九鬼山~朝日小沢から 富士山、大岩、サプライズ
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2012年6月14日 (木) くもりのち晴れ
紺場の休場 ↑
猿橋からタクシーで朝日小沢(あさひおざわ)まで行き、深桂沢沿いの車道を15分も歩けば深桂橋のとりつき、少し先に九鬼山への案内があり、檜林の中にしっかりした作業道が通っています。
深桂沢左岸尾根の横腹にぐねぐね道は延びています。「予報では晴れると言ってたけど曇ったままじゃん」「降らないだけマシってことかも」
手入れの行き届いたヒノキ林は、30分ほどで雑木林に変わります。ヒメウツギやノバラ、オニドコロなどの花が咲き、気のせいか空がほんわか明るくなったよう。
雑木林はヒノキも混じえながら高度を上げていき、目の前の木透かしの尾根に乗ったら、そこはなんと九鬼山登山道の峠(830m)でした。
下山時は直進せず左の谷をトラバースして北尾根に移る場所で、私たちの来た方向には【朝日小沢40分/諏訪神社方面】の札が置いてあります。今まで何度も目にしていた案内の行く先がわかったのです。
登り道にはネジキ、ヤマツツジ、コアジサイなど、明るい森に初夏の花がひっそり咲き、日差しを受けた緑がとても眩しい。
やがてロープもある岩場になりグイッと上がり切たところが山頂でした。
誰もいない九鬼山の展望、雲に覆われ真っ白。「真上は青空なのに」と、お茶を飲んでいると、北西方向がぐんぐん晴れ、大きな山並みが姿を現しました
一気に雲が上がりいつの間にか北側はすっきり晴れ渡っています。もしやと思い南側の木の隙間に目をこらすと、なんと富士山もみえているじゃありませんか!
みなで富士見平までひとっ走り。ぽっかりひらけた正面にお見事な富士山が絵画のようにきまっていました。
下山は、さっき登った岩場を下り830m峠に戻り、道標に従い左に谷をトラバース。雪の日は怖かったけど無雪の今でも怖いです。
北尾根に乗るとすぐ『紺場の休場』の明るい台地に飛び出しました(トップの写真)
青色のアヤメの群生に目を瞠りました。白花も点在、ここが花園だなんて。
緑のシャワーの中、緩やかなアップダウン、やがて札金峠、さらに対岸の急峻な上りをこなし馬立山に来ました。冬は展望が良いのに今は木立の中だし狭いしで、ランチをそこそこの所で切り上げ、縦走を続けます。
沢井の頭の先で菊花山からの道と合流し、さらに進むと大岩の右を巻きます。。
エアリア地図で八五郎クドレ(崩れ)とあるのはこの大岩らしい。??
八五郎クドレ?の大岩から 御前岩を見る
伐採地(植林済み)を介し御前岩に。さらに北尾根を下り、いつもパスしてしまう神楽山に寄ってみました。アンテナと三角点の寂しい山頂に、ピンクのシモツケが咲いていました。
夏の陽射しのもと猿橋駅に下ります。15:50電車に間に合うかどうかビミョーな時間。暑いのでせかせか歩くのはゴメン、次の電車でも良いわと、てくてく歩いて駅に着くと、駅員さんが出てきて、「16:17発は運休なので次は40分後になります」のこと。
「アブナイところだった 間に合って良かった」と、ちょうど来た電車に乗り込むと、
おやおや、みなさん、猿橋駅構内の自販機でしっかりアイスをゲットしてましたよ。
【コース】猿橋08:09→(タクシー\2060)朝日小沢08:30(15)-深桂橋09:05-830m合流10:15-九鬼山10:40(15)-830m分岐11:10-紺場の休場11:25(10)-馬立山12:35(30)-(+10大岩八五郎クドレ)-御前岩14:15-神楽山14:40-猿橋15:45
【地図】昭文社:高尾陣馬 2.5万:大月、都留
では また~ (^_^)/~
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