山伏峠から御正体山
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2013年3月21日 (木) 快晴
ブログを始めてからは、御正体山に暑い夏ばかり(前回は2011.09.18)登っている。
木々の葉の落ちた季節は、何年ぶりになるだろう。
山伏トンネルを抜け道志村側の巡視路を伝う。スタート時の標高1000mほどなので、すぐ大ブナや大栂が現れた。稜線に立つと真っ白な富士山が真正面。ヤッホー!
吊尾根はきれいな熊笹(ミヤコザサ)。ひと登りで日向峰との分岐に出た。
健康な立派なブナたちが日当たりの斜面に点在し、このあたりをぶらつくだけで幸せになりそう。春らしく、バイケイソウの芽がぴょこぴょこ顔を出している
気持ちの良いクマ笹の間を落ち葉道は延びていき、奥ノ岳、、そして256鉄塔に出ると! 期待以上に真っ白で大きな富士山と、聖から北岳まで南アルプスの美しいスカイラインが手に取るよう。
前方 に中ノ岳が大きく聳えているが、登り坂も何のその、双耳の丸い頂の二つ目にベンチと山名標が立っていだ。
じき奥ノ岳を越える。前方の高なりに、がっしりとしたシキリ尾根が見える。中腹にカヤト、上部には栂(モミ?)やブナが点在する素敵な尾根。
「合流までガンバりましょう、そしたらちょうど12時でしょう」
大きなブナが次々に現れ、愛でながら登るので、急な勾配も乗り切ることができる。
トリカブトの果穂のドライフラワーがあちこちに、
そして ついにシキリ尾根分岐(御正体山の肩)に到着。
緩斜面を見下ろす格好のロケーションの大きなブナの根元にシートを広げ、
ランチタイム。
エネルギーを充填したし、傾斜は緩くなったしで、最後はブナの樹形や静かな雰囲気を堪能しながら登ってゆけた、早春の今はバイケイソウもマルバダケブキも枯れているので広々と見える緩斜面に、ブナやツガの大木がにょきにょき立っている、
そのブナだけど、どれも貫禄たっぷりというか、苔やシダを生やし黒ずんでいる。老齢なため?元気がない。幹ほどの太い枝がポキンと折れたりして。
山頂では太陽が翳り気温2℃、なんたること。温かいコーヒーをいただき、早々に下山。
前ノ岳を過ぎ中ノ岳までひとっとび。アレアレ、いつの間に陽射しが戻ってきたし暖かくなってきた。
そして、陽光の溢れる256鉄塔展望地では最後の休憩タイム。午後ともなれば展望は春靄に薄れていたけれど、気持ちいいね。
メタリック富士山は霞みに負けじと、しっかり見えていた。
【コース】山伏峠9:15-奥ノ岳10:15-256鉄塔10:25-中ノ岳11:10-前ノ岳11:45-シキり尾根分岐12:15(35)-御正体山13:00-中ノ岳14:15-256鉄塔14:50-P16::00
【地図】昭文社:富士山 2万5千:御正体山
では また~ (^_^)/~
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