銀泉台~赤岳~小泉岳
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2015年7月8日 (月) 快晴
銀泉台には立派なセンターとトイレ完備、朝8時にはすでに多くの車が駐車していた
登りだしの林道は涼やかな白樺林。10分程のんびり歩き、登山口に着く。
前方の丘には雪田が残り、歩く人が点々と見える、
山道にはツマトリドウリソウやミツバオウレンなど地味な小花が咲いている。
最初の雪渓を越えると、メアカンキンバイ、エゾコザクラなども姿を見せ始める
右側がひらけ、青い山々が重なっている。しまった空気、夏山のだいご味だ。
やがてお花畑が広がる、コエゾツガザクラのピンクの群生、チングルマは白い群生、
あちこちに花の塊が盛り上がっている。
溝のような谷を回り込むと、大きな石がゴロゴロしだす。
黄色い菫はタカネスミレかキバナノコマノツメか?
あら、コケモモがたくさん、ピンクの丸い膨らみの可愛いこと。
あ、コマクサだ、濃い赤のコマクサ。
白い毛の密生の葉は、エゾハハコヨモギかな?
ミヤマリンドウも咲いていた、
珍しいキバナシオガマはやっとひと株
コマクサ平から谷筋に入る。サクラソウがピンクの絨緞のよう。 ハクサンイチゲなまだつぼみ、雪をバックに清廉なキバナシャクナゲ
まぁ! ミネズオウはお星さまの小花が一面に。
大きな雪田を登る。一歩一歩ゆっくり登る。
吹きわたる風、雪と緑と、空は紺に近い青。青に負けない白雲。
雪を脱すると、岩混じりの急登りになる。あちこちに エゾタカネスミレの、
小粒なのに強い黄色が目に飛び込む?
そうして岩ゴロゴロの台地に乗った。赤岳の山頂はすぐそこだ。
赤岳に乗れば、大雪の主稜線のたおやなうねり、雪を抱いた山々にうっとり
ランチの後、小泉岳に向かう。砂礫の小泉岳は坊主あたまのようなかたち。
ザクザク踏んで歩く。さっそく咲いたばかりのウルップソウ(ホソバ)が続々と現れた
エゾオヤマノエンドウ、北国の花の毛深さは愛らしい。
上の写真、コメ粒程の小さな葉っぱがひしめき合っている。イワウメで花はこれから。
こちらはエゾタカネツメクサか
「あらっ、ホソバノアマナ?」と思ったら、チシマアマナとか。
チョウノスケソウはまだ葉っぱ。これからいっぱい咲くのだろうね。
小泉岳は、山頂といっても、、小石を積み上げただけの小さな出っぱりで、
つまりは、山頂はなんともだだっ広いってこと(遠望はトムラウシ)
今年は花が少ない上、2週間ほど遅れているそうだ。 メアカンキンバイ?
ピストンで下山、同じ花を見ながら、登ってきた道を下る。
数時間のうちに雪解けは進み。道は水路になっていた。
登山口に降りた時、水場の横に靴ブラシ。(親切ね)と靴を洗いながら看板を見ると、
「靴を洗ってから入山を」。気がつきませんで、ごめんなさい
宿(大雪高原山荘)7:00→銀泉台・登山口08:10-第二雪渓09:00-花園09:20-コマクサ平10:05-最大の雪渓11:00~15-赤岳11:40(30)-小泉岳13:05-赤岳13:40-大雪渓13:50-コマクサ平14:40(10)-登山口16:00→宿17:00
では また~ (^_^)/~
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