鶴ヶ鳥屋山 ぼちぼち春が。。
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2014年4月8日 (火) 快晴
早春の鶴ヶ鳥屋山にいってきました。なんと4年ぶりとは!
今回、登りは笹子駅から、808.0三角点の尾根、下りは最短と思われる、恩六二九~近ヶ沢橋~初狩までのルートにしました。
登りの尾根の、この木なんの木?、・・・足を揃えて待っててくれました
笹子駅から東に、笹一を通り過ぎたところで右の山道に入る。給水管が沿っている。じき右上にガードレールが見えてくる、左の船橋沢には堰堤。今日はこの川を渡った対岸の尾根を登る。
檜林の踏み跡は例のごとく微妙。登るに苦はないがちょっと急だ。上に上にザクザク踏み込みつつ30分ほどで小尾根を捉え、しっかりした稜線の雑木混じりの道になる。あっという間に前方にスカイラインが開け、送電塔台地に到着した。
もうこの先は、涼やかなガッシリした尾根道。芽吹き前の早春の山の景色が待っていた。
ミツバツツジがそこここにピンクのつぼみを膨らます。
所々、急にもなるが、思いの外平坦地もあり、るんるん軽快に進んでいった。すると今度は、巨大な黒々とした鉄塔が現れた。
すぐ上が黒野田ハチマキ林道である。林道からのとりつきもスムーズにゆき、尾根後半は、ブナやカエデやミズナラやの巨木たちと交歓しながら歩いていく。
鶴ヶ鳥屋山の一角にふさわしい落ち着いたたたずまい。早く山頂に着いてランチもいいけれど、今のこの感覚をずっと味わってもいたい。
そんな心で、大きな幹を撫でたり、耳を当ててみたり、ツーショット写真を撮ったりしながらのんびり登る。
本社ヶ丸からの稜線に出た。山頂はすぐそこ、でも、まぁ一服。
この辺りのブナがまた良いのね。
鶴ヶ鳥屋山では、日当たりよく風もなく、ものすごく暖かい。正面の富士山は霞がかってとろけそう、三ツ峠は黒々とグンと近くに聳えていた。
下山は最短の近ヶ坂橋への道。あらあら、こんなに急だったっけ?息つく暇ない急降下をガンガン下り、ハチマキ林道を横切り、
恩六二九分岐点まで来た。
この分岐点は何度も通ったけれど、唐沢橋への道は歩いたことがない。下山で「悪路」とかかれていたら怯んでしまうが人情というものだ。
ジグザグな飽きる道を1時間でやっと河原に下り、最後の休憩。ふと見るとイシゴロの河原に小さなピンクのスミレが点々と噴き出すように咲いていた。何スミレなのか?なんとも健気で愛らしい。
林道ではアブラチャンの花を愛でつつ近ヶ坂橋に出る。
恐ろしく交通量の追い新道だ。この新道と旧道がつかず離れず走っているので、わたしたちは大型車両の来ない旧道を拾いつつ、初狩駅に向かった。
春はまだまだ続きます。でも今年の春は今年しか見られません、
だからまた行きましょう。
【コース】笹子08:00→とりつき08:10-808m(鉄塔) 09:00(10)-1050m鉄塔10:15(10)-黒野田林道10:25-稜線11:35-鶴ヶ鳥屋山11:50(50)-黒野田林道13:35-恩六二九13:40(10)-林道14:30(15)-近ヶ沢橋15:00-初狩15:50
【地図】昭文社:大菩薩 2.5万:笹子
では また~ (^_^)/~
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