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深い霧 ぶなと歩く  檜洞丸~犬越路

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2015年11月22日 (日) 濃霧

 

まさか一日中 濃い霧のままとは思っていなかった
ヤタ尾根の、
檜林からぶな林に変わるところ

 

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 標高が上がるにつれて、ますます霧は深くなる
 

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 スズタケが消えてしまって、すてきな広尾根ではあるけれど、
この季節は落ち葉に覆われているので、霧の濃い日はルートが分かりにくい
 

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 チシマザサがでてくると、そろそろ主稜線だ
 

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あれが目印の大ブナ。(根元で分かれているけど一本の木)
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主稜線は左折し、熊笹ノ峰を越え、さらに歩く
 

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マルバタケブキ
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シロヤシオツツジ
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木道は整備し直され、滑らないので助かる
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到着した檜洞丸はお昼時 さすがに人が多かった
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霧の中を戻ろう

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ホソエノアザミ
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大笄あたりの ぶなよろし。

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ますますよろし
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くさり場もあり
岩の上の落ち葉が濡れて滑るので 注意せねば


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と 思っていたのに、 着地の時バランス崩した時は焦った

やがて岩場は終わり、ゆるゆる歩きが始まる 

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名ごりのスズタケ 触れば折れる 

実は左の新しい道標の下に、犬越路トンネルへの案内板が置いてあり
そそる尾根が延びてはいるが・・・

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しかし、地図にも載っているこのルートは廃止されたようで、下り口のトンネル側の指導標は切られていたし、たしかに道は荒れていた。
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お気に入りの場所だよ~ 

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そうして犬越路に到着

 

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檜洞丸からここ犬越路、そして犬越路から神の川園地まで、登山道改修工事が進んでいた。上の写真の荷物も、工事用の資材と思う。 

「加入道避難小屋改修工事中」の掲示を見て思い出した。
黍殻避難小屋はもう新しくなっているはず・・・  見に行こう
!!

犬越路からの下山路は、以前と比べて だいぶ歩き易く足にも優しい。、
下がるにつれて霧が薄くなり、山にカラーが蘇ってきた。
 

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明るい晴れた日の紅葉のようすはこちら      おまけは こちら

 

【コース】日蔭沢園地P 07:10・ヤタ尾根 07:15-林道 08:10-主尾根 10:10-檜洞丸11:00(20)-ヤタ尾根分岐 11:55-犬越路 13:30-P15:00
【地図】昭文社:丹沢  2万5千:中川 

では また~  (^_^)/~

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久しぶりに来てみて、小楢山

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2015年11月17日 (火) くもり

久しぶりの小楢山、前回とは登りも下りも違うルート。
今回のはなんとも優しいコースでした。

焼山峠からのカラマツ林に延びる防火帯は、いかにも初冬らしく・・・淋しげ。
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じき、斜面に岩が点在しはじめますけど
どれも切り口がシャープ 不思議だなぁ

A_2      (名前を付けてあげたいけれど)

Img_0600_r      (的石)

やがて錫杖ヶ原の一角になり

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すぐ上の山頂では、なんと富士山がクッキリと!!わぁ~い
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しかし潮の満ちるように雲海が上がり空は灰色、私たちもあっという間に霧に巻かれました

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早々に錫杖ヶ原にサヨナラして

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小楢峠から幕岩に向かいます
幕岩には登ります。 四方が見えないのは分かっているのに、これは性ですかね

で、再び小楢峠に戻り、カラ松林の落ち葉の上でランチをのんびり
そして母恋いし道を下ります。カラマツに囲まれた源頭の風景が続きます

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石が飛び出しちょっと歩きづらい道でしたが、
突然、こんな所に下りて  ??

Img_0637_rきいてないよ、こんな道。
ま、矢印通り右に向かえば、父恋いし道への分岐があり、

Img_0641_r   (上にはお地蔵様がおられます)

そのまま舗装路をジグザグと下り 鹿柵トビラを過ぎると フフに到着Img_0651_r
休業中と思っていたのですが、ホテルに変身して営業中のフフ
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「初めて来た時は、地ビール祭りをやってたっけ」 な~んて話しながら
コールしたタクシーを待ちました

【コース】塩山→(\6400)焼山峠 08:45-的岩 09:40-一杯水 09:50-小楢山 10:10(25)-小楢峠 10:45-幕岩  11:10-小楢峠 11:45(30)-林道 13:10(10)-フフ 14:20(20)→(\2980)塩山14:50

【地図】昭文社:金峰甲武信

では また~  (^_^)/~

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日原の赤い紅葉 人形山

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2015年11月13日 (金) 晴れからくもり

 

このところ思うように山に行けていないが
金曜日のきょう、お天気がもちそうなので出かけてみました
目指すは日原の赤いモミジ、もう散ってしまっているかな~
 

見下ろす小川谷は、緑が半分残っていたので、紅葉に間に合ったかも知れないと、
胸を弾ませ さっそく一石神社にお詣りし、
 

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一石山を目指し急な坂を登っていきます。なかなかに 良い感じです!

