毛無山 色づく
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2010年10月24日 (日) 曇りのち雨
初めての天子山塊・・
というのにお天気がちょっと、
毛無山無料駐車場からの富士山はすでに雲に覆われていた
めざす毛無山も、山頂はもう雲の中である。
20分ほど林道を歩き登山口に到着。
毛無山一帯は、かつて栄えた金鉱山だったそうで、往時をしのばせる道具などが残されている
のっけから ロープが設置されているような急登
その急登はゆるまることがなく続くのだ
上がるにしたがってだんだんと林は色づいてくる
不動滝の眺望台には
ベンチも設置されている。
眺めは雄大、
なかなか立派な滝である
秋が深まり紅葉が進めば
いちだんと華やかな景色なのだろう
さぁ、また急登だ、ガンバルぞ
救護用ヘリポートのところだけ、一瞬の平坦地
標高が上がるにつれ、紅葉がどんどん良くなる
ことしの色づきはイマイチだそうだが、それでもいい感じだ
しっかし お天気はどんどん悪くなる
富士山が見えた
上の方だけ ちょっぴり
毛無山から見えた富士山はこの時だけだった。
風が冷たい、
やがて下草がそよそよしだし、相変わらず急登だが、涼やかなすてきな森が 広がりはじめた
ほっとする雰囲気の、
こんな景色には、胸がきゅっとする
吹切尾根(大菩薩)の吊り尾根に近づくときとか。
マツダランプのむかしの道標には「下部温泉~朝霧高原」の文字がみえる
マツダランプが、東芝のことだなんて
知らない人の方が多い
勾配はほとんどなくなり
やっと♪♪♪、
足元を気にせず
ノンビリ気分で歩ける
黒木の濃い緑に
紅葉の赤や黄色が
鮮やかだ
ここが毛無山山頂、
おだんごの山名表示板って、な~んかなつしいんだぁ~
麓への道は通行禁止と
書かれている
2.5万図の破線路の
ことかな?
静かな穏やかな森が
広がっている
とてもすてきな場所
でも
ついに雨が降ってきた
まず稜線は
ウキウキな尾根あるき。
ダケカンバの大木が目を引く。
やがて右側はカラ松林になる、
黄葉が佳境に入らんとするところだった。
地蔵峠に到着した
下部方面の道は歩けるのか? 怪しげである
地蔵峠から長者ヶ岳方向に行き先案内がないのは何故だろう?
地蔵峠から沢道を下る、
歩きよい落ち場の渓畔林、東京都の水源巡視路を思わせるすてきな道
と思ったのは 最初のうちだけ
沢を越えたあたりから
石ゴロが足に応え始めた。
転ばないように気をつけて下りよう。
沢を何度か越える、
途中 小さなきれいな滝もあったし、大岩のいかにも渓谷風な景観も現れた
お天気がよかったらもっと楽しめだろうな
天気が悪いとまわりが暗い。
いっこくも早く山を下りたくなってしまう。
比丘尼の滝をすぎ
沢を2度渡り返すと
水道管?が現れ、
やっと今朝の分岐点に出た。
10分も歩けば林道
そして、登山口。
有料駐車場から20分歩いて、けさの駐車場に戻る。
朝にはテントの花が咲いていた オートキャンプ場は
ひたすら広い緑のハラッパで、なかなかいい感じだ
毛無山、いや、この山域は、お天気の時、また歩いてみたいなぁ、
【コース】無料P 08:20-有料P 08:40-不動の滝 09:20-ヘリポート10:00-稜線11:50-毛無山12:00(30)-地蔵峠13:25-登山口14:45-P15:10
【地図】 昭文社:富士山
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