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米山(上越)・見下ろす日本海の美しさ

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2014年5月18日 (日) 曇りのち晴れ

まだ7時半というのに、霧に包まれた 水野口の駐車場には数台の先着車、
「米山は人気の山です、晴れてたら凄いことになってますよ」とのこと。

とっつきから ナガハシテングスミレの登場、はじめまして。
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茫洋としたブナ林を抜けていく。Img_6976_r
岩場には、オオイワカガミがわんさかわんさかImg_6992_r

ユキツバキImg_6963_r


ミツバツツジ・・ここの花は驚きの色鮮やかさ、種類は何なのだろう。Img_7009_r

濃霧の織りなす 幽玄の世界Img_7002_r


上部にはまだ雪が残っていた、ショウジョウバカマも咲き残っていた、Img_7022_r


憧れの花 ムシカリ!!Img_7019_r


米山山頂では 霧の中から おしゃれな避難小屋が現れたImg_7038_r
その裏に立派なお堂・・・米山薬師は日本三大薬師のひとつとか。Img_7036_r


草地でおやつをいただいていたら、突然 霧の空の一角が裂け
青い海が覗いた。やったね。Img_7047_r

道路や橋や港も見える。
田んぼにはもう水が張られてる

同じ道を、今度は下る。
ムシカリもツツジもユキツバキも光沢を放っている。Img_7074_r

もちろん森も空も。

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ギフチョウが舞っていた。春の女神のファイナル飛翔かも。Img_7071_r

ブナ森はスッキリ、空の青と新緑が美しい。幹の白さが際だつ。
霧が出てもクリアに晴れても ブナ林はステキです。Img_7082_r

そうして水野口に下りると、待っていました・・・大展望
妙高~信州トレイルの山そして谷川岳に繋がる白い峰々、Img_7091_r

米山さん、また、いつか・・・。Img_7096_r


【コース】水野登山口P07:30-分岐08:30-しらば避難小屋08:40-米山山頂09:35(60)-
分岐11:40-P 12:40

では また~  (^_^)/~

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霧ヶ岳(上越)

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2014年5月17日 (土) 曇り

新幹線とほくほく線を乗り継ぎうらがわらで下車、霧が岳(507.0m)まで、山菜採りに出かけました。


「ゆあみ」口から
山菜はもちろんのこと、日頃あまり見ることのない木や花の豊かさに、たった500mほどの山とはいえ「豪雪地帯恐るべし」を痛感しました。

コシノカンアオイImg_6843_r

イヌシデ原生林Img_6860_r


シロハンショウヅルImg_6881_r
ルイヨウボタンとオオイワカガミImg_6897_r_2

どーしてこうなるの? ねじくれたブナ

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霧ヶ岳山頂、
霧でいっぱいだったので 山頂のもの静かなお地蔵さまをImg_6920_r
小谷島口へ下る
さっそく Img_6927_r
キスミレ オオバキスミレも 同居Img_6930_r

はなより山菜Img_6932_r

コゴミの森(遅かったか!)Img_6938_r
ヒロハテンナンショウImg_6940_r
リーダーから「もう山を下ります、山菜見てはなりません」とのお達し。
ううう、うずく。Img_6949_r

で、成果は・・・
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おつかれさまでした。
豊かな山に感謝です

【コース】ゆあみ口12:25-イヌシデ原生林13:00-(タケノコ、ワラビ)-(モミジガサ)
-霧ヶ岳15:00(10)-(カタクリ、ゼンマイ、ウド)15:30-小谷島口 16:30

では また~  (^_^)/~

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本間橋から本間ノ頭

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2014年5月9日(金)  快晴

このコースは、久しぶり。丹沢観光センターが閉まってからは来ていないし、ひたすら急だったということしか覚えていないのです・・・。

丹沢観光センターは、「魚止め森の家」になっていた。きょうは誰もいなかったけれど、玄関の植栽など綺麗に手入れされているので、使われているようだ。

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建物の裏の階段から踏み跡をたどる。小沢をいくつか渡る。ヒノキ林の中に道は縦横にありすぎ。季節によっては分かりにくいかも。
本間沢の手前に道標あり、道をそのまま行かずに、尾根上を行けと指示していた。

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尾根上の道は不明瞭になる。隣のまぁおおむね南東に向かう尾根に移る、
道標から15分くらいで植林帯を抜けた。

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神奈川県の白い標柱が付いてくるので、下山時のためにと、番号を記録していく。
一人だと慎重になれる。時々テープもあるが信用はしていない。
急勾配なので振り返ってみても、帰りにこの尾根を捕まえることができるかな?

