初秋の月山も花盛り
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2014年8月30日 (土) 小雨~霧
姥沢口、スタート時からカッパ着用。
霧の中をリフトは400mほど登ってくれる。
私たちの足元には、ヨツバヒヨドリ(紅色)エゾリンドウの鮮やかな花の群れが流れていく。
ヨツバヒヨドリ
リフトは月山の懐のまっただ中の草原に下り立ち、そのまま木道に導かれお花畑に入っていく。
エゾリンドウ
しっとり濡れた大きなレモンイエローのニッコウキスゲ
イワイチョウやシラネセンキュウの白い花が点々と散らばっている。
シロバナトウチソウは白いブラシの外側をさくら色に染めて、なんとも色っぽい。
紅紫色のヤナギ腰はヨツバシオガマ、小さな青い宝石のミヤマリンドウ。
濃い霧は徐々に薄れ、月山の輪郭が姿を現し始めると、草原の広大さはわたしを圧倒する。
果てしない草原には、さまざま花が次々と姿を現す。
ウサギギク(中)はどれも小型であどけなく、ウメバチソウ(右)は強い白色を放っている。アキノキリンソウ、エゾシオガマ(左)、ピンク色濃いハクサンフウロ。
上部では草モミジが始まり、お花の顔ぶれも秋めいていた。
その近くにはイワカガミやチングルマ、それにハクサンイチゲまでさいていた。
ヒナザクラの愛らしさはピカいち☆。
2種類の大型のアザミも面白い
トゲトゲの葉のナンブタカネアザミ(左)とトゲの痛くないウゴアザミ(右)だ。
山頂近くにはぷっくりした釣り鐘のヒメシャジン(写真)や、ミヤマコウリゾナ。
月山は霊山である。バッチリ白装束で身を固めた山伏修行のひとたちや講中の団体さんが大勢登降している。ただのハイカーと半々くらいだろう。
霧の奥から時々ホラ貝も聞こえてきたりすると、ムード満点。
山頂には月山・奥の院神社があり、鳥居の中は大変な人だかり、三角点を踏むには500円を払いお祓いを受けねばならぬとか、今回も入らず・・・。
神社に向けての写真は不可ということで。
肘折へ下る方へ、 要注意!!!
山頂で軽くランチを済ませ、来た道をそのまま下り、再びリフトで駐車場に。麓の道の駅の「水沢温泉館」で汗を流し、その夜は「月山ワイン」「朝日町ワイン」「月山山麓ワイン」三種のワイン飲みくらべで盛り上がった。
【コース】月山姥沢口P09:10→リフト09:45-あと1.5㎞*10:25-牛首10:45(15)-お地蔵さん(10)-山頂(月山神社)12:15(15)(ランチ)12:45(15)-牛首14:05-*14:20(10)-リフト15:10(10)-P15:30
【地図】「月山トレッキング(五万分の一) ←登山口でいただきました
ガスが上がり北側(横倉沢側)の展望が開けると、
南側のなだらかな起伏とは違う険しい景色が現れた。
では また~ (^_^)/~
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