横瀬二子山
写真はポップアップウインドウ、クリックすれば拡大します
2013年11月21日 (木) 快晴
芦ヶ久保駅から道の駅を通り抜け、道沿いを歩く。草むらは白い霜がびっしり、秩父は寒いのだ。
線路下の低く暗いトンネルをくぐり、二子山の登山道に。
所々『学習登山コース』の看板が立ち”講義”を受けつつ行く。靴ひもの結び方、緊急時の連絡方法、etc、etc、
ゆるゆる小尾根を越え沢を渡り、登り返す杉林。急になった沢沿いの対岸に大きな岩が見え、岩の上は黄葉の眩い木々が誇らしげに枝を広げていた。「いいなぁ、あの岩」、と うらやましがっていたら、道はジグザグと上に向かい始め、ついにその岩の上に、素敵な黄葉に囲まれひと休みできた。
この先は爽やかな尾根歩き、マユミ(orツリバナ)やムラサキシキブなど秋の木の実を愛でつつ登っていく。
最後は立ちはだかるような急斜面。滑りやすいザレ地を、足を踏ん張り木の根を頼ってぐいぐい登る。乗り上げれば二子山の一角「雌岳」である。すぐ左折し岩岩を急降下し、お隣の「雄岳」へ。
雄岳には三角点や丸太が設置され、いかにも山頂らしい。南側には日溜まりと展望が待っていた。正面に武甲山の堂々とした姿、続く大持・子持の稜線はアカヤシオの思い出を呼び覚ます。
ランチをすませたのは12時すぎ、武甲山採石場もお昼休みか、砂塵?が消えた。ちょいと武川岳方面をプチ探索しよう。
アララ、アララの岩道の急降下、最低鞍部はまだなの?
勾配がゆるむと右側の雑木林が気持ちよさに気づき、ルンルン歩いていく。
最後は 黄葉の雑木林に包まれ、美しき武甲山を堪能し、Uターン。
雄岳を越え雌岳を越え、一路浅間神社に向かって下る。
途中、岩室や大岩を見た。
雑木林は陽射しに包まれ、明るく楽しい尾根道だった。
浅間神社を過ぎると里の気配はあるのに、道路や家がなかなか現れず、まだ着かないの?とばかり考えていた。
鳥居をくぐり沢に出ると、一人の男性が作業中。
「厳冬期に向けて氷の滝を作るんです、成功したら大滝村のようなのができるんですよ。ライトアップして屋台も出します」、というお話でした。
【コース】芦ヶ久保09:10-二子山雌岳11:10-二子山雄岳11:20(50)-Uターン12:20(5)-雌岳13:00-浅間神社14:40(10)-道の駅・芦ヶ久保15:05
【地図】昭文社:奥武蔵秩父 2.5万:正丸
では また~ (^_^)/~
山域別レポ一覧は あしあとへ
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント