雪の九鬼山
2010年1月14日 (木) 晴れ
おととい、けっこうな雪降りだったようです。中央線の車窓から見下ろす田んぼや道路、家々の屋根は真っ白だし、前道志の鳥屋山~倉岳も大分積もっていました。
禾生駅に下りると、ホームは雪かきが済み、小さな駅舎内では火鉢に乗せられた鉄瓶がチンチン沸いていました。
落合橋から朝日川沿いに右折し、レトロ感たっぷりなアーチ型レンガ造りの落合水路橋を潜ります。
きょうはラクチンな杉山新道を登ります。登山口から雪の道、まだ誰も歩いていな道でした。あばら沢出合では 「山腹道1号路」を選択。「みゆき尾根」方向は草深く雪がかぶっていました(みゆき尾根は2005年11月)
歩きやすい1号路といえども、登山道脇の笹の雪が道にしなだれかかり、ザックや帽子が雪まみれになってしまいます。
じき 植林のジグザグ道になると快調に高度を稼げます、
あっけなくみゆき尾根に合流できました(弥生峠)
けれど、どこもかしこも雪でザックが下ろせない。
そのまま山頂直下の富士見台まで歩いてしまいました
「わっお、」す んばらしい富士山、雪煙をあげて寒そう。
北風が吹き抜けるし、ベンチには雪が積もっているので 九鬼山の山頂まで行ってしまいます。
山頂付近には 謎の文字テープ
「立入禁止」は意味不明 と みなで謎解き 枯れ木ばかりに張ってあるの気づき
「登るな危険」「触るな危険」の意味ではないかと 判断しました
そして九鬼山の山頂へ!
山頂からは 大菩薩から大峰その奥の雲取山など奥多摩の見晴らしが素晴らしい。
やはり雪に覆われていたので、すぐ北の尾根を下りました。
なうての岩道ですが、雪がかぶっている分、怖さは半分ですんだかも。
ロープあり。岩道が終わりホッとしたところで、道は尾根を外れ左の尾根をトラバースします、
トラバース道もまっさらな雪のまま、ちょっくら緊張するけどワクワクも大きい。
最後はご褒美で、銀色のクリスマス・イルミネーションのような梢のアーチを潜ることができます。
アーチが終わると陽ざしがどっと押し寄せる雑木林。
明るい道は 紺屋の休場へとわたしたちを導いていきます
「11時半だけどランチにしましょ♪」 紺屋の休場は見晴らしの良い展望地。
桂川沿いに開ける集落や田んぼ、高速道路や富士急の線路が鳥瞰できます。
下りてきたばかりの九鬼山が堂々と立派だし、富士山も、大菩薩も!!
ベンチの雪をのけてハイテンションなランチタイムになりました。
札金(サッカネ)峠は暗い切通しです。目の前の急坂を一気に登り馬立山に立ち、
少し戻って田野倉尾根(7667m植野山を通る)に入ります。
午後の田野倉尾根は陽ざしいっぱいで、とても明るい。
途中、、南側が開け風も来ないという絶好な場所でティタイム。
真正面の富士山や、下りたばかりの九鬼山を惚れぼれと眺め、ゆっくりしました。
きょうの山行きの良い締めくくりでした
【コース】 禾生08:05-落合橋08:15-登山口08:35-弥生峠09:35- 久美山10:05-富士見台10:15-九鬼山 10:25-紺屋の休場11;20/11:45-札金峠12:00-馬立山頂13:05-下山口14:55-田野倉15:00→(タクシー\1700)大月15:15
【地図】昭文社:高尾陣馬 2.5万:大月、都留
では また~ (^_^)/~
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