静かな山道 ①秋田駒~乳頭山 阿弥陀池避難小屋まで
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2013年8月7日~9日
一日目(8月7日) 八合目登山口~阿弥陀池避難小屋
初日は高低差のない道を1時間ほど歩くだけ。
途中、旧硫黄鉱山跡の道を分けますが「崩落による危険箇所あり」の、
なかなかそそる道でした。
自分の行く新道は、霧がなければさぞ眺望が良いのでしょうが・・・。
エゾアマニュウ
秋田駒は噂どおりの花の山。 ハクサンシャジン(全盛期) タカネニガナ、オオノアザミ、オニアザミ。ヤマハハコ、オニシオモツケ、シロバナトウチソウ・・・
木道が現れるとお椀の底のような阿弥陀池の凹地であり、濃いガスの溜まり場になっていて、足元以外何も見えません。 いったいどこに行くのやら?
ふいに三角の屋根が現れました。今夜のお宿・阿弥陀池避難小屋でした。
水場はポタポタ水滴が落ちる程度ですが、ちゃんと確保できました。
ますます霧が濃くなり、男岳の全容が見えません。
とにかく岩ピークをいくつも越えていきます。
そろそろかな?と思っても「あぁ、まだ先か」といった具合で・・。
ミヤマホツツジ… めしべが、ぐいっと反り返っています (
)
そうして 鳥居と石祠の、男岳に到着しました。
五百羅漢回りで下山したかったけれど、濃霧は怖いので、来た道を戻ります。
男岳から見下ろした、 左・阿弥陀池、奥に避難小屋があるのです…
中央の尾根は横岳へ続きます。
尾根上の右に急降下するのが、あす歩く馬場の小径へ繋がる道です
岩の道にも、とぎれることなくお花は現れます。
ニッコウキスゲ、ミヤマウツボグサ、ミヤマダイコンソウ、エゾツツジ…。ミヤマコウリゾナ
夜は満天の星空でした。 大きな星小さな星、とにかくいっぱいの星・星・星。
天の川は滔々と天空を横切り、流れ星も豪勢に次々と落ちてきます。
あまりに凄すぎて、小屋に戻る気がしなくて、木道に大の字になって、しばし眺めていました。 きっと一生の記憶でしょう。
避難小屋2F、とてもきれいです。 立って歩けます。 右のドアは冬季用。
【1日目】田沢湖12:20→(\1000)駒ヶ岳8合目13:19/13:45-阿弥陀池小屋(泊)15:15+(男岳往復15:40~16:30)
二日目は 馬場の小径から大焼砂、そして湯森山に~ (^_^)/~
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