じっくりのんびり★火打山2 火打山と黒沢池
★火打山1からの続きです
二日目 8月10日 (水) 晴れ、曇り、
火打~妙高の縦走の予定でしたが、二つはキツそうなので 火打山ONLYにしました
【火打山に登る】 晴れ渡った空の下、きのうの天狗の庭を抜け、火打山への登りにかかります、
コースのほとんどに植生保護のため木道が設置されています。
時間が早いのか、ハクサンコザクラが終わっているからか、歩く人は非常に少なく、静かな山でした、
花の山の名の通り、
ヒメシャジン(写真)、ウザギギク、メタカラコウ、ウメバチソウ、マルバダケブキ 、オニアザミなどなど、盛夏の花たちがよく咲いていました。
中腹には 拗くれたダケカンバが列をなしています。
真っ青な空に、ダケカンバの幹が光り、たっぷり繁った緑の葉がゆさゆさゆれていました
雷鳥平では、イワカガミやシナノキンバイ、そして最後のハクサンコザクラも、見ることが出来ました
今行くぞ~
山頂に立つと
日本海が真下に見えます。
あまりに近いので、びっくりしてしまいました。
南側は北アルプス。
雲が湧いていましたが
鹿島槍や 雪倉~朝日が見えたのが嬉しかった
西側には 影火打
その奥に (雲がかかっていますが)焼山。まだ噴煙が上がっているように見えますが・・
とりあえず、影火打まで、行ってみましょう(^^)
。
影火打は 山名表示などありません。2.3個の凸がつらなる、つまりは全体で影火打なのでしょう。
ミョウコウトリカブト、オヤマリンドウ、イチヤクリンドウ、ウメバチソウなど、 かなりのお花が楽しめるのです。
ここまで来る人は少ないですが、
もうすこし早く小屋を出れば 焼山までいかれたな、と思いましたが。
いさぎよくひきかえします。
← 反対側から眺める火打、
これまた美形でした。
次は 黒沢池に向かうことにしました。
この道、黒沢池ヒュッテまでの道は あまり面白くありませんでした
しっかし、
「わ~お。来てよかった」と叫びました。
←あの 湿原を横切る道を歩けるのですもん、
最盛期は 過ぎたのでしょう
ミズバショウやらコバイケイソウやらイワイチョウの葉があちこちに群れ、チングルマは穂になって、盛上がっていました。
ワタスゲはこの池にも多く
他にネバリノギラン(左)や モウセンゴケが咲いていました(右)
イワショウブの花にも 嬉しかった。
広大な湿原を横切ると、富士見平合流点。そこからは バスの時間を気にしつつ 笹ヶ峰に下りました。
アテにしていた 苗名の湯は 水曜定休ということ、
バスの運転手さんに教えて貰った 妙高温泉の 共同入浴場で汗を流します。200円
なんとも小さい地元の人の温泉。
おばあさんがたとお話しできて 楽しかったです。
【コース】高谷池ヒュッテ05:25-天狗の庭09:05-雷鳥平6:30(20)-火打山07:30(35)-影火打08:25-火打山09:05(25)-天狗の庭10:30(15)-高谷池ヒュッテ11:05(15)-黒沢池ヒュッテ12:15(10)-黒沢池-富士見平13:15-黒沢橋14:10(10)-笹ヶ峰14:55/15:25→妙高温泉16:10-妙高高原駅17:10
【地図】昭文社:妙高、戸隠、雨飾
では また~ (^_^)/~
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