越前岳~黒岳 初めての愛鷹2
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2014年9月21日(日) 晴れ
キセキです! 正真正銘の快晴なんて!!
まず沢沿い道を、割石峠目指して登る
大沢橋を渡ると、沢にも渓畔林にも陽射しが当たり、小さな草地は光を浴びて気持ちよさそう。
じき沢道になり、大石を越えながらの道のり、
その石は厚い苔に覆われ触るとブンブン弾む。イワタバコの葉もびっしり。
きのう同様、登るほどにブナの大木が増え、テンニンソウの群落、トリカブト、ヤマハッカ、ヨメナなどお花も多く、今は葉っぱだけのコイワカガミが咲く頃は、どんなにステキだろう。
割石峠には驚かされた。まさに割り石、細いスキマから幾重にも重なる山々が覗け、さらに奥に海が見えた。
呼子岳の小さな山頂で一本。
南の王岳へ繋がる道は廃道になったとか。がっちりロープで止められていた。
私たちは北の越前岳を目指し、緩く下り、緩く登りかえす。アセビの赤茶の拗くれた木々の続く尾根道は明るい。
ホイッと越前岳に飛び出る。茶色の粘土質の土が剥き出しの平らな山頂は
は意外だった。
下山は黒岳方面へ、照葉樹も混ざる南国っぽい雑木林に道は延びていく。富士見台(脚立設置)通過。
北白ガレン(爆裂火口跡)通過、崩壊地の上の登山道は厳重にクロスされ、左を巻いた。覗いてみたかったなぁ。
鋸山展望の岩で休憩。
きのう歩いた前岳~位牌岳、そして今回は避けた鋸岳、蓬莱山~のギザを一望できる素晴らしいロケーションだ。
さらに下るにつれ、道は深い溝状にえぐれ、歩きづらくなった。
自ずから、新しい踏みあとが延びており、ついその道を使うことになる。火山灰地の山肌はこうやって崩れていくのかもしれない。
富士見峠から黒岳に向かう。大木揃いの杉林は手入れ良く美しい、植林に混じる天然杉の大木が目を惹く。
登り切った所で植林が終わり、北側が開けベンチもあり「黒岳山頂????」の標識ありで、ここが頂上と思い三角点を捜したが、見つからぬ
あ、もしや山頂はこの奥?と気付いて走っていった。
お椀を伏せたような凸が重なる山深い雰囲気、重厚な杉の巨木がドンドンドンと現れる。
5分ほどで正真正銘の山頂に到着、広く北側が開けている、晴れていれば富士山バッチリなのだそうだ。
富士見峠からは岩っぽい道を急降下(ハシゴ・ロープあり)。直下の『あしたか山荘』(小さな避難小屋)にも寄ってみた。
下山口の山神社では感謝を込めて手を合わせた。
【コース】テン場06:55-大沢橋07:05-第1ケルン07:30-大杉07:40-(10)第2ケルン08:10-割石峠09:20-呼子岳09:50(15)-勢子尾根分岐10:25-鞍部(10)-越前岳12:00(20)-富士見台12:45-鋸岳展望地13:20(10)-富士見峠*14:10-黒岳1往復 15:20-山神社16:15-駐車場16:20→愛鷹登山口BS 16:30
【地図】昭文社:富士山 2.5万:愛鷹山
では また~ (^_^)/~
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