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秋の北アルプス 新穂高から紅葉抜けて鏡平に

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2009年10月9日 (金) 晴れのち 曇り 

夏に行き損ねた笠ヶ岳  なんと 秋の佳き日に訪ねることができました 
ヤッホー!

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ここから山に入る

今回もまた台風がうろつき やきもきしてしまいましたが、どうにか駆け抜けてくれたよう
よっしゃ、秋山を満喫するぞっ!

Pa090004_3 A君のおかげで早朝に新穂高到着、
ちらほら登山者を見かけます。 平日のためか 無料駐車場はまだ空きがありました。

「心おきなく山を愉しむなら弓折乗越経由でネ」というアドバイスをうけ、まずは鏡平を目指すことに。

ゆっくり身仕度をすませ、8:30 登山開始

左俣谷沿いの林道にはまだ日が入らず、激しい沢音が谷底にこだましています。
朝のひやっとiた空気、緊張感と高揚感で、音や匂いや皮膚がとても敏感になっているのが分かります。

笠新道登山口、わさび平小屋をすぎ、10:20頃、ひらけた河原の小池新道のスタート地点に立ちました。(トップ写真)

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おお、怖いほどの青い空、
いつの間にか太陽は天高く、
色づき始めた山々を輝かせています。
流れにはイワナたちがス~ッス~ッと見え隠れ、いますぐ川に入って遊びたそうなA君を促し歩き出しました。

オオツリバナやナナカマドは真っ赤に、クサギ、ウドも実を結び、ヒヨドリバナやヤマハハコの花はカサカサになってアチコチに群れています。

Img_1666s_2 そんな光景も秋らしくていいなぁと思いながら 石ころ道を一歩一歩登って行きました。 

以前、下りで疲れて嫌だったこの道が、登って行く時はこんなにも楽しいなんて♪

日が高くなるにつれ 暑さは増し息が上がってきました。
ザックにつけた温度計はなんと28℃、半袖がちょうどいい感じです。

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秩父沢、秩父小沢、……むんむんした緑に埋もれていた印象の沢は明るく開け 夏とはまったく違う印象です、

この橋も、もうすぐ外されるとか、
そうしたら山は動物たちの静かな世界に戻るんだなぁ 
←  秩父沢

ジグザグ 沢道、ゴロゴロ道をひたすら登って行きます。

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イタドリヶ原、

Img_1681s そして シシウドヶ原

……空気が入れ替わったのです。上空は重い雲に覆われ 気温は10℃。
どおりで寒いわけだ

霧は濃くなり、紅葉した木々もミルク色に包まれ見えなくなってしまいました

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淡々と石畳を登って行きます

木道が出てきました 
小屋はもうすぐ、、
と思っちゃうから なかなか着かない(笑)

鏡平山荘到着は 13:45

小屋前のベンチで ランチの予定でしたが あまりに寒く、
そそくさとお湯を沸かし、(それが沸いてくれないのだ) インスタントラーメンにウインナをぶち込み、食堂にていただきました。
(鏡平山荘では 自炊は屋外で、食事は、使っていなければ食堂でOKです)

Img_1702s ストーブには火が入ったばかり
ブルルルル・・・・
なかなか部屋が暖まりません
上段を指定されたのは 少しはラーッキーだったかな?

3人用ブースに 2人~3人程度、暖房を入れているのはおそらくこの部屋だけで お客さんは少なかったようです

一人2枚の柔らかなマイヤー毛布にかけぶとん
おかげで 真夜中は暑くて ふー 

あしたは 5時間行程です。  贅沢な一日になるだろうな 

【コース】 新穂高 08:30-中崎橋09:25(10)-小池新道 10:20(10)- 秩父沢 11:30-イタドリヶ原 12:10(10)- シシウドヶ原 12:40(10)-鏡平山荘 13:45(小屋泊)
二食8800円 
【地図】昭文社:上高地槍穂高 

小池新道にて
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ヒヨドリバナ                        オオツリバナ

二日目いよいよ笠ヶ岳へ に 続きま~す

では また~  (^_^)/~

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