金山峠から高柄山へ
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2016年2月7日 (日) 晴
上野原駅に下りると、JR、富士急バス、市がタッグを組み、近郊の低山ハイクの大キヤンペーンを展開中。登山道の巡回、整備、広報に力を入れておられるとか。
そのおかげか、無生野行きのチビバスは満員。 バスルートが一時的に変更となり、一古沢を迂回し、秋山トンネルを抜け、桜井で時間調整をしていた。
私たちは予定通り古福志で下車。
対岸の阿夫利山の山稜は北斜面をこちらに向けて、真っ白に輝く。
登山口には道標が出来ていた。対岸の小山に古峯神社が見えた。
わたしたちは道標に従い、峠道を辿る。
なだらかな勾配、歩き易いジグザグ、いかにも峠道らしい。
周りの木々は美しく雪化粧している、うっとりしながら歩いていると
ひゃ、雪が溶けてポタポタ落ちてくる。
そうしてこんな心地良い道を回り込んで金山峠に到着
峠をのっこし金山集落に下りる。道はあまりハッキリしないので、途中で尾根に忠実に? 檜林を急降下した。植林が終わると、ぽっかりひらけた雑木林が明るく、夢の世界に入ったよう。
右の沢沿いに金鉱があったそうだ。地元の「かなやま金山資料館」は閉まっていた、
北西に延びる・596mの尾根に乗る。指導標はないが道が延びている。
が、結局、途中から尾根に上がってしまう。落ち葉敷き詰めの・・雪で滑るけど、なんとも気持ちよい尾根で、そういう所はくまさんも好きなわけで、あちこち痕跡を残していた。
・596の手前の小ピークには立派なもみの木。
やがて、テントも張れそうな落ち葉の広場が現れた。もちろん南に向いてシートを広げ、のんびりランチタイム。きょうまさか、こんな日だまりハイクになるなんて。
振り向けば高柄山東稜が雑木の枝を広げ「おいでおいで」をしている。あちらもまた行きましょう。
今歩いている短い尾根は、意外と変化がある。たとえば、こんな岩や
コナラでしょうか
最後は急登・・・を やっつけ 大地峠~高柄山の稜線に出る。
尾根をアップダウンし、じき高柄山に到着
正面は陣馬~笹尾根。左に目を移すと大岳が立派だ
帰りは 千足峠から四方津駅を目指す。
14年前より だんぜん歩き易い明るい道になっていた。
やがて林道に出る。少し下ると峠道らしく石祠も見る。
千足の家々が現れた。
家の人と、しばし歓談。2年前の大雪の時は、孤立したそうだ。除雪がうまくいかず、新潟からの応援を頼んだとか、ここの人はみんな都会に通勤しているとか、昔は養蚕が盛んだったとか・・・
千足をすぎると再び人気のない山の中の車道歩き。対岸の崖↓
千足川の谷は深く、美しい淵や滝を見る。
両崖の岩石も面白く、なんとか渓谷にもなりそうだけど、いまいちなのは、水が濁っているような、・・・気のせいかなぁ。。
桂川を吊り橋で渡り 馬頭さまなど眺めつつ、やがてひらけた川合地区に出た。
あとは 中央線沿いに四方津駅まで、ゆっくり歩きましたとさ。
四方津駅の跨線橋から 栃穴御前、鶴島御前山、隣の山
なんか早く帰れすぎ・・・、ぐずぐずしていたい心持ちにもなりますです。
【コース】上野原08:30→古福志08:55-登山口 09:10-金山峠10:00-金山10:30-とりつきB 10:55-(60)-稜線13:15-高柄山13:25(20)-千足峠14:00-千足14:50(10)-四方津15:50
【地図】昭文社:高尾陣馬 2万5千:上野原、大室山
当日 上野原駅でゲットした上野原観光ハイキングマップ
では また~ (^_^)/~
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