新春は 高川山へひだまりハイキング
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2013年1月10日 (木) 快晴
木曜隊の初登りは富士山の見える・高川山。大月から東尾根で登ります。
あまりによいお天気なので、むすび山までの30分でもう汗だく。
眼下にはぼっ~と霞む箱庭の景色。
枯草の下からは新しい生命の萌えたつ匂いがします。
野草の菊たちはドライフラワーとなってふんわり綿毛を膨らましています。
青空にはマンサクのごつごつした梢が広がり
若草色の小さな山蚕の繭が、小枝や細い蔓のあちこちにぶる下がていました。
やがて祠のある天神峠。
峠道は明確で、傍らにはちんまりとした馬頭観音様がいらっしゃいました。
じき岩がちになり、偽ピークを越えると前方には紛れもない高川山です。
富士山はどこ?、おお、今しもクリームにトロけそう、でもさすが美しい。
今年もいいことありますように。
ビッキーちゃんの箱を覗いてみたら、傷んだノート数冊とアルバムがおさめられていました。なつかしきビッキーの表情をみていると、亡くしたわがリンちゃんの毛ざわりがよみがえってくるのです、うるる。
サテ下山、当初の予定を変更し、お気楽そうで暖かそうな、田野倉に降りる小形山コースに変更して、
落ち葉に埋もれるジグザグ道を下りながら「暖かすぎて眠くなっちゃうぅ…」「途中の小形山でコーヒーブレイクしようか」「時間あるし、お昼寝もできるかも」と、楽しみを小形山に託し、トントントンと下っていくのです。
いつしか尾根道から、沢ぞいの日当たり道になると、前方のピークが消えてしまいます。もしや?と2.5万図を見たら、小形山って山の名でなく字名でした。
いつのまに足元は舗装され、じき民家の並ぶ集落に入ります。
九鬼山のおおらかな姿と、リニアの軌道。
田野倉駅までの道すがら、オシャレな洋館の「尾県(おがた)郷土資料館」の前を、
瀟洒な建物に惹かれ立ち寄ってみました。ここは元尾県尋常小学校だとか、
内部見学は館長さん自らのご丁寧な説明付き、戦前の昭和との思いがけない出会いにほくほくできた一日でした。
【コース】大月08:15-むすび山08:50-天神峠10:05-高川山12:00(60)-分岐13:10-小形山分岐13:45-尾県郷土資料館14:25(30)―田野倉15:10
【地図】昭文社:高尾陣馬 2.5万:大月、都留
では また~ (^_^)/~
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