大丹波川沿いを踊平に
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2015年4月28日 (火) 快晴
車を百軒茶屋奥・林道大丹波線沿いの、登山口の脇の駐車スペースに置きます。
川沿いの道は春爛漫。
チドリノキは芽吹いたばかり、明るいグリーンの梢をこんもり膨らまし、
足元にはニリンソウ、ヒトリシズカ、ヤマクワガタやコロンソウなど、小さな花たちが次々と登場します。
30分ほどで曲ヶ谷出合に到着。
見上げるばかりに切り立った岩の尾根に棲むアカヤシオの花はもうお終い、
苔むした岩の上に、ひとひらのサヨネラ・メッセージが残されていました。
木橋を渡るとネコノメたちが続々と現れます。ヨゴレネコノメ、ハナネコノメ、ツルネコノメ、そしてコガネネコノメ。
岩場を過ぎると、流れは緩やかになり、ニリンソウの花の道になります。
ことこと流れる沢音や柔らかい春の空気に包まれ、ゆっくり過ぎる時間を味わうことができます。
やがて少しづく勾配が出て、ワサビ田の際を歩き、檜林をジグザグ上がると、陽射しをたっぷり浴びた台地、「獅子口小屋跡」に到着です。
そうして「踊平」に出たとたん、左のピンクの塊が目に飛び込みました。
「わぁ、アカヤシオよ♪」「満開だわ♪」「色が濃いし♪」。
と言うことで、ここでお昼。アカヤシオは北側の岩場にも点々と咲いていて、わたしたちはそんなお花を眺めながら、しあわせな時間を過ごしました。
下山。柔らかい芽吹きの林を抜け、ルンルン下っていると、あっという間に獅子口小屋跡に戻ってしまいました。
獅子口とは能面の用語で、鬼の面の口のことだそうです
なるほど、切り立った崖の下にぱっくり開いた岩の割れ目は、まさに獅子口。
その口から、清らかな水がこんこんと流れ出ています、「こんな美味しい水はないわ」それぞれのペットボトルに水を汲んでおみやげにしましたワサビ田あと
【コース】大丹波川P08:40(10)-曲ヶ谷出合☆09:20(10)-※10:15(10)-獅子口小屋跡★10:40(10)-踊平11:40(60)-★13:05(20)-※14:00(10)-☆14:40(10)-P15:15(15
【地図】昭文社:奥多摩 2.5万:武蔵日原
では また~ (^_^)/~
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