 

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燕岩のハウチワは半分くらい散ってしまったけど、さすが美しく

 

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一石山を過ぎると こらんのとおり 赤い絨毯敷き詰めの道が、待っていました

 

Img_0535_rハウチワカエデや

 

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オオモミジImg_0518_r
そしてメグスリノキが主役です
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その中にシックな色合いの ホオノキ

 

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見上げれば

 

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あら! ヤドリギ健在
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あっという間に人形尾根を合わせます  「やあ、コンニチワ」の木

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この辺りのたおやかな撓みを歩いていると、心はゆったりしてきます

 

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金袋山 スズ坂の丸・・・とステキなプロムナードは続くのですが
目的の赤い紅葉を堪能したので 潔く戻ります
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オオミズナラは痛ましい、  見るたびに弱っているような・・・・・

 

来た道を戻り

 

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籠岩への道を下りようとすると
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・・・ なので、そのまま・・・神社に下りて、道路の奥を良く見たら、
小川谷林道は 洞門工事のため登山者もふくめて完全通行止めになっていました

 

Img_0584_r         一石神社付近の メグスリノキ

 小川谷林道が歩けないなんて、片足をもがれた感じです

ともあれ、思いかけず陽射しに恵まれ、
日原の真っ赤なモミジを堪能できhappyでした

【コース】一石神社10:00(10)-一石山11:30-オオミズナラ12:00人形山(30)-一石山13:00-一石神社14:00
【地図】昭文社:奥多摩 2.5万:武蔵日原 

では また~  (^_^)/~

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あっ・・・・・・・・・


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2015年11月9日 (月) 快晴

あ !

1_2

あ ぁ

2

あ は 3a
あしなが

4
あ ら 

5
                                            岩木山神社

 では また~  (^_^)/~ 

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さすがぶなよし 津軽・崩山

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2015年11月07日 (土) くもり

津軽は白神の麓の崩山におじゃましました。

登山口

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トチノキ黄葉Img_0115_r
大崩からの展望  海が。。
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ぶな林
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崩山 展望なしImg_0226_r_r
気温がぐんぐん下がったおかげで霧がうすれ、姿を現した 岩木山。

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 【コース】登山口*08:50-ベンチ10:00-大崩10:40-崩山11:20(40)-大崩12:40-*14:00【地図】昭文社:白神岳 

おまけ 

Img_0257_r近くに こういうところもある 

では また~  (^_^)/~

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大菩薩(妙見ノ頭~天狗棚山)

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2015年10月20日 (日) 快晴

甲斐大和駅からのマイクロバス、
乗り込んだ 【登山者数=バス座席数(含補助席)】 ぴったしとは! ミラクル~♪

で、終点の上日川峠の紅葉はだいぶ進み最盛期の一歩手前だった。

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福ちゃん荘まで車道と並行する山道を歩き、

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そこ
から介山荘(大菩薩峠)までは、20年前ぶり。、当時はひたすら上へと歩くばかりで、何も見ていなかったなぁ。

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介山荘の「大菩薩峠」と刻まれた大きな石碑を過ぎ、方位盤を過ぎ、
歩きにくい岩道を少し登って振り返ると、わっ、大きな富士山だ。

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広やかな展望、青い空と秋の雲、すっきり晴れ上がっている。

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避難小屋の建つ賽の河原(旧峠)から、うふっ、妙見ノ頭に行く。

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妙見ノ頭には誰も来ない。陽だまりの中、南斜面を見降ろしランチをいただく。
頭上には真っ赤なドウダンツツジ、草付きにリンドウの花、
そして正面は富士山、右に南アルプスから奥秩父まで並んいた。

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ランチ後、介山荘に戻り、熊沢山を越え、石丸峠を目指す。

熊沢山は、左の木立に延びる踏み跡を追い、ごつごつの岩稜を越えピークを踏んだ(水源林標識のみ)。

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防火帯の始まりでまた休憩。
目の前にどっしりとした小金沢山を見晴らし、見下ろすはスキースロープのような斜面、鞍部には小さく懐かしの古い道標と、休んでいる人が見える。

お次は天狗棚山。防火帯の過激な下降、皆さまバランスよく下る。
かの古い道標の脇を過ぎ、

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軽く登り返せば天狗棚山だ。
ここも気持ちのよいピーク
眼下の広大な笹地が狼平。でも今日は行かないよ、

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石丸峠の広大な笹原をすぎ

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樹林帯に入ると、カラマツや広葉雑木林はオレンジや黄色で埋もれていた。

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上日川峠まで歩くつもりだったが、小屋平に着いた時間が思ったより早い。
1台早いバスに乗れそうだったので 急きょ、歩きはここで打ち止めて

