権現山 南から東へ
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2011年11月24日 (木) 晴れ
とりつきのお墓をぬけるとヒノキ林。道はまっすぐ北北東に延びていきます。
すぐ雑木林で、浅い紅葉の色合いが明るく、うきうき歩いていきます。
実は枯れた葉も多く・・今年の紅葉はどこも残念なのだけど。
日当たり眩しい潅木帯の ムラサキシキブの多いことったら。
ホレ、ホレ、そこにもここにも、紫の小さな粒が鈴なりです。
じき、あたりがすうっ~と涼やかな雑木林に変わります。
どこまで行ってもこんな森、広やかで、明るくて、落ち葉がふわふわ、
それになにより紅葉の真っ只中。黄色、オレンジ、そして赤。
緩斜面は楽しいな。緩斜、カンシャ、感謝しましょ♪
わずかなもっこりを過ぎると岩がころころ見え出します。
急登のはじまりの知らせです。降り積もった落ち葉が滑ります。。
両となりの尾根が錦秋に燃えています。
横目で睨みながら、浮石に気を使い、せっせせっせと登っていきます。
オオ、富士山、
朧ながら端正な富士山が南の空にぽっかり浮かんでまっせ、いいですなぁ。
さてと、
急登の後半は一気に稜線まで、「きついぞ、きついぞ、ガンバロウ」
てなわけで11時15分、稜線に出ました。
あとは登山道を権現山に向かうだけ。
なだらかな尾根、いくつかの起伏を乗り越え、15分ほどで権現山に到着しました。
東の落ち葉の広場でランチ。
暖かくて明るくて、フワフワじゅうたんは、居心地よいですなぁ。
下山はホントに久しぶりに不老山経由で下りることにしましょう。
権現山から東は、あれ、こんなに植林が多かったのかいな?
和見分岐から雨降山に立ち寄ってみましたが、雨降山はもう山でなく、アンテナ(電波塔)設置所になっていました。
南に一直線に下る道。
ふり返れば権現山の西半分のおおらかな山容が、雑木の毛布をかぶってほほんと見えます。
★雨降山
ガンガン下っているとやがて、スギ林に入ります。
林は明るく綺麗で、何より地面が柔らかくて嬉しい。左植林、右雑木のパターンが続き、快調に下っていくと林道が切り通しています。
尾根に乗った広い山頂ピークがどうも『郷戸山』だったらしいけれど (以前は登山道が山頂を巻いていて、ヤブコギして到達した覚えがあるのですが、過去の夢?)
気がついたら不老山・棚頭分岐に着いてしまいました。
高指山方面に左折。歩く人が少ないのかやや藪がかった道で、植林も荒れた感じがするし、赤松が枯れていたりして、どーも居心地が悪かったのです。
でもね、せっせと歩きましたよ、勾配があまりないのが、助かったというか、いつ下りられるんだろうかという感じでしたけど。そんなダラケタ勾配からひょいっと凸にのりあげたところに、道標とベンチが鎮座、アラ着いちゃった『高指山』
高指山から不老山は楽しい道でした♪ 細尾根には意外に立派な松などあり、なんかセーメーバンのあたりを思い出します。
植林はほとんど消え、明るい木々が連なっています。このあたりが甲東三山の見せ場なんでしょう。
不老山は南側が大きく開け、道志丹沢ががっつり見えます、手前に中央高速の談合坂SA、背後にうねうねと尾根が続いています。良くまぁといえるほど、一筋一筋が良く分かります。感激しちゃったよ!!
金比羅大権現までは快適に下ります。
サテその後、くねくねくねくねくね変わり映えしない下り道が、ああホンマニ、長かった。まぁ、しかたないけれど。とにかく無事下りました。
【コース】猿橋08:18→浅川BS 08:45/09:00-850m緩斜面9:40(0)-1100m尾根合流10:40(10)-稜線11:15(5)-権現山11:35/12:20-雨降山12:55(+15)-ゴウト山分岐13:55-高指山14:15(10)-不老山 14:55-登山口15:45-不老下BS→上野原
【地図】昭文社:高尾陣馬 2万5千:上野原
では また~ (^_^)/~
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