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倉岳山 北尾根

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2010年3月18日 (木) 曇り・晴れ 

Img_1677 中央線から眺めると倉岳山には目立つ北尾根が三本あります。今回は右(北西)の尾根を登り左(北東)の尾根で下ります。
先週、時ならぬ雪が降り近郊の山々を一気に白く変えてしまったけれど、その雪はすっかり消えていました。

鳥沢駅を下車し虹吹橋を渡り左折、下畑集落の端まで歩き三界萬霊塔や道祖神のある辻から延びる林道で山に入ります。(写真はとりつき)

Img_1682 鹿柵ゲートのすぐ先から薄い笹の斜面をグイグイ上がりヒノキ林、それが照葉樹林に変わると勾配が落ち着き小ピークに出ます。
さっそくダンコウバイの花が出迎えてくれました。きょうは一日中、ダンコウバイの黄色い花がいっしょでした、

小ピークをこえながらの楽しい歩きです。恩賜林標が点々とついてきます。
大樅がガシッと尾根を守っています。芽吹きを前の裸木の中で、濃い緑が清々しい。

徐々に右の尾根が近づいてきます。小篠に下りる隣尾根でなかなかいい感し、
614m峰で合流です。ツノハジバミの雌花が小さな赤い点々に。

Img_1706s この先に過激な急勾配が待っています。(写真、勾配途中)  深い落ち葉は靴が埋まりそう、滑っちゃうぅ~。ヒー、タスケテェ、誰も助けてあげられない。自分を引き上げるのに必死だもん。

急勾配を頑張ったご褒美に、穏やかななごみの尾根道がまっています(700m圏)。
立派な欅が大らかに枝を広げています。ここにもダンコウバイの花盛り。

やがて北尾根が合わさるあたりで、杉林に延びる道に、とある杉の根元に注目です。へそ水よ、いつも水が滲みだしているの」 言われなければ気がつかない、ただ湿っている場所という感じです。

Img_1717 へそ水から杉林(松林)を一気に上がり尾根に乗ります。
欅や松の巨木が辺りを睥睨していますが、何本かは枯れています(左写真)。

ここからがまた急勾配。でも目の前が倉岳山の山頂なので、ランチを楽しみにファイト!。

11時20分、山頂到着。やっぱり富士山は見えなかったけど風がなくうららか。
山はもう春モードでした。

Img_1726 下山の北東尾根はヒノキ植林と雑木林の境目を、ひたすらガンガン下っていけばよいのです。(左写真)

しかし植林が切れた平たいピーク747mは要注意(札ブル下がる)。
尾根を直進するのは下畑に曲がって行く尾根。梁川には右折します

Img_1732 初めは尾根が見えず、ただ斜面を下るだけなのですが、じき尾根の形になってきます。
ここも過激な急勾配で、深い落ち葉で埋もれています。
まるでクッションの上を歩くような覚束ない感覚ですが、コツが分かれば調子に乗ってぴょんぴょん下りることが出来ます。ときどきお助けロープがあります

Img_1741s 590m地点でも尾根が分かれます。
寂れた感じの左の尾根は、前方に盛り上がる493m峰を越えていく楽しい道ですが、きょうは右。

ちょっとした岩稜を越えます。ここでシュンラン発見、嬉しい

里に近づくとダンコウバイの黄色の塊がグッと濃くなり、しばし足を止めて見入ってしまうほど。
じき水道施設を過ぎ、句碑の立つ月夜野沢コース登山口に下ります。

あとは満開のフサザクラなどを眺めながら、ぶらぶらと梁川駅に向かいました。

そうそう、帰りの電車から…裏高尾のカツラの花がそろそろ咲き始め、うっすらピンクになってました。
カタクリ、イワウチワ、ハナネコノメなども・・・咲きはじめたそうです。 
アア、春ですよ、春ですよ♪

Aaa
アサダ             ツノハジバミ(雌花)      おじぞうさん(尼さん?)

