鈴ヶ尾山~大桑山
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2011年9 月8日 (木) 晴れ
台風12号は西日本に大きな被害をもたらしましたが、ここ関東にもずいぶん雨が降らせました。
ニュースにならないけれど、あちこちで崖崩れなどもあったようです。
登山口の幡野の里には 秋の花。 ヤマハッカ(左) キンミズヒキ(右)
登山口の幡野では、小沢川を渡り、幡野沢をわたります、どっちの川も激しい流れ、台風の余韻でしょうか。
小屋の手前の道から山に入ります。
昭文社地図にタイム入りの赤破線が引かれましたが、道標ひとつない静かな山道です。
神社の奥へ、杉林をゆるゆる登っていくと、じき雑木林に変わります。
ほんとに涼やかな、里山らしい雑木林が続くのです。
きょうは初秋の雨上がりの日、
茸たちがざくざく生え、色どりどりの傘を開いていました、
まずタマゴタケのファミリー
幡野山(596m) 640mとコブコブを越えていきます。
640mの先で尾根を巻くらしかったのですが。かまわずぐいぐい登ってしまいました、どうりで急だったわけでした。
730m圏のアンテナピークに出ると、イノシシ君の掘り返し激しく、また先日の嵐で落ちた枝も散乱して荒れた感じ。
← やがてミニ岩場が現れ、
登りきったところが、鈴ヶ尾山の山頂です。
いやはや、台風はずいぶん吹き荒れたうぴです。
ひろやかな山頂は、小枝や葉っぱや青い小さな栗のイガや、クマシデやコナラの果穂で敷き詰められていました。
鈴ヶ尾山で一服して、大桑山に向かいます
意外にあっさり突坂峠に到着できました。
← お地蔵様に手を併せ、林道を横切り、
最後のオシゴト大桑山への登りにかかります。
記憶どおりの急登、オナカが減っているし蒸し暑いしで、もうたいへん、
休み休み登っていると、大きなブナやクリやコナラが出てきだし、シモバシラの白い花がやたら咲いてたりしました。元気をもりかえし、がんばりました。
12時半過ぎ、ようやく大桑山に到着、待望のランチです。
高畑山にはひとくだりし、キレットを渡ればすぐついてしまいます。
下山は北尾根を、仙人小屋跡経由で下りましたが、尾根どおしも面白かったかもしれないなと、歩きながら思いました。
石仏の所で小篠沢に出て、沢道になります。
沢道は雨後でぬかるんでいます、また水路になっていたりもして、先日の台風のすごさを思い知らされました。
沢の水量も半端じゃありません。
集落を抜け、まだ暑い午後の陽ざしは強烈です
残暑の中の車道歩きで 鳥沢駅に着いたときにはヘロヘロになっていました。
家に戻ったら、なでしこサッカー北朝鮮戦は後半が始まったところ、
0-0からの点の取り合いを見ることができ、よかったな 。
わたしたちも疲れたけれど、なでしこたちも大分疲れていたようす。
おつかれさま よくがんばりました。
【コース】 猿橋08:08 → (タクシー1250円) 幡野08;25(15) - 595m幡野山09:35 - 730mアンテナ10:20(10) - 鈴ヶ尾山833.9m11:10(10) - 突坂峠 11:40- 大桑山12:35/13:15- 高畑山13:50(10) - 仙人小屋跡14:30- 石仏15:10(15) - 小篠貯水池15:45- 鳥沢16:25
【地図】昭文社:高尾陣馬 2.5万:大月、都留、大室山、上野原
では また~ (^_^)/~
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コメント
お久しぶりです。コメントがないようなので余計なご報告です。
皆さんが行かれた一週間後に白馬・栂池に行きまして私たちも天気に恵まれしめしめと思ってブログも楽しく拝見しました。
ところが台風12号による大雨で、大桑山と桂川対岸の百蔵山西側で大規模な深層崩落がありました。ちょうど福泉寺からのルートの北側です。葛野川対岸田無瀬の向かい急斜面で杉の植林帯でしたが、無残に尾根から崩落しています。自然は怖い。福泉寺から百蔵山を目指す方はお気をつけください。イノシシ・鹿なども餌がないのか、人里まで降りてきて、山麓には猟友会も出動しています。ご注意のほどを。
投稿: yama | 2011年9月20日 (火) 19時53分
yamaさん
ありがとうございます 百蔵山のことは知りませんでした
あの尾根はけっこう楽だし、静かなのでよく歩いています
貴重な情報です
また台風がきていますね
山梨あたりに大雨警報がでています
少なからず影響が出るかもしれません、心配です
投稿: ba_sobu | 2011年9月20日 (火) 23時08分