蓑毛越から桜花咲く弘法山へ
(写真はポップアップウインドウで拡大できます)
大山下社~簑毛越~高取山~善波峠~弘法山
2010年4月1日 (木) 晴れのち曇り 大風!!
パッと晴れ上がった空、ケーブル駅を下り、まずは大山阿夫利神社・下社にお詣り
大山には西側・北側から登ることが多いので、下社は久しぶり。せっかくなのでおみくじを引いてみました。 お守り入りは お得感あります。 どんなお守りが入っているか楽しみ♪
神社の脇から、山頂に向かう道を分かれ、山腹を巻く、蓑毛道をゆきます。
江戸の昔から栄えていた大山参道のひとつだそうで、石垣が残り、大樅あり、雑木林あり、左は見晴らしがきき、もし晴れていれば海もすぐ近くに見えるのでしょう。
あっと言う間に「蓑毛越」の四つ辻に到着、ベンチの脇の大アブラチャンがたわわに黄色の花を咲かせていました。
両側が杉林の整備された幅広の道は歩きやすく、ケラケラお調子にのって歩いていたので、うっかり左側の浅間山をやり過ごしたまま、NTT電波塔に着いてしまいました。
← NTT電波塔
見よ、この不穏な空を!
さらに南に下ります、林道というよりダートの防火帯のような道で、珊瑚樹が並木のように植えられていました。
両側はスッキリ枝打ちされた杉美林、トントントンと、なんとも順調に下り、
浅間林道交点に出てしまいました。
、
不動越は大山古道の一画で「いより峠」というらしいです。破損した不動明王の石碑がその名残りです。
陽ざしの中に、スミレやナツトウダイ、マムシグサが咲いています、
照葉樹の雑木林になったのです。
高取山はアブラチャンの咲くこびろい山頂、早いけれど待望のランチにしました。小さな桜も咲いていたりで、ホットする雰囲気の山です。
ところが通り雨?冷たい風、「一過性ヨ」と思っても気持ちが急いてしまい、早々に山頂を後にしました。(きょうは一日こんな荒れ模様で、晴れたと思えば黒雲に覆われたりと目まぐるしく変化したお天気だったのです)
次の山は念仏山。なんといっても愛らしいお地蔵さまのいる山。赤いマフラーや頭巾がとてもお似合いです。
ますます里山っぽい、花の多い楽しい道のり。
陽ざしの溢れた広場はヒトリシズカの群生地だったし、野いちご、木イチゴの花や、シュンランや、オオヤマザクラやウグイスカグラやヤマブキや……
そうこうするうちに善波峠に出ました。峠の傍らには趣深いお地蔵様たち。切通しの上には「御夜燈」など大山古道の名残りの品々、華々しいラブホ地帯と隣り合わせというのが、時代を飛び越えた シュールな景色でした
弘法山ハイキング道になると、コナラなど広葉樹の雑木林になります。芽吹きのさわやかな素敵な道。ミカン畑や「めんようの里」を過ぎると、弘法山に到着しました。
弘法山からの馬場道は、満開の桜の中、ちょうちんもぶら下がり、夜桜はさぞかし賑わうのでしょう。
権現山は芝生の丸坊主、まだまだ桜の渦は続きます。
浅間山を過ぎるまでと桜の花に溢れていました。。
最後は、まだかまだかのつづら折りの急降下で、足もいたくなったころ、ようやく水平な車道に出られてホッとしました。
アスファルトの道路はしっとり濡れていましす。 山より麓に、たくさんの春の雨が降ったのでしょうね
【コース】伊勢原07:53→(バス 300円)→大山ケーブル駅→(450円)阿夫利神社09:10-下社09:25- 蓑毛越09:50-不動越11:10-高取山11:40/12:10-念仏山 13:00-善波峠13:45-弘法山14:20(30)-権現山15:10-下山口15:40-秦野16:05
【地図】昭文社:丹沢 2.5万地形図(大山、秦野
では また~ (^_^)/~
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コメント
お母様のお顔がなんとも優しい。
それに比べ、6人の子供たちはなんとも
いたずらっ子の顔ですね。
投稿: タカ | 2010年4月 5日 (月) 07時11分
そうそう
なかなか美しく優しげで いままでもお地蔵様のイメージとちょっとずれています
作られた年号を見るのを忘れていましたがいつの時代のものでしょうね 古そうな仏さまでしたが。
彫り師は あこがれの女性をイメージしていたのだと思います
投稿: ba_sobu | 2010年4月 6日 (火) 07時54分