【コース】鳥沢07:45-とりつき08:20(15)-500m  09:00-282恩09:25-614m10:00-へそ水10:50-倉岳山11:30/12:10-747m12:50-590m 13:30-下山口14:00(10)-梁川14:25     
【地図】昭文社:高尾陣馬 2.5万地形図(上野原、大室山)

では また~  (^_^)/~

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棒ノ折山の裏庭で

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2010年3月14日 (日) 晴れ 

いつも奥多摩側から登っていた棒ノ折山に、秩父側から登ってみる。
名栗湖を囲む奥武蔵のなだらかな山並みは新鮮で、地図を見ながら名前を確かめているとワクワクしてくる。

P3140004s

白谷沢コースはお地蔵様のいる登山口から、ジグザグと杉林をあがってゆく。
杉の巨木の陰に祠を見た。

やがて沢に下りる、白谷沢は想像以上に切り立った崖や細い通路などの美しい沢だ。

P3140025s

ハナネコノメは咲き始めで葉もまだ小さいが岩肌にビッシリ。あと2週間もたてば、あたり一面、白い花で敷き詰められるのだろう。 コチャルメルソウは3分咲き、ツルネコノメソウもみかける。お花の多そうな楽しみな沢だ。これならイワタバコも?

Img_1492s

最後の白孔雀ノ滝は段差の大きな階段状に岩が重なりクサリがある。

Img_1515

やがて沢から離れ山道になるが、あい変わらず急登。じき林道に飛び出ると新しい東屋があった。周囲の山肌は一面の雪。標高が低いのにまだずいぶん残っている。

Img_1528s

ここで登山道を分かれ、杉林の枝尾根を力任せにグイグイ上がって行く。尾根に沿って鹿除けネットが張りめぐされており、ネットの外側を歩いたのだ。内側には作業道が見え、あちらの方が歩きやすそうなのにと思うが、もし出られなかったら困るしね、しょうがない、こっちを歩くか。

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エッサエッサ、両手両足で急な坂を登っていくのだが、油断すると雪でスベリ落ちてしまう。ふー、暑い、汗が噴き出す、前方の青い空に雑木の梢が透けて見えるぞ、やっと鹿除けネットが終わった。

杉林から雑木林に変わる。「なんて気持ちいいんだろう!」

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ふわっとした雪がおふとんに思えるほど気温が高い。
眩しい雪の平尾根はじき広場になり、広場の中心へ向かっていく。コナラ?やシデ類?リョウブ、いやはや何より太陽と青空と真っ白な雪。
お弁当は静かなこの雪原でいただくことになった、ヤッタァ!

Img_1533s

こういうお昼時間なら どんどん過ぎてしまっても、ちっとも惜しくない。谷を見下ろすとアレは?! 「ダンコウバイかな。まさか、マンサク?」「♪だったら嬉しい」

Img_1566s_3   

ドキドキしながら近づくとかなり高木に咲く花は、紛れもないマンサクだ、
はかない黄色は近づくと青い空に紛れ姿を消してしまう、
だからすぐ近くの真上の花には
気がつかなかったのだ。

Img_1577s

なんともここはマンサクの森だった。棒ノ折に向かう登りの尾根も、ずっとマンサクは咲き続けていた。雪とマンサク、春を知らせる花に囲まれ歩く贅沢。 

Img_1584s

棒ノ折山頂はなん組かのパーティが休んでいた。半分雪は解け泥んこ。
せっかく綺麗な靴で過ごせたのに汚れてしまう。
雄大な展望の秩父方面はぼやけてる、いかにも春らしい景色だ、

Img_1589a

下山はコンジリ峠から滝ノ平尾根。右ヒノキ林、左雑木の明るい尾根だが、気楽に下りるにはちと急だ。

岩茸石から白谷沢コースへの道が分かれる。きょうはこのまま滝ノ平尾根、
左の雑木林に点々と見える塊はマンサクだった、ここ数年会いたくても会えなかったマンサクの花が、ありふれた花としてここにはある。