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天目温泉に入って帰ることにした。
♨ ♨♨ ♨

【コース】甲斐大和08:10→(\1000)上日川峠08:51(10)-大菩薩峠(介山荘)10:30(10)-妙見ノ頭11:05(35)-熊沢山13:25(10)-天狗棚山12:50(10)-小屋平14:10→(\950)天目温泉♨(\310)14:30~16:40*→(\300)甲斐大和16:55 *いろいろあって
【地図】昭文社:大菩薩  2.5万:大菩薩峠 

では また~  (^_^)/~

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赤倉岳

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2015年10月17日(土)雨くもり 18日(日)快晴

深沢林道終点に駐車。身支度を調え川沿いの古街道に下りる。
岩屑で歩きづらいが、耳元の沢音とほどよい勾配、古道らしい石積みを見たりして  1時間ほどで、大カツラを過ぎると「一の茶屋跡」に。
立派な石垣や灯籠(昭和初期)が残っていた。

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その先、尾根を回り込む所でとりつく。檜林を力任せの急勾配も、ひたすら動いていれば標高が稼げるので悪くない。じき雑木と岩っぽい細尾根になった。

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うっすら色づいた木々をくぐったり岩を乗り越えとりするうちに、辺りは赤や黄色に埋もれだす。。
ツツジは真っ赤に、カエデ類は赤から緑のグラデーション、
「いよいよ秋の本番が始まるよ~♪」森の中からそんな声が聞こえる。

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1314mのピークから、勾配は一転して和やかになった。
心をとろかし歩いていたら、あらら、クマさんもここが好き? アチコチに黒いフンが転がっていた。

山頂の手前で目の前がひらけ、緩斜面を覆う笹原が海のように広がっている。
点々とダケカンバの太い幹が並ひ、オオミズナラもどっしりした巨木だらけ。

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テント場は赤倉双耳の鞍部。ミズナラの巨木が点在する笹原のど真ん中だ。

  ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

よく眠った。雲ひとつないピーカンの空。徐々に陽が昇ると、周りの笹原がいっせいに輝く。黄葉したミズナラも輝く。
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朝食後、赤倉山まで往復。木だちに囲まれた山頂に、朝日はくまなく射し込み、黄葉のただ中に、ツツジやリョウブの赤色がなんとも暖かかった。


お名残惜しいテント場を後にして、ダケカンバの1444m(赤倉山北峰)を越え、北東に尾根を辿る。きのう歩いた笹原のゆるい下り。

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散り始めたダケカンバの幹はシャープな白さ、ミズナラ、イタヤカエデ、つつじ類…、朝の陽射しに彩りを増した紅葉が、青い空に映える。

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木々を透かしてこんもり見える小ピークを、私たちは次から次へと越えていく。
林下の笹原に延びる一条の道、

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真上の赤や黄色、日の当たる右(東)側の派手な紅葉、めくるめく展開に見とれていると、倒木に脚を取られてオットット。

そんなこんなで1460m台地に出た。正面に遮るものがなく、どーんと男体山、左には社山のスッキリした三角etc.etc…。
みんなここと繋がっていると思うと、無性に歩きたくなってくる。

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ゆっくり休憩後、東の尾根を下っていく。  まさに黄葉キンキラなカラ松林だ。
鞍部から緩やかに登り返して、

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と思ったらピークの手前で立派な林道に出てしまった。
こんなの、聞いてないよ。・・・ 神子内からの林道がここまで延びたのらしい。

とはいえ、興醒めってわけでない。

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すごぶる見晴らしが良く、錦秋の山肌を楽しみながら、うきうき歩いていく。

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まさに山は紅葉の絶頂。

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林道から 再び山道に入るポイントが要注意。
季節がらヤブっぽく、ここに道があるようには見えないが、ジグザグな道はすぐ明瞭になり、深沢ぞいまで降りると石積みなども現れ、古街道らしくなってくる。

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暑いほどの秋の陽射し。

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川沿いはカジカエデ、ハウチワカエデ、イタヤカエデ、メグスリノキなどカエデ類が美しい紅葉を見せてくれた。
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やがてヒノキ林が現れ、昨日とりついた尾根を過ぎ、雨量計(一の茶屋跡)で休憩、さらに川沿いを下り駐車場所に戻った。


            ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

赤倉岳って、神さまが両手にすくって、そっと置いたような山。山頂のササどもが騒がぬよう、静かに静かに・・・。 
そして点在するオオミズナラは、神さまたちの止まり木で、時々遊びに来ては休んでいく。そんな感じ。

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中倉山とか、、、近くの山はどんなんだろう??


【コース】17日 深沢林道終点P12:10/12:40-雨量計・一の茶屋跡13:30(10)-尾根とりつき13:50-1166m13:56-1314m 14:50(10)-鞍部(テント)16:00 
18日 テント場06:25(赤倉山(30)往復)
07:10-1446m(大畑山)07:40-1514m 08:10(20)-林道08:40-山道へ09:15-深沢09:25(15)-一の茶屋跡10:25-(35)-P11:40

【地図】昭文社:日光  2.5万 : 中禅寺湖

帰り、立ち寄った水沼駅温泉は、ほんとうに駅にあるので びっくりだ。

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では また~  (^_^)/~

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