日向山~倉掛山~大岩山
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2013年9月28日~29日
矢立石登山口→日向山→駒岩分岐(テント) 倉掛山往復 大岩山往復
そして来た道を戻りました。
【一日目、晴れのち曇】
登山口からは 歩きよいカラ松林を登ります。ブナの大木もチラホラ。
白砂の日向山に到着。八ヶ岳
岩は深々とした苔に覆われ、ダイモンジソウやナデシコの残り花が咲いていました。
途中、1680mあたりは、面妖な雰囲気、巨大な人面岩が門番のよう・・
急登をこなすと、尾根上の一本道、軽やかな雰囲気のカラ松林です。
足元には美しい笹が広がり、
あるいはしっとりと苔に覆われ、やがて森はシラビソに変わり、シャクナゲが増えてきます。
そして駒岩分岐に到着。今日はここにテントです。
【二日目、完璧な晴】
5時半、雲ひとつない朝の空に、ぐんぐん日が昇ります。
富士山が茜色に染まっていきます。鳳凰三山がくっきり!
アタックザックで倉掛山に向かいます。80m下って90m登るのです。
その鞍部では、奥秩父~金峰山がくっきり眺められました。
「倉掛山」の標柱をすぎ、「展望台」つまり遙拝所に向かいます。
わずか5分で到着。 南東に突き出た白ザレ岩です。
甲斐駒の右には鋸岳のギザがクッキリ並び、中でも大ギャップの切れ込みはオソロシゲ。
遙拝所の石祠は、屋根、本体、台座が分解したままになってます。
こんな大きな石祠をどのようにして、ここに据えたのだろうか。
駒岩に戻り、次は大岩山に向け出発。
【やまなしの森林100選・倉掛山の天然カラマツ林】を過ぎ、緩い起伏を越えると、シラビソ森の登りになります。
駒薙ノ頭からの大岩山、思ったよりもっこり見えたので、内心怯みました。
案の定、最後150mの一気登りはきつかったけれど、なにくわぬ顔をして大岩山に到着し朝食をいただきました。
大岩山は シラビソとダケカンバとシャクナゲに囲まれ、展望はないけれど、静かな山頂。ふと思い出したのは小川山です。
機会があったら 烏帽子岳を抜け甲斐駒に行きたいです。(この道から行けます)
駒岩に戻り、下山開始。
来たときとは違って陽射しにあふれ、下草の笹もカラ松林もダケカンバの幹もキラキラ。
ツツジやナナカマドの紅葉が進んだように思えるのは、気のせいではないでしょう
日ごと、山は本格的な秋になっていきます。
雁ヶ原の白砂は紺碧の空に映え、いっそう白く眩しさを増していました。
日向山は 山ガール山ボーイたちが華やかですし、ファミリー登山も多い、暖かい雰囲気 ♪
立ち寄った【尾白の湯】の”赤湯”はとても成分濃いらしく、とても効能ありそうなので、とてもありがたくいただきました。チャンスがあればまた入りたいな。
【コース】(28日)矢立石登山口10:55-日向山 12:55(15)-駒岩 15:30(テント場)
(29日)テン場 06:30-倉掛山 07:05-遙拝所(展望台) 07:10(25)-テン場 08:15(10)-大岩山 09:45(20)-テン場 10:55(20)-日向山 12:40(35)-登山口14:20
【地図】昭文社:甲斐駒北岳 2.5万:長坂上条、甲斐駒
では また~ (^_^)/~
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コメント
倶楽部通信、読みました。日向山、お天気でよかったですね。行きたかった(泣)
甲斐駒、わたしもいきたーい!です。
投稿: スリムダディー | 2013年10月30日 (水) 23時01分
山行きの良さは、結局お天気が最大の要素ですね
甲斐駒行きが実現するといいけれど。
投稿: ba_sobu | 2013年11月 1日 (金) 15時16分