冬の津軽路 (3)
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2013年 1月17日(木)~20日(日)
三日目
五能線各駅停車で、鰺ヶ沢から深浦、そして十二湖までの短い移動です。
8時半 鰺ヶ沢駅、↓ 「一番列車は9時過ぎに出ます」 という。よかった。
たまたまだけど、鰺ヶ沢泊にしておいて良かった。
本来の一番は 鰺ヶ沢6:29発東能代行き、 きょうは 9時半発で深浦止りとか。
9時過ぎ 四両編成でホームに入った列車。真ん中で切り離し
二両は五所川原へ、二両は深浦行きになります。
深浦行きワンマンカー。 乗客は自分らだけ。
暖房を がんがん炊いてくれて、なんだか申し訳ないような・・・
踏切だ。大勢の人が、雪かきをしてくれていた。
スコップ片手に、電車に手を振っている。
みんな、ほっぺがまっ赤。きらきらした目でにこにこしてた。
ありがとう、ありがとう。ありがとう!!
電車はがたごと走ります
線路は雪で見えません
風合瀬(かそせ) 驫木(とどろき) 追良瀬(おいらせ) どの駅名もステキ
読めないけれど・・・
岩は迫り
深浦は、北前船に興味があった。
知りたいならば 円覚寺にいくとよい。
立派な山門の奥に本堂があり、¥400で拝観できる。
ぜったいぜったい 行くべし、拝観すべし。
北前船より、もっと昔からの、貴重な資料のホンモノ、そしていろいろななんやかも、
寺に納められてあり おてらの奥さんに解説してもらえるのです
(町の資料館はこれらのコピーが並べてあるだけ)
江戸時代の 船乗りたちの迫力に圧倒される。深浦がどういう土地だったかわかります。 アイヌとのつながりも・・うかがえる
深浦の町、かつて、かなり栄えた港町、その繁栄の名残の品や建物や・・が、散逸しかけている、 その上、記憶までもが消えそうで、あわてて集めているけれど、どう整理して良いかわからない、そういう あやうい空気を感じる。
深浦の駅に戻ると 電車は13:32発に定刻発車とか、
どうやらお天気は安定してきたみたい。
というわけで、無事十二湖駅に着き、荷を置いてから
海岸近くをお散歩した。(ガンガラ穴の上の賽の河原まで)
冬の津軽路 (4)に続く
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