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毛無山 色づく

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2010年10月24日 (日) 曇りのち雨

Img_6903s 山頂ちかくは ちょうどよい色あいでした 小雨が降っています

Img_6773s

初めての天子山塊・・
というのにお天気がちょっと、

毛無山無料駐車場からの富士山はすでに雲に覆われていた

めざす毛無山も、山頂はもう雲の中である。

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20分ほど林道を歩き登山口に到着。

毛無山一帯は、かつて栄えた金鉱山だったそうで、往時をしのばせる道具などが残されている

Img_6806s のっけから ロープが設置されているような急登
その急登はゆるまることがなく続くのだ

上がるにしたがってだんだんと林は色づいてくる

Img_6802s_3

不動滝の眺望台には
ベンチも設置されている。

眺めは雄大、
なかなか立派な滝である

秋が深まり紅葉が進めば
いちだんと華やかな景色なのだろう

Img_6837s さぁ、また急登だ、ガンバルぞ
救護用ヘリポートのところだけ、一瞬の平坦地

標高が上がるにつれ、紅葉がどんどん良くなる
ことしの色づきはイマイチだそうだが、それでもいい感じだ

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しっかし お天気はどんどん悪くなる

富士山が見えた 
上の方だけ ちょっぴり

毛無山から見えた富士山はこの時だけだった。
風が冷たい、

Img_6861s やがて下草がそよそよしだし、相変わらず急登だが、涼やかなすてきな森が 広がりはじめた

ほっとする雰囲気の、
こんな景色には、胸がきゅっとする
吹切尾根(大菩薩)の吊り尾根に近づくときとか。

Img_6874s やっとこ主稜線と合流だ、

マツダランプのむかしの道標には「下部温泉~朝霧高原」の文字がみえる

マツダランプが、東芝のことだなんて
知らない人の方が多い

Img_6882s 勾配はほとんどなくなり 
やっと♪♪♪、
足元を気にせず 
ノンビリ気分で歩ける

黒木の濃い緑に
紅葉の赤や黄色が
鮮やかだ

Img_6885sここが毛無山山頂、
おだんごの山名表示板って、な~んかなつしいんだぁ~


麓への道は通行禁止と
書かれている
2.5万図の破線路の
ことかな?

Img_6895sだれもいない 北側の
森に入ってランチにした

静かな穏やかな森が
広がっている

とてもすてきな場所

でも
ついに雨が降ってきた

Img_6913s下山は地蔵峠を回っていくことにする。

まず稜線は
ウキウキな尾根あるき。
ダケカンバの大木が目を引く。

  Img_6917s
  これはこれは立派な松の木でござる。
山のぬしかな?

やがて右側はカラ松林になる、
黄葉が佳境に入らんとするところだった。

Img_6930s
地蔵峠に到着した 
下部方面の道は歩けるのか? 怪しげである
地蔵峠から長者ヶ岳方向に行き先案内がないのは何故だろう?

Img_6935s 地蔵峠から沢道を下る、
歩きよい落ち場の渓畔林、東京都の水源巡視路を思わせるすてきな道

と思ったのは 最初のうちだけ

沢を越えたあたりから
石ゴロが足に応え始めた。

Img_6946s 転ばないように気をつけて下りよう。
沢を何度か越える、

途中 小さなきれいな滝もあったし、大岩のいかにも渓谷風な景観も現れた

お天気がよかったらもっと楽しめだろうな

Img_6949s 天気が悪いとまわりが暗い。
いっこくも早く山を下りたくなってしまう。
 
比丘尼の滝をすぎ
沢を2度渡り返すと
水道管?が現れ、
やっと今朝の分岐点に出た。

 Img_6963s

10分も歩けば林道
そして、登山口。
有料駐車場から20分歩いて、けさの駐車場に戻る。

朝にはテントの花が咲いていた オートキャンプ場は

ひたすら広い緑のハラッパで、なかなかいい感じだ

毛無山、いや、この山域は、お天気の時、また歩いてみたいなぁ

【コース】無料P 08:20-有料P 08:40-不動の滝 09:20-ヘリポート10:00-稜線11:50-毛無山12:00(30)-地蔵峠13:25-登山口14:45-P15:10
【地図】  昭文社:富士山  

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笹子雁摺~お坊山~大鹿峠

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2010年10月14日 (木) 曇りのち晴れ 

Img_6557 きょうは霧の濃い茫洋としたお天気です

笹子峠を出発し 笹子雁摺に向かいます。 (お手軽か? 

