« 焼山峠から乙女高原 優しい山は夏の疲れを癒します | トップページ | 滑川大滝をお散歩♪ »

初秋の月山も花盛り

写真はポップアップウインドウ、クリックすれば拡大します   

2014年8月30日 (土) 小雨~霧

姥沢口、スタート時からカッパ着用。
霧の中をリフトは400mほど登ってくれる。
私たちの足元には、ヨツバヒヨドリ(紅色)エゾリンドウの
鮮やかな花の群れが流れていく。

Img_0547_r  ヨツバヒヨドリ

リフトは月山の懐のまっただ中の草原に下り立ち、そのまま木道に導かれお花畑に入っていく。

Img_0559_r   エゾリンドウ

しっとり濡れた大きなレモンイエローのニッコウキスゲ
イワイチョウやシラネセンキュウの白い花が点々と散らばっている。

Img_0592_r

モミジカラマツは繊細な花びらを水滴で濡らし、

Img_0586_r

シロバナトウチソウは白いブラシの外側をさくら色に染めて、なんとも色っぽい。

Img_0576_r

紅紫色のヤナギ腰はヨツバシオガマ、小さな青い宝石のミヤマリンドウ。

Img_0582_r_2
い霧は徐々に薄れ、月山の輪郭が姿を現し始めると、草原の広大さはわたしを圧倒する。
果てしない草原には、さまざま花が次々と姿を現す。
ウサギギク(中)はどれも小型であどけなく、ウメバチソウ(右)は強い白色を放っている。
アキノキリンソウ、エゾシオガマ(左)、ピンク色濃いハクサンフウロ。

Img_0604_r_2
上部では草モミジが始まり、お花の顔ぶれも秋めいていた。

Img_0668_r
なんと雪田がまだ残り、

Img_0600_r
その近くにはイワカガミやチングルマ、それにハクサンイチゲまでさいていた。
ヒナザクラの愛らしさはピカいち☆。

Img_0742_r

2種類の大型のアザミも面白い
トゲトゲの葉のナンブタカネアザミ(左)とトゲの痛くないウゴアザミ(右)だ。

Img_0718_r
よく見るとイワショウブやキンコウカも咲いていたし、

山頂近くにはぷっくりした釣り鐘のヒメシャジン(写真)や、ミヤマコウリゾナ。

Img_0708_r

月山は霊山である。バッチリ白装束で身を固めた山伏修行のひとたちや講中の団体さんが大勢登降している。ただのハイカーと半々くらいだろう。

Img_0659_r_2

霧の奥から時々ホラ貝も聞こえてきたりすると、ムード満点。

Img_0655_r


山頂には月山・奥の院神社があり、鳥居の中は大変な人だかり、三角点を踏むには500円を払いお祓いを受けねばならぬとか、今回も入らず・・・。
神社に向けての写真は不可ということで。 
肘折へ下る方へ、 要注意!!!

Img_0692_r

山頂で軽くランチを済ませ、来た道をそのまま下り、再びリフトで駐車場に。麓の道の駅の「水沢温泉館」で汗を流し、その夜は「月山ワイン」「朝日町ワイン」「月山山麓ワイン」三種のワイン飲みくらべで盛り上がった。

Img_0752_r
【コース】月山姥沢口P09:10→リフト09:45-あと1.5㎞*10:25-牛首10:45(15)-お地蔵さん(10)-山頂(月山神社)12:15(15)(ランチ)12:45(15)-牛首14:05-*14:20(10)-リフト15:10(10)-P15:30
【地図】「月山トレッキング(五万分の一) ←登山口でいただきました 

ガスが上がり北側(横倉沢側)の展望が開けると、
南側のなだらかな起伏とは違う険しい景色が現れた。

Img_0730_r

では また~  (^_^)/~

山域別レポ一覧は あしあとへ

|

« 焼山峠から乙女高原 優しい山は夏の疲れを癒します | トップページ | 滑川大滝をお散歩♪ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 初秋の月山も花盛り:

« 焼山峠から乙女高原 優しい山は夏の疲れを癒します | トップページ | 滑川大滝をお散歩♪ »