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急勾配が少し収まった。とたんにグリーンが押し寄せてくる。
1000mくらいの所だろう。緑の渦が素晴らしい。久しぶりに浸る丹沢の緑。

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すぐに勾配がきつくなり、今度は岩も出てきた。その岩地帯を越えると左から顕著な尾根が合わさる。ヌタノ丸からの尾根だろう、あちらもなかなかステキだ

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1030mあたりは広尾根で、伸びやかなブナも見られる丹沢らしい景色
そして何よりシロヤシオ。木の数も多いが、花付きもすこぶるよい。

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さっきまでの不安は忘れ、あっちやこっちを徘徊しながら緑と花を楽しんだ。
緩斜面の尾根に沿って植生保護と思える鹿柵が張ってあるので、柵沿いに歩く。

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新葉の緑からじょじょに芽吹きの色になる。
そのまま揺るやかな登りが続き、西になぎを見た所で隣の尾根にトラバース
道はしっかりしているので心配はない。

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そのまま道なりに行けば左から栂立根を合わせ、やがて本間の頭に出る。

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山頂近くのシロヤシオは、葉が開いたばかりだった

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下山は来た道を戻る。  
1030m圏の広尾根では、ヌタノ丸への尾根に引き込まれないように、とばかり考えていたので、一つ手前の小尾根を下りかけたが、すぐ気が付いて戻った。

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【コース】本間橋P07:20-道標07:35(ロス20分)07:55-左から尾根* 09:15(15)-栂立尾根合流 09:55-本間の頭1591m10:10(15)-*10:45-P 12:00
【地図】昭文社:丹沢  2.5万:青野原 大山

では また~  (^_^)/~

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アカヤシオをたずねて日原に

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2014年5月4日 (日) 快晴

日原は久しぶりだ

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凄いよね、この活力!若葉の萌えるエネルギー

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ということで 滝上谷橋までやってきた。

右岸に盛り上がるのが目指す大栗尾根なので、石垣をよじ登り尾根上に乗る
下から見上げると和やかな雑木林のようだけど、やってみると大変だった

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大栗尾根にはオノオレカンバがたくさん生えている。
オノオレカンバの新緑は、凄く綺麗だ。

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危ないところはないが、けっこう急である。
ヤマザクラが咲いている

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すっごくいい道が尾根を横切る(中断歩道だそうです)、と 植林帯になり、
これがまたかなり急。

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下ばかり見て歩いているので、いろんなスミレに出会えた

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いつしか左はカラ松林。カラマツの新芽って、とても綺麗なのよ

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ついに植林が終わった、やっほ~、広葉樹林の開放感をしみじみ感じながら ♪

1368mピークに乗ると大きなミズナラに出迎えられた。なごみ広場でひと休み

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そのうち徐々に岩っぽくなってきた、と思ったら前方に濃いピンクの花のかげ。

おお、まぎれもない、アカヤシオの登場だ、
それもかなり色の濃い美形ぞろいのようである。(*^_^*)

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高嶺の花には近づけない、っていうより、今わたしは岩場にいるのよ、気を抜くな。

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三点確保で慎重に大岩越えたはいいけれど、尾根に戻るのが一苦労。
頭上にアカヤシオの咲いているのは分かっていても、自分の事に集中・集中。

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やっと尾根に戻りました、岩岩痩せ尾根ですけど、安定しているので、慎重に行けばよい。(下…痩せてますがしっかりした岩です)

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岩は消えても急登は終わらず、ひたすら体力勝負で進んでいくと、縦走路。
でもここは突っ切り、あと5分がんばって、大栗山の山頂です(なつかしの字体)
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誰も来ない静かなイタダキでおにぎりをいただき 

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この先はルンルンな 長沢背稜尾根歩き。

ハナド岩やハンギョウ尾根をチェックして

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ミツドッケへの登りにかかる(ダケカンバが美しい)

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山頂手前の岩峰に寄ろうとしたら、ハテ?見たことあるようなお方?

そのお方はkomadoさん、ご一緒にヨコスズ尾根を下りることに。

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懐かしく感じた、この道、 このブナ、ミズナラやダケカンバ

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るにつれて、両側の谷筋は、軽やかな芽吹きの緑で埋まりだした

そんな緑に混じって オオヤマザクラやミツバツツジの花の塊が点々と。

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お天気はよいし、気持ちもいいので、滝入ノ峰を越えていくことにする

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ガレガレした小山をいくつか越え、三角点の滝入ノ峰を越え、次のピークにさしかかると

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ミツバツツジの並木道のような豪華な景色が待っていた

こんなの見たことない。ことしのツツジはどの種類もよく咲いているとか、
ミツバツツジもそうことなのかな?

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すでに時間のことは気にしないモードに切り替わっているので(笑)、
今のこの景色をじっくり堪能しながら歩いている。

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ツバツツジ地帯を過ぎると、自然林のいい感じの緩斜面、ここでもじっくり、雰囲気をかみしめながら下る

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唐突に登山道に合流するとあとはひたすらの下り、
長い時間ではないけれど、半端じゃない勾配をひたすら歩き、やっと日原街道の車道に出た。

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お疲れさま。

【コース】東日原P07:05-滝上谷橋(とりつき830m)08:35(10)-尾根上09:05-(中段歩道)1050m植林帯10:00-広葉林へ1250m10:50-1368m広尾根11:10-大岩1400m11:20-巡視路1560m12:10-大栗山1591m12:15(45)-ハナド岩13:15-三ツドッケ 13:50(10)-一杯水避難小屋14:20- 滝入ノ峰へ15:15-登山道16:30-P 16:55
【地図】昭文社:奥多摩  2.5万:武蔵日原


 Img_6379_rヨコスズ尾根で、咲き始めたオオカメノキ

では また~  (^_^)/~

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