Img_1604s

「河又→1.9㎞」で主尾根からヒノキ尾根になるとさすがに疲れてきた。急降下は変わりなく、根が張り出す道は歩きづらい。やがて川音が聞こえ、ぽっかり集落の上に出た。

名栗川の川原に降りクールダウン、残っていたパンを食べたりしながら、こんなショートコースなのにずいぶん豊かな一日を過ごせたなぁと、思う。ホントに楽しかった♪♪

【コース】 さわらびの湯P 08:10:-登山口 08:40-藤棚の滝09:10-林道10:10(10)-11:30/12:30-棒ノ折山13:15(20)-岩茸石14:00-白地平14:20(10)-下山口15:30-川原15:50(20)P16:10

Img_1544s  【地図】昭文社:奥武蔵・秩父  
     
2.5万:原市場

         

  では また~  (^_^)/~

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雪が輝く鉄砲木ノ頭~三国山  

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2010年3月11日 (木) 晴れ 

二日前 平地にべちゃべちゃの雪が降り、あっさり消えてしまったけれど、
どうやら山の雪は解けていないらしい。
ということで、出かけてみた

道路状況さえよければ、なるべく歩かないでも展望の得られる高所へと
国道413を西へ西へと走らせる、

Img_1363s_2  道志のクレソン畑

道路は すっかり除雪され1時間で平野の交差点、そのまま三国峠に向かう。
パララマ台には予想以上の人と車、路肩にずらりと縦列駐車、
「明神峠への通り抜けは出来ない」と立て札があったが、山梨側は確実に除雪されているようだ。


パノラマ台から三国峠までの間にも 富士山の撮影ポイントは何カ所もあるのに、
車は皆無。みんなここまで来ればいいのに。

Img_1475 パノラマ台~三国峠

三国峠には先着1台あり、ご夫婦が山仕度をされていた。
まずは 鉄砲木ノ頭に向かう。

往復の足跡一人分ついている、わたしは溝を脱出して平原にでる
枯れたすすきがチラホラ雪の上。
わ~~なんて空が青いんだ。 

Img_1367s

ズボッ! ズボッ! 雪面に乗れそうだったのに、靴が踏み抜く。ヘコヘコと、歩いていくが、ときどきは、雪の上を歩けたりもする。
勘がうまいこと働けば、あんがい踏み込まないでも歩いていけた。

暑い、 陽ざしが強い。 でも平原は頬を撫でる風が心地よい。

Img_1369s

やはりいつもより時間が掛かる。 でも、それがいい 
静かだし わくわくして楽しい、
いつもの道が未知の世界に繋がっているように思える。
だからあっさり到着したくない気持ちもある。

山頂到着、もちろんだれもいない、ああ 真っ白だ。 こんなに広かったっけ

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見下ろす山中湖 湖畔は白く縁取りされている。

Img_1380s

空は黒いように青い。湖面も青い。
富士山は驚くほど白い。 新しい雪の衣裳を着たばかりなんだよ、って言っている。

南アルプスは青空に溶け込みそうな儚い白、
御坂のモリモリした尾根、いつもより近くに見える。
おお、御正体山だよ。白く高く、険しそう、 
道志の山々も白装束、なんか見違えちゃうよ。

鉄砲木ノ頭の祠の石柵が休憩場だ。
アップルパイとコーヒー、贅沢なランチタイム。

Img_1381s 三国山~大洞山方向

三国峠に戻り、こんどは三国山に向かう、先ほどのご夫婦のかすかな足跡がある。
やはり雪が固く、こんどこそ踏み込まないで歩けそうだ、

いつもはあっさり登れるのに、こんなに急だったかと思う、
軽アイゼンでも持ってくればよかった。雪が滑るので歩きづらい、

Img_1402s

エッジを立てて歩くことに気がついて、楽になった。
それより木の間越しの丹沢には驚いた、
主脈があまりに白く気高くて、
一瞬 「どこの山?」と思ったほど。いやはやいやはや。  綺麗だわ・・・ 

