湯河原へ梅の花 城山と幕山
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2013年2月28日 (木) 晴
まず 『湯河原城山』
城山登山口でバスの乗客は全員下車、ここから20分の登り道。
海沿いらしい照葉樹が青々と茂る中、意外に開ける眺望に「箱根の山かしら?」「違うんじゃない」とか言いながら気持ちよく登っていると山頂に到着した。
城山山頂は『土肥城址』と彫られたどっしりとした石碑と、東屋ベンチなどある広々とした芝地。遮るもののない展望で、青い海・・のハズが、昨日の雨の名残りか、海の上には水蒸気が立ちこめぼやけている。
北の方角に箱根の「明神~明星」とよく似たカヤトの山が、なんとものほほんと横たわっていた。地図で見たら『星ヶ山~白銀山』*
古めかしい石だたみをわずかに下ると立派な車道と合流し、ここからまだ下る。城山からより、もっと下った。 すると雪が残り寒々しい広場に出た。石仏がたくさん並んでいたので「あ~やっと着いた」ホッとしてたら、「あ15分下るのです」だって。
次は階段、道沿いに途切れることなく石灯篭が並び、石仏もずらっと。お顔は違えど同じような仏様で、手にダンベルみたいなのを持っている。
到着した窟は予想をはるかに超えて大きく、ちょうど岩殿山東尾根の「七社権現洞窟」の感じ。これなら何十人と隠れられたろう。でもさほど奥深くないので、隠れてもバレてしまうだろう。というかバレていたのだ。
『幕山公園』に行こう。
窟を出てすぐ左折。一之瀬橋までは明確だけど鬱蒼とした沢道。さらに下る。どんどん下る。やっと前方がひらけると眼前に幕山がにょきっと現れた。
それよりまず、お昼でしょ? というわけで幕山公園に。
梅はまた3分咲きくらいでもお見事、豪華。
公園の広場にはチップが撒かれ椅子テーブルが設置、丸く取り囲むように屋台が並び、「うどん」「おそば」「坦々焼きそば」「おみかん」その他、農協婦人部という感じの人たちが販売している。家庭的な雰囲気はちょっといい、なのでやっぱり賑やかでなくては
わたしたちも屋台でおうどんやおそばを買い求め、運よく空いたベンチで、舌鼓。すっかり観光ムードに包まれ
「幕山?ちょろいわ。」てな感じでなめきっていた。
最後に 『幕山』
梅林の中を登山道は延びていく。
華麗な八重のピンクのたわわに咲き誇る中、登っていく。
あれれ?足が重い。調子に乗って食べ過ぎたか?観光気分で緊張感なしのせい?
ロックゲレンデを見上げると大勢の人たち、女の人も多い。かっこいい。
「この先登山道」だって。ふー。 すでに疲れてしまっとるよ。
ツツジ系の木か?裸山のような尾根道をひたすら歩く、・・・
幕山山頂は運動会ができそうなくらい広いカヤト。
茫洋としていたけど、初島、大島、伊豆半島を確認できたのだから、良しとしよう。
登頂したら、眼下に海が広がるっていうのも、なかなかいいなぁ。
【コース】湯河原09:45→(\250)城山登山口10:15-湯河原城山10:40-しとどの窟 11:40-幕山公園12:35(35)-626.幕山14:25-幕山公園BS→(\250)湯河原
【地図】昭文社:箱根
では また~ (^_^)/~
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