富士山の裾野に広がるシュールな景色 双子山~第二火口
写真はポップアップウインドウ、クリックすれば拡大します~
2011年9月25日 (日) 曇り
ランチ場は 御殿庭の少し先の第二火口をのぞく吊り尾根で
案の定 出発の時点では、
富士山御殿場口の新五合目登山口の駐車場には車も少ない。
霧は息をしているよう、濃くなったり薄れたり、
そのたび 周りの景色が現れたり消えたりします。
結局、霧の中、双子山の鞍部に着いてしまいました。
まず 下の双子山(左)に登ります。
霧はどんどん濃くなり、7分後の山頂では、今、登ってきた道すらわからなくなりそう。 正直不安です。 たまたま山頂にいたパーティの方たちと合流して、つかず離れず下りました。
もう一方の双子山の山頂では霧は雨になり、風も強く寒くてガタガタふるえるほどです。 こんなんじゃ、きょう一日をどう過ごばいいのだろう?
しっかし、鞍部に戻るとウソのように風は収まり、心なしか明るくなってきたので
気を取り直して歩きます!
両側の平原にスゲのような草やフジアザミ、イタドリが点在し、草紅葉が始まっています、黒い火山灰に映え、なかなかきれいです。
その中でフジアザミの花のない株の多いことに気がつきました。
鹿が食べた? 刈り払った?
いえ、どうやら先日の台風の風で、重い首がちぎられてしまったらしい。
御殿庭上に到着、
正面の吊り尾根に向かい、第三火口を歩きます。
行き着いた先で見たものは
あんぐり口を開けている 第二火口 → トップの写真
右の吊り尾根の先には 異形の赤岩
第二火口のもう一つ向こうには 第一火口が、そして宝永山があり、
そして富士山が、でーんとあるのでしょう!
ぜひ 見たかったのですが、きょうはここまで。
先ほどの御殿庭上から 中→下 と 樹林帯を歩き
帰路は幕岩経由の道を歩きます
幕岩って どこ?どこ? えっ これか?
説明板は水に流され、何もなかった
最後は ほんとにすてきな緑の森が 現れました
ダケカンバや、ブナや、トウヒ、ヒコサンヒメシャラ、イタヤカエデ、ウリハダカエデ、オオイタヤメイゲツ・・・
道はうまく呂の字を描き、
じき ガランとした駐車場に戻りました。さすが寒かったです。
富士山ってほんとにすごい。
いろんな地相や 風景や 植物が でてきそう
そして晴れていれば景色もよいのでしょう。
ものすごく 楽しいことがいっぱいつまっていそうで、わくわくする 。
また いってみたいです
【コース】御殿場口新五合目P08:10-双子山(下)09:15-双子山(上)09:50-三辻10:45-御殿岩入口11:15-御殿岩上12:00-第二火口12:20/13:30-御殿庭下14:00-入口14:40-三辻15:00-幕岩15:30-P16:30
【地図】昭文社:富士山
では また~ (^_^)/~
山域別レポ一覧は あしあとへ
| 固定リンク
コメント