じつはここから登るのは初めてです。

路傍の馬頭観音に時の流れを思ったり・・なんていうポエムじゃなく 昔の人々が歩いた痕跡をみるのが好きなだけ?

Img_6567s  峠越えの道は歩きやすく 静けさに包まれています

 30分ほどで左に65号鉄塔みると、巡視路と合流です

 去年、ここから巻き道を 辿ったので今回は尾根道、
 大鉄塔に駆け下りるときの ちょっとした爽快感がいいのであります
 

Img_6594 大鉄塔を過ぎ、ガンバラの出っ 腹をエッサエッサ上り詰めると  三角点の笹子雁ヶ腹摺山に到着しまっす

  う~む展望なし

  米沢山に向かいましょう

  秋めいた道に いちはやく色づいた葉は  やはりカエデ系が多いようです

Photo_2  オオイタヤメイゲツかも                       ヒトツバカエデかな

Img_6628s 米沢山は小さいながら岩山。左側の切れ下ちた谷には イワタバコの葉も見えます。
 
最後はロープありの急登をぐいぐい上り詰め、小広い山頂に到着します

山頂はしっとりした雰囲気で、ほっと和みます 

Img_6609_2 秋の花もちらりほらり    なごりのトリカブト(左)と リュウノウギク(右)

Img_6667s 米沢山から東に 丸ドームのトクモリを過ぎると ふたたび岩混じりの急登となり、お坊山西峰に出ます。

ますます濃くなった霧を分けながら わたしたちは 東峰まで足を伸ばし。ここでランチ。

 

Img_6673s(左)センブリが咲き始めていました (例年よりは遅いかも)
(右)アザミの種類

Img_6683s  ランチを済ませ 大鹿峠に向かいます。もうすぐ始まる 黄葉紅葉を前にして 
「ただいまチューニング中」ってところでしょうか

 ← カラフル ♪

大鹿峠からは、最短で下れる景徳院への道を選択。
しっかし のっけに過激な登りがあるなんて 

Img_6697 まぁ、勾配がおちつけば、 巡視路沿いの道はほかほか。 これは嬉しい。
 
眩い日差しが、あたりを照らします、、
晴れてきたんだ ♪  
いえ もしかしたら麓はずっと晴れていた? 

氷川神社でひと息つき、鹿柵を潜り、民家の庭を通り抜け (ここ、登山道? みなさんもお庭を通り抜けているのですか?)

Photo_4あじさい                                  こあじさい

Img_6721s_2 おうちのかたとお話をしたりしてから
景徳院に出ました

← 山門

いつも総門の前を通り過ぎているので、  きょう初めて参拝しました

 

Img_6724_2 武田勝頼公のお墓って?
 ← これでしょうか?

あとは  ぶらぶら甲斐大和駅まであるきます

ノブドウの実の幻想的な色あいが、なかなか・・よかでした

 Img_6654s

やまでは  きのこ

きょうもたくさんみかけました
 
食えそうな感じですがのう

  

 
 

【コース】甲斐大和08:02→(taxi\3330)笹子峠08:35-大鉄塔09:45(10)-笹子雁ヶ腹摺山10:10(10)-米沢山11:30(10)-お坊山東峰12:25/13:15-大鹿峠13:50(10)-氷川神社14:50ー民家15:00-景徳院15:20(25)-甲斐大和16:15
【地図】昭文社:大菩薩  2.5万:笹子

では また~  (^_^)/~

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篠原展

2010年10月10日 (日) 雨のち晴れ 

藤野の篠原(しのばら)へ

Img_6539s まずは 
 腹ごしらえ

Img_6538s

次は
 加藤さんのおうち

  オープンハウス
 してました

Img_6536s お二階のようす

Img_6530s  川沿いの道を登ると

 三宅岳写真展

Img_6547s

メイン会場は

もとの 篠原小学校

Img_6550

ピザを焼く

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大石神社

Img_6552

  農場

 入ってみると

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超可愛い

親子にあった

モデルをやって下さった

ありがとうございます

では また~  (^_^)/~

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神ノ川広河原から臼ヶ岳へ

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2010年10月7日 (木) 晴れ

ひゃぁ !!   フジアザミがぜ~んぶ咲いちゃってるぅ !!

