)が走る。

【コース】深城ダム(小金沢公園)07:10-とりつき07:40-送電塔(深城206) 08:00(15)-1026m(最初の岩峰) 09:00-1420.7m泣坂ノ頭12:35(60)-1403m大峰14:00(10)-1340m北東尾根分岐14:30(10)-550m*馬頭観音16:15~*16:30-葛野川トンネ横(旧道)16:40-唐沢橋16:55→(\5410)猿橋
【地図】昭文社:大菩薩 2.5万:七保

では また~  (^_^)/~

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