目くるめく紅葉の小管道
(写真はポップアップウインドウで拡大できます)
2009年10月29日 (木) 晴れ
帰りの道には散ったばかりのもみぢ敷き詰め、
レッドカーペットを歩く贅沢
【コース】 林道終点08:00-1120m 08:30- 1350m 09:15-フルコンバ 10:00(15)-大菩薩峠11:00/(40)-石丸峠12:15(60)-カヤノオ分岐14:45-林道終点 15:30
【地図】 昭文社:大菩薩 2.5万:小菅村図
もう遅いかと心配しながらたどり着いた小菅川の 雄滝のさらに奥の林道終点。
周辺の森はまだ緑ぽかったので、ほっと胸をなでおろしました
さっそく尾根に取りつき、日向沢からの登山道に合流、まずはフルコンバを目指します。
赤沢登山口からの道と合流すると、陽射しをうけて燃える、小菅の森が待っていました
ブナはオレンジがかり、ミズナラは激しい黄色
抜けたようなレモン色のコシアブラは清々しく
ひときわ大きな丸い葉っぱはなに?
笹はつややかな緑に光り道を縁取れば、カラマツの黄色は青空に映えています
こんな素晴らしい紅葉を見られるのは たっぷりな陽射しのおかげです
ヒノキの森も涼しくていいわ・・なんてほどですから
標高が上がるにしたがって、紅葉の渦もだんだんに収まり
ツガなどの濃い緑を見るようになります
するとそこはもう フルコンバの草地
開けた展望や青空を眺めて休憩。体中の細胞がヨロコンデいます。
木々の葉は落ち、幹は裸の美しさを晒しています。
ニワタシバから山腹を巻く道のなんとも誘惑的なこと! でも今回も見送り、峠に向かいます
峠には秋の佳き日 大勢の登山者でにぎわっていました。
介山荘で瓦せんべいを購入し、南へと、熊沢山を越えてゆきます。→
ピークを越えれば石丸峠を見下ろす防火帯の上、きょうはここでランチ。
心や体の荷をほどき、すっかりくつろぐ至福の時間
正面には小金沢山が立派です
下山は牛の寝どおり、
最初はけっこう急な岩道です、
降り積もった落ち葉に根っこや石が隠れているので要注意
とっとと落葉を済ませたダケカンバの、メタリックな白い幹が青空に映えています。
榧ノ尾の先で分岐を左に折れると、ここからが紅葉のハイライト!
陽ざしが弱まり、写真に撮り切れないのが口惜しい限りですが、、すごい、すごい
木々のスキマから覗く対岸の尾根もすごい
散ったばかりの落ち葉のしきつめられた道を歩く、なんと贅沢なのでしょう(トップ写真)
やがて川音が聞こえ、ワザビ田に出ました。
小管川までもうすぐの、この辺りの木々は緑色、またそれも美しい。
僅かな距離の間にさまざまな季節を味わえるなんて
なんといっても お日さまのおかげです
ほんとに きょうは ありがとう
では また~ (^_^)/~
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コメント
こんばんは。小菅もやはり想像していた通り素晴らしいですね。小生も二ワタシバから牛の寝への巡視路をこの時期に再訪するつもりだったのですが行けませんでした。紅葉の時期は重なりますが体は一つですし。今年の小菅川はこのサイトで目の保養をさせて頂いて、来秋の楽しみにしておこうと考えているところです。
投稿: AKIO | 2009年11月 1日 (日) 18時09分
ニワタシバからの巡視路 !
いつか行きたい ぜったい行くぞ と 思っているのですが、なかなか行かれません
ちょろっとのぞいてみたところ それはそれは・・・☆☆☆
AKIOさんは どの季節に歩かれたのですか?
投稿: ba_sobu | 2009年11月 1日 (日) 23時07分
タカも荷渡場通って来ました。
こちらは、31日の土曜日。
投稿: タカ | 2009年11月 2日 (月) 07時30分
ニワタシバからの巡視路は、確かこのサイトで教えて頂いたので今年の9月初めに行きました。(以前牛の寝を下った時、この山道はどこへ行くのだろう?と思っていました。)牛の寝からではなくニワタシバから牛の寝へ歩きました。1時間くらいで高低差は200mあまりの下りです。その時はまだ暑い時なので、雄滝と白糸の滝に立ち寄って小菅へ下りました。樹相が気にいったので紅葉の時再訪しようと思っていたのですが、来年の楽しみがまた一つ増えたようです。
投稿: AKIO | 2009年11月 2日 (月) 19時43分
タカさん AKIOさん
ニワタシバの道 なかなか よさそうですね
タカさんはわたしたちのちょっと後
あの道の紅葉は尾根筋と比べてどうですか
もう葉が落ちてましたでしょおうか?
AKIOさん 1時間とはありがたい情報です
う~~~ん どの季節に行こうかなぁ
投稿: ba_sobu | 2009年11月 4日 (水) 05時28分