Img_6269  

日陰沢橋のゲートをくぐり、1時間ほど歩くと広河原にでます。いやはや 去年9月初めに来たときまだつぼみに株が多かった、全部咲いたらすごいだろうな、と思っていました。目のあたりにして度肝を抜かれました 圧巻です

Img_6283s                           
源蔵尾根 最初は杉檜の植林帯

のっけからの急登はつらいですが
キノコなどを見物しながら
せっせと登ります

Img_6306_2 1時間ほどがんばると 広葉樹林になります

沢の源頭付近をとおるところは 大きな緑のドームに包まれている感じ

このあたり源蔵尾根の核心部?と思う

伸びやかな木々に癒されつつさらに登って行くと

Img_6319 尾根が痩せてきます
左側は白ザレの金山谷の深い谷

でも お花がぼちぼち現れてきます

なかでもイワシャジンがたくさん咲いていたので嬉しかった 
繊細な葉と繊細な花、なんともいえない風情がありました

Img_6322 Img_6337


?ハグマ(左)とイワシャジン(右)
Img_6357

丹沢主脈に近くなるにつれ 木々はほのかに色づき始めます
早くも黄金色のカーペットができてました!


Img_6360s ← ここまでくれば丹沢主脈は目前

上り詰めた金山谷乗越は ヤセ尾根です、
崩壊が激しく階段が苦労してつけられています

金山谷の頭は通行禁止?

Img_6386s 乗越を過ぎると 公園のような穏やかな道に。

あちこちにリンドウが咲き始め 清々しい青さが光ります

ダイモンジソウは岩陰でそよぎ、 楚々としたイワシャジンも点々と。

Img_6385 Img_6381

リンドウ(左)     ダイモンジソウ(右)Img_6411

シロヨメナもまだまだ盛りで、
これだけ群れると 豪華です      Img_6423s  
臼ヶ岳の肩に到着、
蛭ヶ岳も眺められるブナ林でランチにしました

あたりにはヒメシャラも多く
山頂よりも いい感じなところと思うのです

きょうはこのまま、ピストンで下山します。


しっかし源蔵尾根下部の杉林の下りは、長く感じました。つらかった

Img_6415s_2;
秋です たくさんのきのこを見かけましたが、名前はさっぱりです!

【コース】日陰沢橋P07:45ー広河原08:35/09:05ー丹沢主脈11:30-(10)-神ノ川乗越12:10-臼ヶ岳肩12:35/13:05-源蔵新道へ14:00-(10)-広河原15:40/16:00-P17:10

【地図】昭文社:丹沢  25000分の一:中川、大山

 

Img_6410s

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きょう一番 会いたかった
           シラヒゲソウ  →

終盤でしたが間にあって良かったな 

では また~  (^_^)/~

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ブナ林 山中湖界隈

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2010年9月30日 (木) 雨

Img_6129s 秋雨前線のまっただ中! 

明神峠入口からとっておきのブナの森へ
ほとんど平坦な道、
霧が濃いのになんとなく明るい森。

Img_6136s 楢の種類の縦縞の幹が多いがいったいなんの木だろう? 

赤い丸い実はヤマボウシ。

林床にはシラヤマギクやトリカブトが咲く、
ここのトリカブトは色が薄く清楚な感じ。

Img_6120s やがてとっておきのブナたちが待つ場所へ。

いつもはでちょこっとお茶するだけ、
でもきょうはゆったり森にひたっていられる

鹿たちが駆けていった、
ひと呼吸おいて子鹿がおっかける。

雉も姿を現した。

雨の日、
森は動物たちの自由な世界。

Img_6125s わたしも霧のように森に溶け込んでしまいたい、

胸いっぱいに森の生気を吸いこんでみる

ありがとう、
こんなすてきな世界を見せてくれて。

Img_6102s_2  三国峠の道路脇には 
大きなフジアザミが咲いていた
つるニンジン、ノアザミ、タイアザミ、くず、ママコノシリヌグイ、ヤマハッカなどなど、
林道脇はお花の宝庫です、

Img_6231s

そして 一週間後
10月6日水曜日は秋晴れでした

またとっておきのぶなの林にいってみました

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あいかわらず静かな森の
緑はさざめいています。
 

じき 秋の紅葉が始まるのでしょう

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いでに訪ねた三国峠~鉄砲木ノ頭
満開のススキたちが出迎えてくれました

では また~  (^_^)/~

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秋の長雨 

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2010年9月29日 (水) 晴れ 

Img_6037s ことしは元気な秋雨前線

ポカッと晴れた一日

的さま に行ってみた
 (丹沢 室久保沢)

的さま わかりますか?

Img_2062s 去年の10月

長雨はとうに去っており

秋晴れのまいにち・・

的さまハッキリ見えてます

Img_6045
西棚ノ沢出合あたりは

ごうごうと
溢れるような水の流れに変わってた

徒渉は断念 

Img_5359 ふだんは こんな感じの小沢なのに・・

ベニチャワンタケ Img_6069s 

では また~  (^_^)/~

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