麻生山
今回は権現山の西隣、麻生山へ南から延びる尾根を歩いてみました。
とりつきイロイロある中で、松浦さんの本にも出ていた春日神社からの尾根を選びます。(簡単そうだったので)
真っ青な空、風もなし。 尾根上はうすやぶ、でもじき松林になり、歩きやすくなったと安心したとたん、密な竹藪が現れたのです。 「ワォ!」、一瞬ひるみましたが、バリバリかき分けること数分で竹藪は終わりホッとしました。
気持ち良い雑木林が続きます。深い落ち葉に足首まで埋まりそう、
ざっくざっくと踏み込みながら登っていきます。
やがてヒノキがぼちぼち現れたと思うと、左雑木、右ヒノキ林になりました。
このあたりから急なる傾斜となり、みな猫足登り。
短時間で標高を稼げますけど、エネルギーを爆発させねば ・・・・・・ ふぅ。
木の幹に体を確保し振り返ると、木立に見え隠れして美しき富士の姿。元気でます。
1020m尾根合流点。ヒノキ林から素晴らしい雑木林に変わりました。
合流してきた南南東からの尾根がいい、「こっちも上がってみたいなぁ。」
山頂までのあと(標高差)250mは、地形図通りの急勾配、わたしたちは再びネコに変身して、エッサエッサ。
小笹が現れました、権現主稜線を縁取る小笹です。
そして ついに出ました縦走路。
三角点の麻生山までは10分たらず、この季節は広葉樹が落葉しそこそこの見晴らしがありました。
尾名手峠の道標は、ますますぼろく地味になっていました。
駒宮に向け巻き道を下ります。危なっかしかった道は、ますますアブナカシク、
落ち葉が積もっているのでなおさら気を遣います。
30分で長尾根に乗ると快適な尾根道が下っていきます。深い深い落ち葉道。西日を受けながら、満足感に浸りながら 下っていくのでした。
やがてジグザグ急降下しはじめ、駒宮分岐では天神峠経由を選択したのに、肝心の天神峠を見逃し、駒宮砦の見学が出来なかったのは心残りでした。
きようは一年の締めくくりにふさわしい長閑な初冬の山の旅でございました。
下山中に見かけた 構築物、 これは、いったい?????
ナンジャラホイ
【コース】猿橋08:18→浅川公民館08:50-春日神社08:55(15)-1020m 10:55(15)-麻生山12:15/13:00-尾名手峠13:15-長尾根合流13:45-駒宮分岐15:00-駒宮BS 15:35/15:45→(3050円 タクシー)猿橋16:05
【地図】昭文社:高尾陣馬 2.5万:大月、上野原
では また~ (^_^)/~
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