越沢から鉄五郎新道へ
イワウチワとヒカゲツツジ
2010年4月8日 (木) 晴れ
去年とほぼ同じコースをちょっとだけアレンジしました。
寸庭橋から多摩川右岸道を上流に向かいます。
杉林の中に綿々と道は延び、やがて川を渡ります(寸庭川)、上流に小滝が見えます。
その先にまた川があります(越沢)。
すぐ上に一軒家、ミツバツツジがパッと引き立っています、「道中安全」のおじぞうさんと町の新しい道標。
沢筋から林道に向かい、ガンガン登ります。大汗をかいてしまいます。
林道との交点に東屋があり休憩、北側は切れ落ちた崖で展望がよく、ホンワカと芽吹きはじめたなだらかな山々が見えます。
鳩ノ巣林道は車が来ないので気楽に歩けます。上に民家もあり電気が来ているようですが、住んでいらっしゃるのか?
バットレスキャンプ場入り口にも東屋があり、ハイキング川柳が並べられています、
一句一句詠みあげながらみなで大笑いしました。
越沢に下りると陽ざしがあふれ、軽やかなせせらぎの音色が響いています。
たくさんの早春の花たちがいっぱいです。
下流への道を辿ってみます。切り立った崖が渓谷となり、きびしい岩の沢を演出します。やがて前方に東屋が見え、一気に右が開けました。
「ッアッ!」 越沢バットレスの大岩が、どで~~~~ん。
岩というよりぼろぼろ崩れそうな塊なのでオソロシイ。
キャンプ場に戻り、トイレの脇から「けもの道」コースで鉄五郎新道に上がります。
けもの道といっても 太いクサリやロープがありますので、けものじゃなくても上がれます。
クサリよりその上部の、尾根を巻く道の方がアブナカシイ、
ところどころ道が痩せ落ちているので、落ちないように気をつけましょう。
鉄五郎新道には金比羅神社の上に出ます。
さっそくイワウチワの群生地に駆けつけました。 花が減ったの? いや もう終わりかけじゃない? ということで さらの上の群生地まで行くことに。
杉林をひーひー(ランチ前ゆえ) 息を切らせて登って行きます。
あらら、松の巨木が何本か、根こそぎ倒れています、先日の大風の時に倒れたのか?
岩の上で腹ごしらえをしてからイワウチワに会いにいきます。
こちらはまだ蕾もチラホラ見え、咲き始めたばかりのよう、
濃いピンク色で愛らしさ満点
ユーターン。さっきの神社まで戻り、ヒカゲツツジを見に行きます、
ヒカゲツツジは満開で花付きもよく、一ときレモンイエローの夢の世界に遊ぶことができました。
こわごわ
バットレスを見下ろせば、
東屋が見えます
寸庭Pに戻ったのはまだ3時前。ということで帰りしな、御岳の玉川屋に立ち寄りおそばをいただきました。おそばの量が多くお腹がいっぱいです。座敷の窓越しにも、多摩川べりのソメイヨシノが満開でした。 寸庭の家並み 軒先に古い農具が
【コース】寸庭P09:30-鳩ノ巣林道合流10:10-キャンプ場入り口10:40/11:00-越沢キャンプ場11:10/11:45-金比羅山 12:00-金比羅岩12:30/13:15-金比羅神社13:50/14:10-P14:50
【地図】昭文社:奥多摩 2.5万:武蔵御岳
では また~ (^_^)/~
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