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凍った雪の面には 氷の棒が積もっている、樹氷がバラバラとけ落ちて 
降り重なったのだ.ガシャガシャ と 氷の棒を砕きながら登るのだ。

三国山では先ほどのご夫婦が、休んでいらした。静かに気配を消していた。
ゴアイサツして、右折、大洞山方向にむかう、

Img_1423s

雪の道、「わたしは最初に歩く人」って、ラッセルするってことだけど    

この森を葉の落ちた季節に歩くのは 初めてかも知れない
だからハッキリ分かるのか
ここのぶなは・・・死にそうなぶな。

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まだ あんなに細い幹ばかりなのに、皮膚はガサガサで 枝振りは弱々しい。
哀しいブナたち  病気なのか?  復活できないの?

火山灰地に育つぶなは、こういうものなのだろうか?

Img_1445s それに反して、ヒメシャラは元気だ。

すらりとした手足を空に突きだしている。

づな坂峠の広場では、
元気なぶなを三本見つけた。ひと休み、


深閑とした雪の原 小鳥が囀る。
あんパンとコーヒーを いただく。

ああ、林の向こうは ずっとずっと青い空
木々の上から富士山が覗いているよ。

さぁ、戻ろう、
それにしても 気になる、ここのぶなたちの。。。、
そういえば この辺り、お花の数が めっきり減った。
一面に咲いていたはずのトリカブトすら 去年はひょろひょろしかなかったじゃない。 
オオナンバンギセルも、ほとんど見なくなってしまったし、
マツムシソウの花園は消えてしまった、
フジアザミだって数えるほどだよ

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この森は いったいどうしちゃったのだろう、
気にくわない、な~んか、気にくわないぞ。

【コース】三国峠P 10:20-鉄砲木ノ頭 11:00(10)-三国峠 11:30-三国山 12:00(10)-づな坂峠 12:40(20)-三国山 13:30-P 13:45
【地図】昭文社:富士山  2.5万:富士吉田

Img_1464s 下り道

では また~  (^_^)/~

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鉄砲木ノ頭から

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険し楽し♪弁天の尾根

2010年3月4日 (木) くもりのち小雨 

Img_1275s 山はもう春、ダンコウバイ

午後からの雨が心配 なら、温泉に行こう、ついでの山にも登っちゃえ
という ノリで 七沢温泉のついでの鐘ヶ嶽登山の計画。
それでも 初めての道でのぼってみようと 広沢寺無料駐車場に入りました。

山ノ神隧道に繋がる林道の 右側には棚田や茶畑が広がっています

Img_1260

せせらぎ、梅の花や柚子の実、点在する農家、遠くにお墓、日本のなつかしい(自分の子どもの頃の風景とは違うのだけど、なつかしい)原風景です。
四季それぞれも、さぞかし ・・・・。

Img_1263s 弁天の森キャンプ場への道を分け大沢川を越えると、左に見える高なりがきょうの尾根。

とりつきを探しつつ歩いていると「大釜弁財天道」という石柱が立ち民家の裏に細道が続いていました。

石標には、かつて大勢の人が参拝や山仕事のために通った、とあります。 「では、ここから登りましょ」

← 石柱の側面に説明書きが

杉林は歩きやすくサクサク登っていけます。
道は左に尾根を巻いてしまう大釜弁天に繋がる思う)ので、わたしたちは尾根に忠実に登っていきます。

20分ほどで一気に開け雑木林になりました
(300m)。

Img_1273s 「すごい、やった!」
「静かで涼しげで、うふっ」

喜々としてなごみ系の尾根道を歩いていきます。

「大きな樅の木だこと」

「ねぇ、ダンコウバイの花?!」
「もう咲いているんだ」
見下ろせば谷側にはいくつもの黄色い塊が見えました。
知らないうちに山には春が訪れていたのです。

左側(南)が芝地のようにみえるのは「水源の森」の広大な伐採地だから。

わたしたちは鹿柵にそって歩いているのです。
斜め前方には低いけれどかなり凸凹な稜線が横たわっています、弁天の森キャンプ場からの515m峰(下弁天)や550m峰(中弁天)の尾根で、松の木雑木を載せて楽しそう♪

