道志の紅葉☆山はカラマツ渓谷モミジ
(写真はポップアップウインドウで拡大できます)
2009年11月8日 (日) うす曇のち快晴
突然決行のモミジ狩りには 格好なショートコースでございますよ
【道坂トンネル西口から今倉山に】
トンネル西口から登り始める雑木林はそろそろ色づき始めたばかり
もう終わりかけではという予想ははずれた。
10分ほどで道坂峠の稜線に出るとつややかな熊笹がひろがる
「今倉山はまずコレ、元気でよかった」と来るたびにそう思う。
抜けるような青い空に 葉を落とした雑木の枝が白っぽく見える
テンニンソウの枯れ穂がそよいでいる、しみじみ「秋だなぁ」と思う
左側がひらけると向こうの山腹はまっ黄色、眼下にもから松林がうねってた
遠く今倉山~赤岩への稜線は裸木のつらなり。
【今倉山東峰,西峰、西ヶ原】
東峰の山頂がなんだか荒れた気がするのは思いすぎ?
すっかり葉の落ちた稜線は少しさびしげだ、
北側が伐採されたので日当たりがよくなったけれど。
西方の岩場に出るとなんと富士山が形よい姿を見せてくれた
御正体山とのツーショットをパチリ
岩っぽい道を急降下し、痩せたカラ松林の西ヶ原から登りかえす、
夏にはレンゲショウマやトリカブトも咲いている何のへんてつもない雑木林は
動物たちの天国だ、今はイノシシファミリーが大暴れ、地面の掘り返しはすさまじい。
木の根を食ってるんだろ それにしても食いすぎだよ?
【赤岩(松山)】
やがて 潅木帯から落ち着いたブナ林になる。
山のぬしのぶな
倒れた老木から新しい株が何本も育っている。
根っこは空中から下に向かって伸び地面に突きささっていた
赤岩に出ると期待の展望は霞にぼやけていた
けれど誰もおとずれない小ピークは 静けさそのもの
見上げる空があまりに青く純粋で その下にいられることが嬉しい
とんびが悠々と旋回してる 大空の広がりを目いっぱい自分のお庭にして飛んでるんだよ
・
【西ヶ原から沢コースを下る】
西ヶ原の道標にはしっかり記されているルートだけど、じっさいはちょっとあやふやなところもある、
小さいけれど崩壊地を横切らなくてはならないので 悪天候のときは要注意だ。
渓谷に入ると、急な岩場を乗り越えながらで おもしろい。
経路に分かりずらい箇所がある 道を探して下りるのは パズルを解くようでそこがまた面白い
下るにつれ、紅葉が鮮やかになってきた
渓谷とイロハモミジは よい絵になる
渓谷から離れふもとに近づくについれて 穏やかな里の山道となり
国道に出ると わっと押し寄せるようなカラマツの黄葉のうねりがあった
【コース】 道坂トンネル西口 10:40-今倉山 12:00(10)- 赤岩 13:20/14:00-P15:10
【地図】昭文社:高尾陣馬
では また~ (^_^)/~
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紅葉はいよいよ ご近所の公園が 見ごろになってきましたね
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コメント
ヤヤッ、立派な道標が!
こんなのあったけな~、という感じです。
道坂峠のところ、確かクマザサだったような
記憶ですが、違いましたっけ?
投稿: タカ | 2009年11月20日 (金) 07時42分
あそこは 道坂トンネルが新しくなってから
そして 月待ちの湯というのができたから
都留市が 道坂トンネル~今倉山~二十六夜山~温泉の
ルートを整備したのです。
この数年のことです
ツアーも来ちゃいます
投稿: ba_sobu | 2009年11月21日 (土) 16時52分
今晩は。西ヶ原からの下りのコースは小生も下ったことがありますが、「分かりずらい箇所がある」は同感です。小生はかなり下ってから左岸側が伐採跡のところから右岸へわたる(おそらく)ところで踏み跡がなくなったので沢をそのまま下りました。少し下ると堰堤が出てきたので右岸側に這い上がると良い道があり、林道まで直ぐでした。あまりハイカーの入らない沢沿いの下りは要注意ですね。
投稿: AKIO | 2009年11月22日 (日) 23時29分
AKIOさんこんばんわ
この道は便利だし渓谷のようすも良いので時々歩くのですが
下りは 分かちづらい所がありますね。
なんど降りても ???なことがあります
登山口や西ヶ原の道標は新しいので、つられてホイホイ降りると 要注意。
台風のあとなど 沢の様子が変わっていることもあるかもしれません。
投稿: ba_sobu | 2009年11月23日 (月) 21時17分