檜洞丸 丹沢を満喫
2012年5月24日 (木) 晴れ
神ノ川園地から神の川沿いの林道を歩きます。
対岸の風巻ノ頭~袖平の緑がモクモクと眩しく、神ノ川の沢音は涼やかです。
コースタイム通り1時間で広河原到着。
フジアザミの幼い葉がいくつも顔を出していました。きょうの檜洞丸北尾根から。
とりつきから30分で北尾根に乗れ、難所は無事クリアです。
急だけどしっかりした檜林を登っていきます。
じき小広い平坦地、標高900mくらい(おそらく)の所にでます。
ワイヤ、ドラム缶、酒びん、やかん、トタン板、などなど散乱し、かつて作業基地(小屋?)かなんかだったでしょう。
この先でヒノキ林は終わり、目映い広葉樹林が待ち受けています。わ~い。
緑が綺麗。体中、グリーンに染まってしまいそう。
急勾配もなんのその、元気を貰ってぐいぐい登っていきます。凄いね、緑の力だね。
ブナ、カエデ、ツツジ、サクラ?いろいろ、生まれたばかり葉っぱは、光を透かし、空気を緑色の染めるのです。
972mで緩く左に曲ると、大木が増え、シロヤシオツツジも見えはじめます。でも花は? ずでに後期。それにしても花付きは悪そう。
やがてアセビの木が増えてきます。新芽の淡い橙色が花のよう。
シロヤシオも大木です、トウゴクミツバツツジも多く、こちらはまだ蕾。
やがて足元にマルバタケブキ、バイケイソウ、トリカブトなどの葉が茂り始め、そろそろ山頂だろうかと思い始めると、不思議と霧が落ちてきました。
ふわっとした茫洋とした世界もまた麗し。
山頂 ↑
檜洞丸に到着は12時15分、ハイカーは少なく、静かな雰囲気。
お昼を食べている間に霧は晴れ、日が射してきました。
ヤタ尾根を下ります。下山路は崩れやすいザレ場、登山道の階段は壊れていますので、注意して下ります。でもでも、急降下するときの、高度感がなんとも素晴らしい。
熊笹ノ峰との間の大きな鞍部を、霧が流れています。
左手は切り立った崖、右も谷。シロヤシオが多く蕾をたっぷり付けていました。
岩場を過ぎるとそよそよ下草のステキな尾根道。ブナの大木が静かに佇む明るい林が待っていました。この辺りがきょうのハイライトでした。
熊笹ノ峰からヤタ尾根へ。
以前のスズタケは大幅に減退。何とも涼しげなブナ林に変貌していました。
おかげさまでブナの一本一本が優しく私たちの目の前の現れ、その緑を心ゆくまで堪能できました。
なおも下るとヒノキ林になります。
足元が木の根で歩きづらくなり、岩くずも煩わしく、ペースダウン。
やっと ぶったぎり林道に出て水飲み休憩。あ~、ちゅかれた。
もう一度、ヒノキ林に入り、今度はスイスイ20分ほどで「ヤタ尾根とりつき」の階段、さらに朝来た道を10分も歩けば、神ノ川園地に戻れます。
きょうの 緑の一日 無事、ゴ~~ル !
きょうの花
コイワザクラ
【コース】神ノ川園地P8:00-広河原09:00(10)-北尾根09:40-900m平坦(植林終)10:15(10)-檜洞丸12:20/13:10-熊笹峰14:00(10)-元ベンチ 14:40(10)-植林15:00-林道横切る15:35(10)-P16:20
【地図】昭文社:丹沢 2.5万:中川
では また~ (^_^)/~
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