Img_1287s

だんだん尾根が痩せてきました。鹿柵も稜線ギリな所に張られているし、正面に赤い脚立が柵を跨いでいます。
これは「鹿柵の中に入れ、ということかしら、と乗り越えてみましたが、やっぱりこのまま出られないと困ると気づき、即脱出。

結局入って出ただけでした。  

Img_1292s

鹿柵の外側の細々とした道を辿っていきます。
アセビの密集を潜りながらすりぬけ、再び稜線に乗ると、凸凹のメリハリが際立ってきました。
「そろそろランチに」と目の前の凸を上り詰めると、
すぐ先にはもっと良さげな凸が待ってます。
「じゃ、あそこまで」とひと登りしてみたら、次の凸がもっといい感じ。

Img_1300s

というわけでいくつも凸凹凸凹をこえ、「宜しい」と意見一致したところで 
ようやく腰を下ろしました 「お疲れぇ」「めしめしめ…」  

そこは「上弁天」と標柱にマジック書きされた570m峰。展望はよろしい。
ただ 定員は5人までかな? 

この先は、ますますもってヤセ尾根。その尾根にヤブツバキの大木が一本、赤い花をたわわに咲かせていました、可愛く豪華、ひとときの静けさに心遊ばせます

Img_1316s

この尾根、ホントにメリハリのあること。
手足をフル活躍の四駆状態でよじ登っていかねばなりません。
張りだした木の根がネットのよう。

Img_1318s

鞍部は、そうそう、御上人ノタルを思い出します。

「弁天見晴し」のピーク(605m)には、立派な道標が立っていました。
あ、思い出しました。以前、展望台Bから下山し、上弁天~中弁天~キャンプ場に下ったことありましたっけ。(あの時はなんの自覚もなかった) 

次が「展望台B」のT字路(650m)、左は「すりばち広場」を経て大山方面、右が鐘ヶ嶽。
今回は右折です。

ヤブツバキの赤い花やシキミのうすみどりの花がよく咲いて楽しい尾根 。
左は植林帯で鹿柵が続いています。
ときどきピックリするような急降下になります、それがまた面白い。

そろそろ林道が見え隠れしてきたとき、尾根が分かれ、鹿柵沿いの右は林道のゲートまでの近道、でもわたしたちは山ノ神の分岐を踏みたいので左の尾根を行きます


Photo  いよいよ増す急降下、

 左が大きくえぐれています。

Img_1342s_2  大桜の根が
 浮き上がっています。

 驚いたり感心したりし
 ながら下るうち、
 山ノ神の分岐に到着です。

 すでに14時

 温泉にも行くことだし
 きょうは鐘ヶ嶽は登らず
 下山することにしました

 
 

10分でトイレのある隧道入り口に到着。

杉林の林道を歩くこと15分、辺りに良い香りが漂いはじめ、じき最初の民家(廃屋)を見ます。

Img_1350s Photo_2

たくさんの梅の木が満開になっていました、さっきの香りはここからやってきたのです。
ピンクの垂れの梅や苔むした石祠、いい感じの里の雰囲気です。

Photo_3

やがて視界が開け、けさ見た棚田があらわれました。

Img_1361s_2  とりつきの「大釜弁財天道」石標と再会、のどかな里山の風景のなかを のんびり歩いて駐車場に、広沢寺の下向き地蔵さんが出迎えてくださいました。

【コース】 広沢寺無料P10:50-とりつき10:55-上弁天12:30/13:00-弁天見晴13:20- 見晴B13:25-天神さま14:00-隧道14:10-P14:50→七沢温泉玉川館(\1000日帰り入浴)
【地図】昭文社:丹沢 2.5万地形図(厚木)  


では また~  (^_^)/~

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